アミン被告は酒に酔っていて犯行当時のはっきりした記憶がなく、防犯カメラの映像を見て初めて「女性が本当に怖がっていた」と感じ、反省の気持ちを持ったということです。
逮捕後、女性に謝罪文を出し、8万6000円を支払って示談が成立していて、被害女性は被告に「寛大な判決」を望んでいるといいます。

アミン被告:「今回のようなことは本当に初めてで、私にとってはトラウマになる人生の出来事ですので、もう二度と同じような目に遭いたいと思っていません。外で集まって酒を飲むなど友人との関係についても改めなければならないと思います」

検察側は、当時の記憶がないとしても「犯行は性的な目的だった」として、被告に懲役1年6か月を求刑。
弁護側は、被告は真摯に反省しており、被害者も寛大な処分を求めているとして執行猶予付きの判決を求めました。

刑法改正で新設された「不同意わいせつ罪」による裁判は、富山地裁では初めて。判決公判は11月22日の予定です。