給食「残さずに」 トラブル頻発
指導行き過ぎ拒食症や不登校、背景に残飯削減
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小中学校の児童生徒が教員から給食を完食するよう指導されたことがきっかけで、不登校になったり体調を崩したりするトラブルが相次いでいる。2017年に設立された支援団体には1日約10件のペースで相談が寄せられる。指導の行き過ぎを理由とする教員の処分や保護者の提訴につながった例もあり、指導のあり方が問われている。
「クラスメートの前で先生に魚を口に突っ込まれ、飲み込むまで見張られた」。千葉県の定時制高校...