INTPの私の大したことはないメモ②
そう言えば(この前置きなく唐突に話したいことを話し始めるのもINTPに関係があるか?)、妹に16PersonalitiesをやってもらったところENTJ(https://www.16personalities.com/ja/entj%E5%9E%8B%E3%81%AE%E6%80%A7%E6%A0%BC)という結果で外向型94%だった。
気づけば海外に遊びに行っている妹で、直感的、論理的な気質以外はお互い真逆に思える姉妹なのだけれど、感情でなく論理で会話できるのでとても気が合う。
不思議なのは幼少期、私と妹では外向型と内向型を周囲からは逆に見られていた…ということ。この謎はまたの機会に少し考えてみたい。
さて今回メモしておきたいのはINTPの視点が他人とズレまくる事象について。
私は某オンラインゲームRPGを楽しんでいる。ロール(※1)やエンドコンテンツ(※2)におけるギミック(※3)がかなりしっかりと作られているゲームだ。
※1 ロール…ジョブやクラスをもとに決定されている役割のこと。防御役(タンク)、攻撃役(アタッカー)、回復役(ヒーラー)など。
※2 エンドコンテンツ…RPGなどのゲームで最高レベルに達した後でも、何度も挑戦し楽しむことが出来るコンテンツを指す。特に繰り返し遊ぶため高難度に設定されていたり、レア装備や素材などがドロップする傾向にある。
Game Lexicon ゲーム大辞典 (http://game-lexicon.jp/)
※3 ギミック…ゲームにおいては、コンテンツをクリアする上で突破しなければならない仕掛けや仕組み。
エンドコンテンツともなればクリアを目指すために組んだパーティーでギミックについての話し合いが行われる場面も多々ある。
その際、INTP的な壁が3つ存在する、と感じている。
他人が話している内容が全く理解できないことがある
コンテンツに取り組み始めたとき〜理解が50%程度進むまでの間によくある。
Aさん「〇〇〇の処理のとき北側に行ったほうがいいよね」
Bさん「2回目の〇〇〇だよね、了解」
えっ…〇〇〇ってなに?←そこから
そんなのあった?2回目?てことは、1回目があった?•́ω•̀)???
不思議な話で、同時に攻略を開始していても自分だけ理解していないことが多い。
Cさん「ほら、△△の後の〇〇〇だよ」
と、説明されてもわからない場合が多い。
じっくり思考せずとりあえずバトルのタイムラインに乗っているからなのではないかと思うが、ちょっと自信はない。全く他の部分を見ている可能性も高い。
日常生活でもあって、何の話かよくわからない状態、まだ意識が向いていない事柄について長々と早口で話されると一文字も理解していないことがある。なのでできれば、スケジュールなどの重要なことはメールで文字に残して伝えてほしいと言う。
しかしこれにもまた問題があって、スケジュールなどは構わないがゲーム上のギミックなどについては文字では理解できなかったりする。この件に関してはINTPは無関係で、学習法として私には文章で説明されることが合っていないだけかもしれない。
自分の視点が他人に伝わらないことがよくある
上記と似たようで違う壁となるもの。
自分が理解できていない、理解したいものについて他人になかなか伝わらない。ギミックの理解度50%〜100%になるまでによくある。
とあるギミックで、私は南側に立ち自分の「右側に現れる黒い床」を見ていた。別の人は北東に立ち、その床を「左に出る紫」と表現していた。
このような視点と感覚の違いにより話が噛み合わないという場合もあるため、自分の表現も、他人の表現の仕方にも注意をするようにはなった。ただし、これは問題の本質が単純だった場合。
INTP的な視点が他人に伝わらない場合は、本当に、とことん伝わらない。
「ここで外周から攻撃が飛んでくる」というギミックがあったとき、通常であればそれを避ける!で一件落着となるのではないかと思う。
INTPは「それがなぜ飛んでくるのか」「どういった経緯で飛んでくるのか」「飛んできているのは何か」などなど……正直、コンテンツのクリアには必須ではない理屈や情報が気になって仕方がない。
しかも、それらを理屈として理解できないとミスが多いままとなる。漠然と「とりあえずただ避ければいいだけ」というのが通用しないのだ。
第三者からしてみたら面倒極まりないタイプだと思う。
また別のギミックでの避け方についても、「こういう動きで避ければ攻撃にあたらないから」と教えられたとき、「その表面的な避け方については知っている。でもなぜそうすれば避けられのか仔細がないし、実際避けられていない。ということはこの解説には何か抜け落ちている点があり、故に私は理解に至っていない。」と、しっくりくる解説をされるまでずっと悩む羽目になった。
第三者からしてみたら面倒極まりないタイプだと思う。
良い点としては、理屈での理解が進んでくると、同進行度の他者よりも多めに理解ができていて、ミスが激減するところだ。
壁にぶつかるとそれ自体が莫大なストレスになる
これら自分の理解の進まなさ、自分の視点の伝わらなさがとても高い壁として感じられることがある。
もちろんこの壁を這い上がった先に拓ける視界があるということも知ってはいるが、この二つの壁のストレスを感じすぎると精神状態が悪くなる。これが3つ目の壁だ。
INTPはあちこちに視点が飛ぶし、考えなくてもよさそうなことまで執拗に考えている。そしてその状態が理解されないとき(例えば、善意でも「そうじゃなくて、こうでしょ」「考えなくていい」「どうでもよくない?」と言われたり)にもストレスを感じたりする。
じっくり考えてきちんと整理して理解する時間と、病みそうなら一旦休止して他のことをしてみることが大切なのだと考える。
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