徳島の県立高校などで配布されているタブレット端末のうち2割にあたる約3500台が故障して県が対応に追われています。

 徳島県教育委員会によりますと、県立高校など29校では2020年度から中国・ツーウェイ社製のタブレット端末が生徒1人につき1台、合計1万6500台が配布されています。しかし今年7月以降、バッテリーが膨張するなどの故障が相次ぎ、全体の2割にあたる約3500台が不足しているということです。

 徳島県の後藤田正純知事は会見で、不足分の調達を急ぐ考えを表明。また、以前にも同じメーカーのタブレットに不具合が起きていたと明らかにして、教育委員会による入札や調達に問題がなかったか検証するとしています。