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思い出の選りすぐりのシーンだけ、集めてみました。
今日は特集・2019/20 V-2藤岡大会⑤です。
面白い記事を見つけた。
会場に足を踏み入れた瞬間から盛り上がりが半端じゃない。客席からはヤジではなく、応援するコールと相手チームへのブーイングのみが飛び出している。なんだろう、とても好感度の高い印象を受けた。
新日本プロレスはBリーグから学べ、という。
以下、記載する。
会場入り口で配られる冊子は開くといきなり応援ボードになる。ホームチームの入場時にはそれを掲げて、選手たちへエールを贈る。
効率的かつ会場全体の一体感を作るにはピッタリの演出だと感じた。
また、ホームチームのアドバンテージが半端じゃなく高いこともBリーグの楽しみ方ではないだろうか。
ホームチームがオフェンス時にはテンションの上がる音楽が流れ出し、会場全体でコールを行う。逆にディフェンス時には、ピンチをイメージさせるような楽曲で雰囲気を作る。
コートにいる選手からすればもう慣れっこかもしれないが、はじめて足を踏み入れた者としては驚きの方が多かった。
ホームチームとアウェイチームでここまで雰囲気が違う状況を作ってしまうとは。簡単に言えばアウェイチームは会場にいた8割〜9割の観客にブーイングを浴びながら試合をするようなもの。
明らかにパフォーマンスに影響するかと思いきや、僕が見た試合はアウェイのチームが勝利を掴んだ。
そうなのだ。Bリーグのアウェイチームを見ていて感じたのは、アウェイというよりもヒールという感じがあったのだ。
(部分省略)
ホームチームの敵だからブーイングするけど、試合が終われば爽やかに相手チームも讃えることができる。ホームチームへ悪口を言う声も聞こえてこない。
試合を見た結果、また見に行きたいなぁと思える。Bリーグ人気が上がってきた背景にはこうした会場での努力があったのだ。
そして、まだ演出面でのこだわりは続く。
(部分省略)
Bリーグも若干ではあるが、実況・解説の声が天から降ってくるケースがある。
(部分省略)
バスケットホールはルール上、よく時計が止まる。その間を埋める施策が実況、解説ではなく、マスコットキャラクターとチアリーダーの仕事なのだ。
退屈な時間を作らない
退屈な瞬間を30秒以上作らない。
これくらいのイメージでとにかくマスコットキャラクターとチアリーダーが縦横無尽に動き回り会場を盛り上げる。
試合を見て楽しい。そうしたエンターテインメントを見ても楽しい。2軸の楽しさがあった。
チアリーダーがTシャツをプレゼントしてみたり、マスコットキャラクターが謎の踊りを披露してみたい。とにかく退屈する隙間時間が生まれないように徹底されているのがBリーグの試合の特徴だ。
(部分省略)
公式のチアリーダーたちがコールを煽るため、安心してその波に乗ることができる。
この声を出せばいいんだ。という安心感は自由に声を出してね?という状況よりも随分と心理的に楽だった。
これはBリーグ全体の企業努力というべき点だ。
新日本プロレスも勝ち組だが、Bリーグにほ新規参入という強みがあり、過去の既成概念に捕らわれない柔軟さがある。
V-leagueも一度、過去のこだわりを捨て、より新しいものに挑戦する必要があるのかもしれない。
ライバルはバスケットボールばかりではない。
かつて繁栄を極めながら低迷したボーリングの復権を目指すP★leagueもしかり。
目指すは"他所で味わえない充実感"