ミスiD2019 / ミスiD2019 クリエイティブは最高に優雅な復讐である賞 / ミスiD2019 家入一真賞

No.114
眉村ちあきマユムラチアキ
1996年9月12日生まれ (27才)
163cm / B89 W60 H89 /
自己紹介PR
ミスiDは暗いので私が照らしてあげよーっと!



将来の夢:世界

チャームポイント:どっちも耳にホクロがあるからどっちが右耳でどっちが左耳かわからないところ

特技:飛び

最近起きたウレシイ出来事:毎日

好きな映画:SPEC

好きなアーティスト、音楽:自分

「これだけは人に負けない!」というもの:フットワーク

人生で「これだけは経験しておきたい」こと:門松ごっこ

元気アイテム:ファン

あなたにとってのアイドル:自分
所属
株式会社 会社じゃないもん
審査員のコメント
大郷剛
この時、選考に立ち会えなかった事をとても後悔しています。
(選考委員用の動画は拝見しています)今年の選考で個人的には一番かと。
すでに活躍されていますが、これからどんどん上のステージへと売れて行くと予想はしています。
作詞、作曲、編曲 素晴らしい才能!
大森靖子
眉村ちあきが眉村ちあきを信じる力が強すぎてすごいです。
私と似てるところはわりと何一つありません。
私が作った道がすこし、気がつかないうちに女性のソロライブミュージシャンが歩き易いようになっていればいいなとは思うのですが、眉村さんはそこをポポポヨーンとか言いながら宇宙服で浮遊するような人だと思うので、関係なくハッピーですね。
小林司
「ミスiDは暗いので私が照らしてあげよーっと!」と明るく飛び込んできてくれた、弾き語りトラックメイカーアイドル。
(株)会社じゃないもん代表取締役で、ミスiDのカメラテスト前に出た「ゴッドタン」でブレイク第一歩を踏み出し、ミスiD期間がそのまま彼女のブレイクスルーストーリーと重なるというすごいタイミングだったのもある意味歴史的でした。
とんでもない才能であることは誰の目にも明らかで、僕らはこういう自由の塊みたいな人がメジャーで強敵をなぎ倒してのし上がってゆく物語を見たいんだ、とつくづく思いました。
「絶対結果出すから歌をやらせて。(大学にいく)同級生が社会人になる22歳までに絶対になんとかするから、4年間、大学にいかないで歌をやらせて」という強引さも、多分根拠のない自信で、やはり何かを突破するのは自分への根拠を超えた信頼感なのだなと。
カメラテストで吉田豪さんに「このタイミングでなぜミスiD受けたんですか?」と聞かれ「受けたいから受けました」とニッコリ即答。実は過去に書類落ちしたことがあり、心の中で悔しいと思う女の子が順調に通ってるのを見てもう一回絶対受けようと思った、という隠れストーリーがあったのですが、もしかしたらいくつもあるかもしれない彼女なりのそういうストーリーを、ありがちにこじらせ溜め込み復讐のマインドで自分を奮い立たせるといった古臭い方法論ではなく、明るく気化させちゃう!というエネルギー造成のポジティブさこそが彼女の新しさでもある、と思います。
あとはやっぱりその音楽的才能。これからは他人にコピーされない暗黙知をいかに自分の中に貯めていけるかが勝負の時代だと思ってるので(じゃないとAIの下請けみたいな人生になってしまう)、その意味では彼女のあの才能はコピーできない才能だと思います。
個人的にはまずはおっさんを夢中にさせ、そのあと同世代の女の子ファンをがっつり取り込むゆうこすパターンの人なんじゃないかと思ってるので、2019年の進撃が楽しみ。
佐久間宣行
いやもう天才ですよ。世間ももう気づき始めてるだろうけど。この賞もらわなくても自分でブレイクするだろうから別にいいかなとも思ったんですが、2018年に僕らも目撃しましたよという証拠みたいな意味での受賞だと思います。
とっとと先に行ってください。
鹿野淳
よく「この音楽にはソウルがある」とか言いますが、音楽にソウルがあるのは当たり前です。何故ならばソウルが無い人間など生きていればいないし、その人間が何らかの形で生み出しているのが音楽なわけで、音楽にソウルは絶対にあるのです。

だけど、そのソウルを気づかせられるのか? そもそも気づかせたいのか? 気づかせたいけど気づいて欲しくはないのか? 様々な感情によってソウルは音楽を聴く人に届かない場合が多いです。

眉村ちあきの音楽はソウルミュージックです。黒人のアレでもないし、日本のソウル=演歌でもない、ただただ気持ち=ソウルなソウルミュージックです。わかりやすく言うなら、音楽という発露が無ければ気づいてもらえない代わりに、その発露があるがために、必ず彼女がいる世界で彼女は真ん中にいる、そんな生命体。

そういう音楽アーティストは時代的にもとても少ないし、日本の音楽アーティストの本質的な資質を含めてこの国ではさらにとても稀少です。

すでに音楽業界ではかなりの話題と期待を持たれている逸材ですが、眉村ちあきが好き勝手やれる音楽の世界は、きっと音楽にとって理想的な世界です。今はそんな世界はないので、彼女自身が作れればいいのですが、本気でこの人なら少なくとも壁は壊すし、その上で荒地に花を咲かせる、もしくは水をまけると思います。

それだけのクリエイティヴ、人間力、歌唱、そして自分を引っくり返して世界をストレートに見る力に長けた、これからの音楽家です。
SKY-HI
すでに有名人になりつつある彼女ですけど、新しい女子の味方、としてのアイコンを目撃出来てありがたく思っています。
純粋にソングライトのセンスが凄い方な上に、グライムやトラップ以降のビート感に脱力系のフローや言葉を乗せてくる余力もある辺り、ただただ単純にアルバムが楽しみです。
吉田豪
過去に書類審査で落とされていたという意味で、「ミスiDは人生の敗者復活戦みたいなものなので、人生なり芸能生活なりで勝ち進んでいる人には不利」というボクの持論でいうと「敗者復活」要素は文句なしだし、病んでたり攻撃的だったりする人の多いミスiDに平和で幸福な空気を持ち込んだこともパフォーマンスのレベルも、さすがの一言でした。グランプリを取れなかったのは悔しいかもしれないですけど、それはつまり「ここで大きな賞を出すまでもなく、確実に売れる人だから」ってことなので! スピーチでもいちいち感情を揺さぶってくれたし、盛り上げてくれて感謝。