左膝を負傷したサビルの途中棄権で大坂なおみが2回戦へ [東レPPO]

写真は負傷したダリア・サビル(オーストラリア/左)を心配してタオルを手に駆け寄る大坂なおみ(フリー)(Getty Images)


 3年ぶりの開催となる国内最大のWTAツアー公式戦「東レ パン・パシフィック・オープンテニス」(WTA500/東京都江東区・有明コロシアムおよび有明テニスの森公園コート/本戦9月19~25日/賞金総額75万7900ドル/ハードコート)の女子シングルス1回戦で左膝を負傷したダリア・サビル(オーストラリア)が棄権したため、僅か14分で大坂なおみ(フリー)の勝利が決まった。

 第1ゲームを大坂がキープしたあと第2ゲームでサビルがフォアハンドのウィナーを決めたときに左膝を痛め、治療を受けたが試合続行は無理と判断してリタイアを申し入れた。

 今大会に3年ぶり8度目(2013年と14年の予選敗退を含む)の出場となる24歳の大坂は、前回開催された2019年にタイトルを獲得。2016年と18年に続く3度目の決勝でアナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)を6-2 6-3で倒し、生まれ故郷の大阪で栄冠を勝ち獲った。

 この結果で大坂は、サビルとの対戦成績を1勝1敗のタイに追いついた。両者は2016年8月にシンシナティ(WTAプレミア5/ハードコート)の予選で一度顔を合わせており、サビルが6-4 6-2で勝っていた。

 2022年シーズンの大坂はここまで10大会でプレーし、マイアミで準優勝するなど13勝9敗の戦績を残している。

 大坂は次のラウンドで、第5シードのベアトリス・アダッド マイア(ブラジル)と対戦する。アダッド マイアは1回戦で、ワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦した内藤祐希(亀田製菓)を6-4 6-2で下して勝ち上がった。

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写真◎Getty Images

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