トレーナーさんは運命の人がいるって信じていますか？

「どうしたのカフェ？いきなりそんな事言い出して」

大粒の雨がコンクリートの地面を叩く音が響く10月の寒空。トレーナー室でパソコンの画面に映った論文と格闘していると、先程からずっと本を読んでいたカフェが声をかけてきた。

「ちょっと気になっただけです。運命の出会いとかそういう類のものって、どこまで信じているのか気になって」

読んでいた本が恋愛小説の類だったのだろうか。運命の人とか、カフェくらいの年頃の少女なら誰もが一度は夢想しそうな話題だ。人それぞれ最終的なスタンスは違えど、一度はそういうものに夢見るものだ。それこそ、トレーナー業に携わっている人間にはそんな人間が多い。
人生で数回あるか無いか、人生を変えるようなウマ娘との出会い、そういう物を運命の出会いと呼ぶ人間は少なく無い。かくいう自分もその気があると若干自覚している。
とはいえ、カフェの言う「運命の人」というのは多分そういうものでは無いだろう。

「どうかなぁ。昔はそういうの信じてた気もするけど、大人になって周りがどんどんそういう感じになって、焦りとかはなかったけど漠然と運命とかそういうのは信じなくなったかな…てかそんな人がいるのなら早く現れてくれ!って今でも思ってるよ」

パソコンから目を離すのが惜しかったので、画面に愚痴を語りかける。液晶に映る自分の苦笑いがなんとも情けなく感じる。
あまり望んだ回答ではなかったのか、制服の布の擦れる音と、ソファの皮が沈み込む音で彼女が深く腰掛け直したのが脳内のイメージとして描写される。
コーヒーを一口啜ると、雨音と壁掛け時計の秒針の音にかき消されない程度のカフェの声が聞こえた。

「私は運命の人を信じています。でもそれは神様が決めた好きになる人ということではありません」

「好きになった人こそが運命の人なんだと私は信じています」

今、パソコンの画面から目を離して後ろを振り向けば、きっとカフェの新しい一面を知れるだろう。きっと素晴らしい表情が見れるだろう。ちょうどパソコンが熱くなって来たところだ、休ませる意味も込めて、休憩すべきだろう。

振り向けなかった

何かおかしい人がいるが割と好き
こういう1レスSSは健康に良い

とりあえず喧嘩はやめといたほうがいい
１の作品はいいと思うよ、ちょっとドキっとしたし緊張感がある。
この辺でしまいにしとこう。

スレは消しちゃダメだぞ
やばいやつのレスだけ消して、反論とかせずに静かにスレを進行させるんだ
今回はとりあえずそうやって凌ぐしか無い
次回建てる時はスレタイに入れておくと未然に防げるぞ
また書いてくれると、個人的には嬉しいねぇ

振り向こうとして何かヤバいものでも見えたのかな…？
カフェのSSはこういう意味深なの多くてゾワっとする

荒らしの坊ちゃんは「ボクは我慢の一つもできないお子ちゃまなんでちゅー」って自己紹介してる自覚あるんだろうか

実はこれチャンスでね
1人で何回もレスしてる場合報告の当たり判定が増えるからBANされやすくなるんだよ
絶対安価とかつけずに無言で報告だけするようにしようね

あにまん名物言論統制