ＮＨＫ朝ドラ「ブギウギ」出演のＯＳＫ翼和希が「わが心の大阪メロディー」で初歌唱に「レアなコラボが見どころ」

　ＮＨＫ朝の連続テレビ小説「ブギウギ」（月～土曜・前８時）に出演しているＯＳＫ日本歌劇団男役スター・翼和希が３０日、ＮＨＫ大阪ホールで３１日に開催される「わが心の大阪メロディー」（後７時３０分）のリハーサルに、女優の伊原六花と参加した。

　同歌劇団ＯＧの笠置シヅ子さんをモデルにした朝ドラで、ヒロイン・スズ子を女優の趣里が務めている。トップスター・橘アオイ役で出演している翼は、今回２２人のＯＳＫ劇団員とともに出演。「私はドラマの本編で歌の披露はございませんので、（伊原さんとの）レアなコラボが見どころだと思います」とアピールした。歌番組に出演するのも初めての体験で「いろんなものを吸収して帰りたいと思っています」と気合いを入れた。

　鈴子の少女時代を演じた澤井梨丘と、鈴子の弟を演じた又野暁仁も出演。リハーサルに参加した澤井は「緊張したけど、楽しかったです。（又野と）一緒に歌って踊るところもあるので見て下さい」とにっこり。翼の印象を聞かれた又野は「すごく厳しい先輩だと思ったけど、内側の心はみんなのためなのかなって思いました」と答え、翼が「なんていい子」と感激した。

　翼は朝ドラ効果で、ＯＳＫ日本歌劇団の名前が浸透していることを実感。歌劇団は昨年創立１００周年を迎え、今年１０１年目の新しい一歩を踏み出しており「お手紙でドラマを見てＯＳＫのことを知ったので、公演を見に行きますというお声もいただいています。このドラマはご褒美ですね」と笑顔で感謝した。