高齢化に伴い医療費が伸びることはやむを得ませんが、その伸び率を賃金の伸び率以下に抑えないと、支え手である現役世代の社会保険料は増高し、手取りは減り続けます。
こうした意見を書いたら、案の定、批判を頂戴しています。謙虚に耳を傾けたいと思います。
私自身、イノベーションを推進するための薬価引き上げや、優秀な勤務医さんの待遇改善が必要であることは十分理解しています。ただ、現役世代の社会保険料負担をこれ以上増やさないためには、やはり、医療費の伸びを賃金の伸び率以下に抑えるしか方法はないのではないでしょうか。
仮に、後期高齢者の自己負担を原則3割に引き上げても、1兆円程度の財政改善効果しか出ないのが現実です。事態を劇的に改善する妙案があればご教示いただきたいと思います。
なお、国民民主党は、賃上げ率が高ければ高いほど医療費抑制の度合いは小さくて済むので、とにかく「給料が上がる経済の実現」を最優先に置いた経済政策を唱えています。持続的な賃上げなくして改革は困難だと考えるからです。
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