てくてくまっぷ

近鉄沿線の駅を起点、終点とした「てくてくまっぷ」!

近鉄沿線ハイキングマップ

自然や歴史を訪ねて、初級者から上級者まで幅広く楽しめるコースをご用意。

「てくてくまっぷ」の無断転用はご遠慮願います。
風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、
事前にお問合せされることをお勧めします。

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コースメニュー

大阪府

【大阪-1】

生駒山麓辻子(づし)谷・摂河泉展望コース約10km

「デンボの神様」として知られる石切神社。時雨桜やスズランが咲き、紅葉も見事な古刹・興法寺。寺院拝観から自然探索まで楽しめるコース。

コース

新石切駅~石切神社~興法寺~大阪府民の森・ぬかた園地~額田駅

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

石切神社門前町のゆるい坂を登ると、音川沿いの辻子(づし)谷の急坂にさしかかる。一帯は昔から水車が多いことで有名。水車の姿は見られない(復元された水車を見ることはできる)が、漢方薬工場が残るところから往時がしのばれる。古刹・興法寺からひと息で大阪府民の森管理道に着く。ここからはしばらく、大阪平野を眺めながら平坦に道を歩く。下りの摂河泉展望コースは落葉樹が多く、野鳥のさえずりも楽しめる自然観察ゾーン。

【大阪-2】

生駒縦走コース約13km 【アプリ対応コース】

奈良と大阪の境になっている生駒山から高安山までの尾根を歩く。左には大和三山や三輪山が、右には大阪市街から大阪湾が箱庭のように広がる。

コース

宝山寺駅~生駒山上~(暗峠)~十三峠~高安山駅
(アプリチェックポイント:宝山寺駅、宝山寺、生駒山上駅、鐘の鳴る展望台、高安山駅)

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

スタート地点の宝山寺駅から生駒山上までは、やや急な登り。あとは生駒山系の尾根に沿ってゆるやかなアップ&ダウン。このコースのポイントはなんといっても、左・奈良盆地と右・大阪平野の展望である。大和三山・三輪山・大阪市街・大阪湾などが箱庭のように広がっている。また四季の花や緑が楽しめ、野鳥のさえずりも、あちらこちらで。

【大阪-3】

千光寺・鳴川(なるかわ)峠コース約10km 【アプリ対応コース】

生駒山系の岩肌に刻まれた清滝石仏群から、役行者ゆかりの千光寺を巡り、眺望バツグンの府民の森なるかわ園地へ。元春日とも呼ばれる枚岡神社を過ぎれば終点。

コース

元山上口(もとさんじょうぐち)駅~千光寺~鳴川峠~枚岡(ひらおか)駅
(アプリチェックポイント:元山上口駅、清滝石仏群、千光寺、首切地蔵、ぼくらの広場)

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

前半のハイライト清滝石仏群・千光寺まではゆるやかな上り道をゆく。千光寺から鳴川峠へは山道へ入る。かなりの上りが続き、途中には一部草木が生い茂っている部分もあるので要注意。この上りは府民の森まで続く。府民の森は視界360°のパノラマビューポイント。たっぷりと展望を楽しんで一気に下山。滑りやすい道、足元に注意しながら枚岡梅林・枚岡神社を経て、枚岡駅へ。

【大阪-4】

恩智越・信貴山朝護孫子寺コース約9km 【アプリ対応コース】

信貴山詣で賑わった往時の恩智街道を偲びつつ、山道へ入り、信貴山朝護孫子寺を目指す。道の大半が整備され、初心者でも安心して楽しめる。

コース

恩智駅~恩智神社~信貴山朝護孫子寺~信貴山下駅
(アプリチェックポイント:恩智駅、恩智神社、開運橋、信貴山朝護孫子寺、信貴山下駅)

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

恩智駅から高安山を正面に見ながら歩く。なだらかな上り勾配が続く中、石標が点在するとおり、信貴山詣で賑わった往時の恩智街道が偲ばれ、黒塀の民家も風情。恩智神社境内を抜けて、いよいよ山道へ。眺望がきく場所からは眼下に八尾市街、遠くは都心ビル群が見渡せる。ケーブル高安山駅からのオプションコースと合流するあたりから下りが続く。信貴山のどか村を過ぎれば、信貴山朝護孫子寺まであとわずか。コース大半が整備された道なので、初心者でも安心してハイキングが楽しめる。

【大阪-5】

羽曳野・藤井寺 史跡・古墳コース約13km 【アプリ対応コース】

大小の古墳・史跡が点在する歴史とロマンコース。応神天皇陵など羽曳野市の見どころを訪ね、藤井寺市に入り道明寺天満宮、葛井寺などをめぐる。

コース

古市駅~誉田山古墳~道明寺天満宮~岡ミサンザイ古墳~葛井寺~藤井寺駅
(アプリチェックポイント:古市駅東出口、道明寺天満宮、津堂城山古墳、高鷲駅、藤井寺駅南口)

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

前半は羽曳野市の見どころを訪ね歩く。竹内、東高野街道をしばらく行くと、誉田山古墳(応神陵)や古室山古墳など大小の古墳群が点々と。藤井寺市に入り道明寺天満宮を目指す。春頃には境内に咲く梅の香りが辺りに漂う。大水川に沿って先を進み、中盤から終盤にかけて津堂城山古墳や吉村家住宅(重文)、岡ミサンザイ古墳(仲哀陵)を巡る。モダンな外観の市立生涯学習センター、西国三十三ヶ所霊場の葛井寺を経て、藤井寺駅に到着。
※このコースは、車の往来が激しいところがあります。通行や横断には充分ご注意ください。

【大阪-6】

河内飛鳥コース(1)約12km 【アプリ対応コース】

前半は竹内街道、長尾街道、横大路が交差する交通の要所に鎮座する長尾神社、芭蕉旧跡の綿弓塚、大和への古道平石峠。後半は高貴寺・科長神社、孝徳天皇陵など歴史ある史跡を巡るコース。
※平石峠付近で路肩崩壊のため、通行止めとなっております。(迂回ルートはありません。)

コース

磐城駅~平石峠~高貴寺~上ノ太子駅
(アプリチェックポイント:磐城駅、綿弓塚、推古天皇磯長山田陵、太子町立竹内街道歴史資料館、上ノ太子駅)

※平石峠付近で路肩崩壊のため、通行止めとなっております。(迂回ルートはありません。)

みどころ

前半は磐城駅から二上・葛城山系を仰ぎながらの平坦な道。竹内集落からはゆるい登りとなって平石峠に至る。後半は高貴寺・科長神社など歴史ある河内飛鳥の史跡を巡って上ノ太子駅まで続くのどかな道。

【大阪-7】

河内飛鳥コース(2)約10km 【アプリ対応コース】

渡来人が活躍した古代、聖徳太子の飛鳥時代、源氏が歴史の舞台に顔をのぞかせた平安時代。このコースは3つの時代を訪ねる歴史散歩の道。

コース

上ノ太子駅~観音塚・飛鳥戸神社~壺井八幡宮~源氏三代墓~叡福寺~上ノ太子駅
(アプリチェックポイント:上ノ太子駅、観音塚古墳、飛鳥戸神社、壺井八幡宮、叡福寺)

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

渡来人が活躍した古代、聖徳太子の飛鳥時代、源氏が歴史の舞台に顔をのぞかせた平安時代、このコースは三つの時代を訪ねる歴史散歩の道。前半はゆるやかな坂道を上っては下りる、後半は田園地帯に点在する史跡をめぐり、叡福寺から上ノ太子駅までは、古い家並の軒先を歩く。「河内ふるさとのみち」の道標と二上・葛城・金剛連山が道しるべとなる。

【大阪-8】

河内飛鳥コース(3)約8km 【アプリ対応コース】

近つ飛鳥風土記の丘を見学し、古墳群の中を通り高貴寺へ。ここから楠木正成に加勢した平岩氏が築城した持尾城跡から西行法師終焉の地、弘川寺へ向う。

コース

近つ飛鳥風土記の丘~磐船神社~高貴寺~持尾城跡~弘川寺
(アプリチェックポイント:喜志駅、近つ飛鳥博物館、磐船神社、持尾城跡、富田林駅)

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

近つ飛鳥風土記の丘展望台までは、右に左に古墳を見ながらのゆるい登り。旧道や農道をぬううちに磐船神社・高貴寺へ着く。前半の休憩ポイントだ。ここから眺望抜群の持尾城跡を経て古刹・弘川寺まで、古い家並みや田園風景を見て歩く。

【大阪-9】

河内ふるさとのみち 瀧谷不動尊・楠公誕生地コース約12km 【アプリ対応コース】

金剛葛城の山々の雄大な姿を見ながら、楠公ゆかりの地などを巡る。緩急の上り下り、林間や果樹園の間を行く山道、静かな里道と盛りだくさんなコース。

コース

滝谷不動駅~瀧谷不動尊~龍泉寺~楠妣庵~赤坂城跡~楠公誕生地~森屋バス停
(アプリチェックポイント:滝谷不動駅、龍泉寺、楠妣庵観音寺、赤坂城跡、楠公誕生の地)

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

緩急の上り下り、林間や果樹園の間を行く山道、静かな里道と盛りだくさんなコース。金剛葛城の山々の雄大な姿を見ながら、楠公ゆかりの地などを巡る。圧巻は、赤坂城跡付近を行く細い農道だ。まさに「耕して天に至る」感じの棚田の間を尾根伝いに行く。左右の眺望が開け、まるで空中散歩といった印象だ。龍泉寺や楠妣庵(なんぴあん)の庭園など見所も多い。途中ミカン園もあるので季節が合えば、ミカン狩りを組み合わせるのも面白い。歩き始めから瀧谷不動尊までの他、途中2ヵ所ほど車道を歩くので充分注意を。

【大阪-10】

金剛山登山コース約10km

金剛山とその麓を歩く。のぼり口近くには鳳凰寺、じっくりと山道を堪能した頂上ちかくには役行者ゆかりの古刹で修験道の道場でもある転法輪寺、葛木神社などがたたずむ。

コース

住川(すがわ)バス停~葛木神社~転法輪寺~ロープウェイ金剛山駅

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

金剛生駒連山の秀峰、標高1,125mの金剛山。山頂を目指す幾つかのコースのうち、奈良県側の麓からロープウェイ金剛山駅までのコースを歩く。住川バス停を出発し、てくてくと。2.5kmほど進んだ右手に鳳凰寺、少し行くといよいよ山頂へ向けて登山開始である。杉や桧が覆う山道は、急坂があったり、視界が開ける場所があったりと、登山ハイクの魅力がぎっしりとつまっている。山頂付近には葛木神社、転法輪寺、休憩所などがあるので上りの疲れを癒しつつじっくりと参拝に時間をかけたい。ゴールのロープウェイ乗り場までは遊歩道を下って行く。冬期:アイゼン必携。

【大阪-11】

八尾市寺内町巡りコース約12km 【アプリ対応コース】

小さな石仏が微笑ましい恵光寺、河内県庁跡を示す石碑のある大信寺、京都八坂神社の祭神を祭る許麻神社など、八尾市内の旧跡を訪ねて3つの寺内町を巡るコース。

コース

河内山本駅~恵光寺(えこうじ)~大信寺(だいしんじ)~顕証寺(けんしょうじ)~久宝寺口駅
(アプリチェックポイント:河内山本駅、恵光寺、慈願寺、顕証寺、久宝寺口駅)

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

八尾市内随所に残る旧跡なども訪ねつつ、萱振(かやふり)・八尾・久宝寺と3つの寺内町を巡る。河内山本駅から玉串川(たまくしがわ)沿いの桜並木の道などを北へ向かい、第二寝屋川に行き当たる。南岸を西へ進み木村重成(しげなり)墓所からジグザグに南下して、環濠も残る萱振寺内町の恵光寺へ。南西方向に進み穴太(あのう)神社から南進、近鉄大阪線の高架沿いを東へ。高架下を潜ってアーケードの商店街に入ると八尾寺内町。商店街をでて南下、北上、南下を繰り返しつつ慈願寺(じがんじ)や大信寺などを経て、西へ。往時の船着場跡もある長瀬川を越え、顕証寺交差点を過ぎるとほどなく久宝寺寺内町。顕証寺や許麻(こま)神社などを経て北へ向かい、久宝寺口駅に至る。ほぼ全コースが平坦な舗装路。

【大阪-12】

八尾市史跡巡りコース約12km 【アプリ対応コース】

せせらぎの小径を経て、大樹の幹に聖徳太子像のある大聖勝軍寺、「延命水」で知られる弓削神社など、古代から近世にかけての史跡を訪ね八尾市内を巡るコース。

コース

近鉄八尾駅~安中新田会所跡~大聖勝軍寺~弓削神社~恩智駅
(アプリチェックポイント:近鉄八尾駅、環山楼、安中新田会所跡(旧植田家住宅)、大聖勝軍寺、弓削神社(西))

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

八尾市内の各所に残る古代から近世にかけての史跡を訪ねて、街中を巡り歩く。八尾駅を出発し、八尾寺内町を経て環山楼(かんざんろう)あたりから「成法(せいほう)せせらぎの小径」をまっすぐ南下。JR線踏切を渡るとすぐ安中(やすなか)新田会所跡。古い街並みを西へ抜け国道25号線を少し歩けば、右手に聖徳太子ゆかりの大聖勝軍寺(だいしょうしょうぐんじ)が見える。歩道橋を渡って南へ進み、防災公園を右に見てしばらく行くと古代の要塞・稲城(いなぎ)址のある古い街並み。東へ進むと自衛隊駐屯地もある広大な八尾空港。その敷地の北側を東へ辿り、弓削(ゆげ)神社(西)に至ると志紀駅がすぐ。駅北側のガード下を潜り、東の弓削神社を経て、玉串川沿いを北東へ辿ると恩智(おんぢ)駅に至る。

【大阪-13】

柏原・八尾 山麓史跡巡りコース約10km 【アプリ対応コース】

信貴生駒連山の西側、高尾山から高安山の麓を北上し史跡・古刹を巡る。適度な高低差で大阪平野の眺望なども楽しめ、変化に富んだコース。

コース

河内国分駅~高井田横穴公園~歴史の丘展望台公園~鐸比古鐸比賣(ぬでひこぬでひめ)神社~恩智城址~権現社~高安駅
(アプリチェックポイント:河内国分駅、高井田横穴公園、歴史の丘展望台公園、鐸比古鐸比賣神社、高安駅)

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

信貴生駒連山の西側、高尾山から高安山の麓を、市域で言うと柏原市から八尾市へと北上しつつ史跡・古刹を巡るコース。一部に在原業平(ありわらのなりひら)が天理櫟本から八尾高安の女性のもとに通ったとされる“業平道”を偲ぶ古道や、八尾市指定の史跡の道もある。沿道のブドウ畑に癒され、立派な寺院や地蔵堂の古仏石仏に心洗われる。国指定史跡など見どころも多く、適度な高低差や大阪平野の眺望なども楽しめる、変化に富んだコースだ。6,848m地点からのオプション、恩智神社もぜひ訪れたい。

【大阪-14】

古代から近世 柏原史跡巡りコース約10km 【アプリ対応コース】

古代から近世の史跡を訪ね、柏原市中心部を巡るコース。丘陵部からは河内嵐山と称された大和川周辺の風景を一望。大和川河川敷公園そばには治水や舟運の史跡も。

コース

河内国分駅~松岳山(まつおかやま)古墳~田辺廃寺跡~大和川治水記念公園~三田家住宅・寺田家住宅~堅下(かたしも)駅
(アプリチェックポイント:河内国分駅、松岳山古墳、小松山古戦場跡碑、大和川治水記念公園、堅下駅)

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

古墳時代から江戸時代末期までの、多様な史跡が点在する柏原市中心部を巡る。前半は大和川以南の古墳や古代寺院跡が中心。小高い丘陵部からは「河内嵐山」と称された大和川周辺の風景、応神天皇陵古墳・仲哀天皇陵古墳・允恭天皇陵古墳などを一望するビューポイントも。後半は大和川を北へ渡って、主に江戸時代の旧跡巡り。広い大和川河川敷公園のそばに、近世の治水や舟運の関連史跡などが残り、見飽きることがない。

【大阪-15】

上町台地名所巡りコース約12km 【アプリ対応コース】

大阪城から水都・大阪の観光船発着所の八軒屋、聖徳太子ゆかりの四天王寺など、大阪市内を縦断する上町台地の遺物・旧跡を経てあべのハルカスをめざすコース。

コース

鶴橋駅~大阪城~生国魂神社~四天王寺~大阪阿部野橋駅(あべのハルカス)
(アプリチェックポイント:鶴橋駅、三光神社、大阪城 ミライザ付近、生國魂神社、四天王寺、大阪阿部野橋駅)

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

大阪市内中心部を南北に縦断する上町台地は、周囲との標高差が最大20mほどある細長い高台。そこに点在する歴史的遺物や名所旧跡などを巡り、日本一の超高層ビル、あべのハルカスをめざす。鶴橋駅から北上し、難波宮跡(なにわのみやあと)を経て台地の北端に位置する大阪城へ。その北側、往時の淀川三十石舟の船着場である八軒家(はちけんや)から、熊野街道沿いに南下する。高津宮(こうづぐう)や生国魂(いくくにたま)神社の境内を通り抜け、聖徳太子ゆかりの古刹・四天王寺へ。その南側参道になっている熊野街道に戻り南へ向かうと、左手にJR天王寺駅。あべのハルカスが目の前にそびえる。街中ではあるが、比較的上り下りの多い、変化に富んだコース。

【大阪-16】

河内から大和へ 竜田古道コース約12km 【アプリ対応コース】

河内国分駅から奈良街道を辿りながら、信貴山下駅までを歩くコース。奈良盆地の景観が目に楽しい。

コース

河内国分駅~金山媛神社~松谷光徳寺~御座峰~峠八幡神社~神奈備神社~龍田大社~信貴山下駅
(アプリチェックポイント:金山媛神社、松谷光徳寺、峠八幡神社、神奈備神社、龍田大社)

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

河内国分駅から大和川を渡って北上し、東へ。ところどころで往時の竜田越え奈良街道を辿りながら、信貴山下駅に至る。柏原市域では名産のブドウ畑が、また峠を越える辺りからは奈良盆地の景観が目を楽しませてくれる。沿道には由緒ある神社仏閣、風情ある山里の景色もあり、国の大規模土木事業の様子も観察できる。全コースが舗装路で足元は良い。ただし上り下りは結構きつい。

【大阪-17】

日本三不動の寺から「じないまち」巡りコース約6km 【アプリ対応コース】

日本三不動のひとつに数えられる南河内の名刹・瀧谷不動尊から石川の右岸堤防沿いを歩くコース。

コース

滝谷不動駅~瀧谷不動尊~滝谷公園~富田林寺内町~富田林駅
(アプリチェックポイント:滝谷不動駅、瀧谷不動尊、石川河川敷川西グラウンド、旧杉山家住宅、富田林駅)

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

日本三不動のひとつに数えられる南河内の名刹・瀧谷不動尊から、大和川水系の一級河川・石川の右岸堤防沿いを北上。金剛大橋を渡って富田林の寺内町に入り、重文指定の旧家などを巡る。平安時代初期の創建ながら現代も人々の信仰を集める名刹の雰囲気、見晴らしのよい河川敷沿いのウォーキング、室町時代末期に形成された寺内町の風情と、3つの楽しみがあるコース。スタートから瀧谷不動尊までを除き、上り下りの少ない平坦な道。

奈良県

【奈良-1】

矢田寺・大和松尾寺コース約13km 【アプリ対応コース】

往時の賑わいも去ってしっとりしたたたずまいの暗峠奈良街道から東明寺、矢田寺、大和松尾寺と矢田山系に連なる古刹をたどるコース。

コース

南生駒駅~矢田寺~大和松尾寺~平群駅
(アプリチェックポイント:南生駒駅、矢田山遊びの森、矢田寺、大和松尾寺、平群駅)

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

南生駒駅から東へ向う急な上りを進むと、すぐに両側には古い立派なたたずまいの民家が連なる一角が現れる。途中で小瀬団地が現れてちょっと興がそげるが、この道が大阪の玉造と奈良を結んだ旧街道の暗峠奈良街道で、今では所々の古い町並みと石畳の道に往時の面影が残るのみだが、その寂れ具合が趣きになっていて「日本の道百選」にも選ばれている。そんな旧道と途中で別れて矢田山遊びの森へ向う。この森は自然の地形を活かした広大な自然公園で、バードウォッチングに絶好のスポット。休日には家族でピクニックを楽しむ姿も多い。森を抜けると、東明寺、矢田寺、大和松尾寺と矢田山系に連なる古刹をたどる道になる。東明寺は舎人親王によって白鳳時代に創建されたと伝わる寺。続く矢田寺はあじさい寺。花の時期には七色のあじさいが埋め尽くす。そして厄除け祈願で知られる大和松尾寺へ。春と秋に開園されるバラ園も見事。大和松尾寺からは下り道。段々畑を眺めながら平群駅まで歩いて終了。

【奈良-2】

歴史の道 ウワナベ古墳・秋篠寺コース約9km 【アプリ対応コース】

奈良の史跡・社寺を結ぶ遊歩道“歴史の道”をてくてくと。平城宮跡、古墳群、天平の香り漂う秋篠寺…。万葉ロマンをかきたてられる、趣きあるコース。

コース

新大宮駅~ウワナベ・コナベ古墳~平城宮跡~秋篠寺~西大寺~大和西大寺駅
(アプリチェックポイント:新大宮駅、ウワナベ古墳、平城京 大極殿、秋篠寺、大和西大寺駅)

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

起点からウワナベ古墳までは交通量が多いので、注意しながら歩く。ウワナベ古墳からは終始奈良の史跡・社寺を結ぶ遊歩道”歴史の道”をてくてくと。大小の古墳、陪冢(ちょう)を経て中盤にさしかかる辺りに平城宮跡が広がる。さらに先へ進み、全長200mを越す前方後円墳群をめぐって、天平の香りを漂わせてたたずむ秋篠寺へ。コース終着点は、春と秋に催される大茶盛式が有名な西大寺。広い境内をじっくりと鑑賞しながら、かつての大伽藍を偲ぶ。近くの西大寺奥の院に立派な五輪塔が安置されている。多くの史跡が点在するこのコースは、考古学ファンならずとも、万葉ロマンをかきたてられる趣きある道程となっている。

【奈良-3】

柳生街道(滝坂の道)コース約12km 【アプリ対応コース】

江戸時代には剣豪達が往来した柳生街道。柳生街道随一の名刹、円成寺。石切峠の近くにある峠の茶屋など、まるでタイムスリップしたようです。

コース

忍辱山(にんにくせん)バス停~滝坂の道(地獄谷)~近鉄奈良駅
(アプリチェックポイント:円成寺、首切り地蔵、朝日観音、夕日観音、春日大社 飛火野)

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

バス停前の円成寺(えんじょうじ)で拝観と膝の屈伸運動など。というのもバス道から山道へ入ったとたん、上りに。平坦な道となりやがて茶畑を一望するあたりで小休止。誓多林(せたりん)の集落にさしかかると峠の茶屋はすぐ。後半は石仏と石畳の道。せせらぎの音に疲れもいやされて。植物相も豊富なので四季それぞれの美を味わえそうです。くたびれてきたら破石町からバスを利用。※逆コースも可能だが全体的に上りとなり、帰りのバス便も少ない。

【奈良-4】

柳生街道(剣豪の里)コース約9km 【アプリ対応コース】

柳生一族でおなじみの剣豪の里を歩く。里のあちこちにはゆかりの屋敷や寺などが点在。なかには柳生新陰流を編み出した石舟斎が切ったという一刀石など不思議なものも。

コース

柳生バス停~家老屋敷~芳徳寺(芳徳禅寺)~南明寺~忍辱山バス停
(アプリチェックポイント:家老屋敷、柳生陣屋跡、芳徳禅寺、ほうそう地蔵、夜支布山口神社)

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

剣豪の里・柳生は盆地にひっそりとたたずみ、まるで小さな独立国。3月下旬は桜、6月は花しょうぶが見ごと。家老屋敷・柳生藩陣屋跡・芳徳寺など柳生家ゆかりの史跡を訪ねた後、東海自然歩道に入る。阪原峠(かえりばさ峠)までは石仏の名作が並ぶゆるやかな上り、峠を越して箱庭のような風景を眺めながら阪原へ下る。南明寺で一息ついたあとちょっとした峠を越すと大柳生の集落。大和棟の家々を後に最後の山道を上ると忍辱山に着く。のどかさ満喫のハイキングコース。

【奈良-5】

柳生・笠置周遊コース約11km 【アプリ対応コース】

江戸時代に剣豪の里として栄えた柳生から、南北朝時代に合戦の場となった笠置の史跡を巡り再び柳生へ戻る周遊コース。

コース

柳生バス停~十兵衛杉~笠置寺~布目川~柳生バス停
(アプリチェックポイント:十兵衛杉、阿対の石仏、笠置寺、木津川の笠置大橋、布目橋)

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

江戸時代に剣豪の里として栄えた柳生から、南北朝時代に合戦の場となった笠置の史跡を巡り再び柳生へ戻る周遊コースである。スタート地点から柳生十兵衛三厳(みつよし)が諸国を漫遊する時、植えたと伝わる十兵衛杉。その後、東海自然歩道を行くことになる。笠置寺へ近づくにつれ桜や雑木が増え、春や秋の紅葉シーズンは目を奪う彩りとなる。笠置寺でゆっくり史跡めぐりをしたあとは笠置の町を抜けて木津川べりに出る。ここから布目踏切まで、眼下に悠々たる木津川の流れ、右手にJR線を仰ぎ見ながら歩く。発電所で木津川本流と別れ、支流の布目川渓谷をさかのぼる。「京都の自然200選」に選ばれただけあって植物相が豊かな遊歩道。野鳥の声や葉づれ音に耳を澄ませながらゴールまで平坦な道をあと一息。

【奈良-6】

白毫(びゃくごう)寺・正暦(しょうりゃく)寺コース約14km

新薬師寺から白毫寺までの田園風景と正暦寺周辺の山里の風情が楽しめるコース。特に「錦の里」といわれる正暦寺の秋の風情は格別。終点は清楚な尼寺の円照寺(拝観不可)。

コース

近鉄奈良駅~白毫寺~正暦寺~円照寺バス停

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

全行程が約14キロと比較的長いため奈良公園内は素通り。新薬師寺から白毫寺まではのどかな田園風景ですが八坂神社から正暦寺までは竹林・茶畑・深い杉木立と野趣たっぷりのコース。靴は歩きやすいものが絶対必要。昼食好適地が少ないので、できれば早めに出て正暦寺でゆっくりと味わうのが得策です。

【奈良-7】

北・山の辺の道コース(1)約10km 【アプリ対応コース】

藤原氏ゆかりの神社仏閣から高畑へ。新薬師寺、白毫寺と古刹を巡り、道中を締めくくるのは大和三門跡の一つ円照寺(拝観不可)。

コース

近鉄奈良駅~新薬師寺~白毫寺~山村町バス停
(アプリチェックポイント:奈良国立博物館 なら仏像館、春日大社、新薬師寺、白毫寺、崇道天皇陵)

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

奈良駅から登大路を少し東に上がると、そこはもう奈良公園。東西4キロ、南北2キロの園内には興福寺、東大寺、春日大社などの大社寺を含む古の建物が点在し、間をつなぐ緑の芝生「園地」では鹿が群れ遊ぶという「古都奈良」らしい風情が広がっている。そんな奈良公園で最初に訪ねるのが興福寺。境内に入るとすぐに見えてくるのが西国三十三ヶ所の第九番札所の南円堂だ。対面には国宝の五重塔がそびえる。ここから境内を抜けて春日大社の境内へ。参道沿いにある「万葉のその」は万葉集に出てくる植物が植えられた優雅な庭園。とりわけ藤の頃は素晴らしい。春日大社からはアセビの繁る「ささやきの小みち」を抜けて高畑へ。新薬師寺では天平時代の本堂で薬師如来と十二神将にご対面。背中合わせの敷地には大和路の風景を撮りつづけた写真家、入江泰吉の作品を展示する奈良市写真美術館がある。次の目的地の白毫寺は高円山の山腹にあり、椿と萩の名所。なかでも「奈良三名椿」のひとつ、五色椿が有名だ。ここからは東海自然歩道の道標をチェックしながら進む。目的地の円照寺は「山村御殿」とも呼ばれ、法華寺、中宮寺とともに大和の門跡寺院。門跡は華道の山村流家元でもある。拝観はできないが、門前から覗くだけでも尼寺らしい風情が漂ってくる。

【奈良-8】

北・山の辺の道コース(2)約12km 【アプリ対応コース】

弘法大師ゆかりの弘仁寺へ、そして万葉集に「布留の神杉」と詠まれた石上神宮を巡る。

コース

山村町バス停~弘仁寺~石上神宮~天理駅
(アプリチェックポイント:山村町バス停、時計台、白川ダム、石上神宮、天理本通り商店街)

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

近鉄奈良駅から山村町までバスで移動。弘仁寺は弘法大師創建と伝わる寺で十三まいりでおなじみの虚空蔵菩薩を祀る。近隣の人々からは「高樋の虚空蔵さん」と親しまれていて、簡潔な山寺のたたずまいは休憩にぴったり。本堂の外陣に掲げられた寅富士・仁王・牛などの絵馬が面白い。大和高原の山並みの裾を縫うように進んでいくと、満々と水をたたえた白川ダムのほとりに出る。水に映った山々もまた美しい。このあたりは東海自然歩道に沿った道。道標を探しながら歩こう。道中の最後を飾るのは、神武伝説ゆかりの神剣を祭神とする石上神宮。境内は万葉集に「布留の神杉」と詠まれた杉が繁り、風格のある楼門や拝殿、摂社などが静まる様子はいかにも神域、といった荘厳な雰囲気。境内の池には天然記念物の「馬魚(わたか)」の姿も。ここからは天理教本部の前を通るアーケードを抜けて天理駅へ。

【奈良-9】

山の辺の道コース約16km 【アプリ対応コース】

山の辺の道は大和国原(くにはら)を見はるかすように、青垣の山麓に続くのが古(いにしえ)の道。桜井と奈良を結ぶが、桜井~天理間を歩く人が多い。『記紀』や『万葉集』にもたびたび登場する地名や旧跡が次から次へとあらわれ、訪れる人を神話や古代ロマンの世界へいざなう。四季の草花や遠く二上・大和三山の眺望も美しい。

コース

桜井駅~大神神社(三輪明神)~長岳寺~石上神宮~天理駅
(アプリチェックポイント:桜井駅北口、大神神社、桧原神社、天理市トレイルセンター、石上神宮、天理駅東口)

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

コースは昔の市があった海柘榴市を通り大神神社へ、御神体はうしろの三輪山。したがって本殿はない。大和「一の宮」で酒の神様でもある。少し進むと元伊勢と称される桧原神社、ここからの二上山は絵になる。柳本古墳群を進むと長岳寺へ到着する、空海開基と伝えられ、釜口大師の名で親しまれている。楼門や阿弥陀三尊像(いずれも重文)ほか寺宝が多い。簡潔な美を誇る庭園や裏山の石仏も見事。途中には環濠集落や古墳等を見ながら石上神宮へと進む。天理教本部の横を通り商店街を抜けるとゴールの天理駅へ到着する。

【奈良-10】

多武峰(とうのみね)・飛鳥の里コース約6km 【アプリ対応コース】NEW !

現存する唯一の木造十三重塔(重文)や寺坊跡の石垣など神仏混淆の面影をうかがえる談山神社。桜やススキが美しい石舞台など、時代のロマンを感じさせるコース。

コース

多武峰バス停~談山神社~分岐~飛鳥大仏バス停 約6km
(アプリチェックポイント:多武峯バス停、談山神社、念誦崛、万葉展望台、飛鳥寺五重宝塔)
多武峰バス停~談山神社~分岐~石舞台バス停 約6km

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。
※あみま倶楽部アプリ「万葉展望台」のデジタルスタンプは万葉展望台手前の多武峰観光協会道標「お気をつけて」付近(てくてくまっぷのコース内)で取得いただけます 。

みどころ

談山(たんざん)神社門前から西大門跡へ。念誦崛(ねずき)不動尊や念誦崛(ねずき)への分岐を過ぎてほどなく、舗装路から左に下る地道へ。ここから分岐点までほぼ下りで、杉や桧の植林の間、木漏れ日を見ながら歩く。道の中央に石標があるのが分岐点。万葉展望台からの眺めを満喫し、右に下れば小原の里を経て飛鳥坐神社から飛鳥寺。左にとれば、やはり下りが続いて果樹園の間を通り、上居(じょうご)の集落を過ぎると、蛇行してまもなく正面に石舞台が見えてくる。

【奈良-11】

大国見山コース約15km 【アプリ対応コース】

眺めて良し、登って良しの大国見山(国見山・大岳)の魅力をたっぷり味わえるコース。途中では石上神宮や桃尾の滝、竜福寺跡などを巡る。

コース

天理駅~石上神宮~桃尾の滝~大国見山~天理駅
(アプリチェックポイント:下滝本バス停、桃尾の滝、大親寺、大国見山、岩屋の磨崖仏)

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

眺めて良し、登って良しの大国見山(国見山・大岳)の魅力をたっぷり味わえるコースである。天理駅から石上神宮までは天理教のハッピ姿で賑わう商店街と教団関係施設の間を縫って歩く。石上神宮境内を抜けると青垣の山々がぐっと前に迫り清々しい。石仏や梵字石を見ながら山道へ入り桃尾の滝に至る。早目の昼食ならここで。さらに山道を登り、竜福寺跡の石垣に仏燈を偲びながら大国見山へ登る。足にやさしい登山道、頂上の展望も良く、遅目の昼食ならここで。北への下山ルートも歩きやすい。名阪国道をくぐり大和棟が美しい岩屋の町を抜ける。ゆるやかな坂を下り、再び天理の町を通ってゴールの天理駅へ戻る。

【奈良-12】

龍王山展望コース約10km 【アプリ対応コース】

龍王山へは、緩傾斜で距離が長い南回りルートと短距離だが急坂の北側ルートで、本コースは南から登って北側へ下る。行橙山古墳(崇神陵)の東側を回り込んで谷筋に入り、龍王山古墳群、南北龍王山城跡を巡る。

コース

柳本バス停~龍王山古墳群~龍王山~長岳寺~柳本バス停
(アプリチェックポイント:柳本バス停、崇神天皇陵、南城跡、北城跡、長岳寺)

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

柳本バス停付近から龍王山へは、緩傾斜で距離が長めの南回りルートと、短距離だが急坂の北側ルート。本コースは南から登って北側へ下る。行橙山古墳(崇神陵)の東側を回り込んで谷筋に入り、龍王山古墳群などを見つつ登る。長岳寺奥の院への分岐を過ぎると、長根筋に。幅約5mの舗装林道で、南北龍王山城跡への道や北ルートが出合う場所。標高586mの南城跡、521mの北城跡へは、ここから往復。北ルートを下り、岩肌が露出する急坂から、路傍に石仏などが見えはじめると、やがて長岳寺山門。

【奈良-13】

大和高原・都祁(つげ)の里コース約9km

大和高原特産の茶畑と都介野富士の異名をもつ都介野岳を歩くコース。途中には大和に4座ある都祁水分神社や、約100基の五輪塔が居並ぶ来迎寺などがある。

コース

南白石バス停~三陵墓東古墳~都祁水分神社~来迎寺~都介野岳~南白石バス停

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

古代に闘鶏(つげ)国があったといわれる奈良市都祁(つげ)地区の平均標高は約470m。南白石バス停から西に歩くと、三陵墓古墳群がある。先ずは東古墳を見学後、田園地帯や茶畑を進みほどなく休憩に適した都祁水分(みくまり)神社に着く。小治田安萬侶(おはりだのやすまろ)の墓から来迎寺へと近づくにつれ南部の山々が迫ってくる。国津神社からそれらの山々の一つ都介野(つげの)岳へ。山頂の登りが一番のハードコース。下山は別の道をたどり都祁古道(伊勢街道の1ルート)から三陵墓西古墳を見学したのち南白石バス停へ。一部を除き全体的には起伏がゆるやかで、緑濃いのどかな山里巡り。

【奈良-14】

鳥見山公園・長谷寺コース約12km 【アプリ対応コース】

宿場町の面影を残す榛原から鳥見山公園へ。一番高い展望台からは金剛・葛城・二上などの連山がバッチリ。長谷寺へはゆったりとしたアップダウンが続く東海自然歩道。

コース

榛原駅~鳥見山公園~初瀬ダム~長谷寺駅
(アプリチェックポイント:榛原駅、榛原鳥見山公園、長谷寺、法起院、長谷寺駅)

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

北出口のスロープを下り、しばらく歩くと正面に鳥見山(とりみやま)が迫り、振り返ってみると宇陀・室生・曽爾の山々が美しい。1,487m地点から一旦山道に入り、短いが急な上りが続く。鳥見山(とりみやま)公園は格好の休憩・昼食ポイント。公園から長谷寺までは東海自然歩道の道標が導いてくれる。4,006m地点の分岐からふたたび山道に入る。高束城跡からは初瀬ダムの水を見ながら一気に下る。長谷寺の拝観をすませれば駅まで約1.2キロの道のりだ。

【奈良-15】

葛城高原登山コース約4km 【アプリ対応コース】

ツツジの名所、葛城高原を満喫するコース。
※櫛羅の滝の付近は整備工事のため、通行止めとなっております。(迂回ルートあり)
 アプリ「櫛羅の滝」の スタンプは「葛城山登山口」で取得いただけます。

コース

葛城登山口駅~櫛羅の滝~白樺食堂~葛城山頂~葛城山上
(アプリチェックポイント:葛城登山口駅、櫛羅の滝、葛城高原ロッジ、葛城山頂、葛城山上駅)

※櫛羅の滝の付近は整備工事のため、通行止めとなっております。(迂回ルートあり)
 アプリ「櫛羅の滝」の スタンプは「葛城山登山口」で取得いただけます。

みどころ

ロープウェイ葛城登山口駅の右手からスタートして206m地点、オプションコースへ分岐する急な階段を右に見て通り、櫛羅の滝、二の滝への分岐点などを経て、ほぼ安位川谷筋の斜面を辿る。大阪開通講を過ぎると、あと一息。まもなく広い舗装路に。右へ取ればロープウェイ山上駅だが、左へ進む。ゆるやかな上りで白樺食堂付近に至ると、右手が頂上だ。本コースの他、葛城山の北尾根を上り、ダイヤモンドトレールや自然研究路を経由して上るオプションコースも。頂上付近のツツジが有名だが、コース途中でも春はドウダンツツジやカタクリの花が美しい。

【奈良-16】

葛城高原・岩橋峠コース約12km

ロープウェイ葛城山上駅を起点に、葛城高原を経て岩橋峠へ向かうコース。葛城山上の草原でお弁当を広げるのもいい。

コース

葛城登山口駅~(ロープウェイ)~葛城山上駅~葛城山~岩橋峠~平石峠~尺土駅

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

ロープウェイを利用するコースです。脚力に自信のある人は、登山口駅右手の登山道入口から、櫛羅の滝経由で山上駅付近に上るコース、もしくは新登山道経由でダイヤモンドトレールに上るてくてくまっぷ奈良15コースもあります。葛城山上駅からゆるやかな上りを約30分ほど歩くと360度展望の葛城山頂上です。お弁当を広げるのに最適な場所です。昼食を済ませたら北へと向かう。道標があるので迷うことはまずない。大阪と奈良の府県境を歩くが、時おり奈良県側の展望が開ける。持尾辻の先に急な下りがあるが岩橋峠までは歩きやすい。岩橋峠から平石峠まではアップダウンが続きます。峠を過ぎれば下り道、竹内街道を通って長尾神社からゴールまであと一息。冬期:アイゼン必携

【奈良-17】

當麻の里(二上山・万葉の森)コース約6km 【アプリ対応コース】

二上山の麓を歩く。コースで見られる大和棟の民家が印象的。

コース

二上山駅~専称寺~石光寺~當麻寺~当麻寺駅
(アプリチェックポイント:二上山駅、二上山ふるさと公園、石光寺、當麻寺、当麻寺駅)

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

二上山の麓を歩く。コースで見られる大和棟の民家が印象的。右手には二上山の雄姿が見えかくれする。コース後半には石光寺や当麻寺、葛城市相撲館など、見どころも多い。

【奈良-18】

秋津洲の道・国見登山・古墳めぐりコース約12km 【アプリ対応コース】

琴弾原白鳥陵や掖上鑵子塚古墳、室宮山古墳や市尾墓山古墳などを巡る。途中には大和売薬の中心地で風格ある民家が続く今住の集落がある。

コース

近鉄御所駅~室宮山古墳~国見山~市尾墓山古墳~市尾駅
(アプリチェックポイント:近鉄御所駅、野口神社、国見神社、三光丸クスリ資料館、市尾駅)

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

御所まちを抜け鴨都波神社から「秋津洲(あきつしま)の道」を辿る。田園地帯を進み、国道を渡って左折。室宮山古墳から里中の道を東に向かい、4705地点の国道を北へ渡ると集落の奥に琴弾原白鳥陵。北上して病院前で秋津洲の道から離れ、鑵子塚古墳の手前を右へ。ブドウ畑を過ぎて6864地点から国見山山頂へ。山頂から国見神社を経て常夜燈へと下り道。常夜燈を右折し、その先を右折するとクスリ資料館。ここから今住集落となる。T字路を左折、JR線高架を潜って進み突き当たって左折すると、左手に市尾宮塚古墳や市尾墓山古墳。国見山を除けば、全行程ほぼ平坦な歩きやすい道だ。

【奈良-19】

大和三山回遊コース約14km 【アプリ対応コース】

大和三山の中で最も高い畝傍山。『万葉集』では天香具山と詠われた香具山。標高139m、ゆるやかな耳成山。大和三山を回遊するハイキングコース。

コース

橿原神宮前駅~畝傍山~香具山~藤原宮跡~耳成山~大和八木駅(または耳成駅)
(アプリチェックポイント:畝傍御陵前駅、本薬師寺跡、天香山神社、藤原宮跡、大和八木駅)

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

森閑とした橿原神宮の境内を抜けてまず畝傍山へ登る。樹々の間から金剛葛城連山を垣間見ることができる。近鉄橿原線を横切って本薬師寺跡・紀寺跡・香具山へと進む。落ち着いた農村風景とのどかな田園風景が溶けあう。本格的都市の第一号、藤原宮跡に立ち寄ったのち、最後のポイント耳成山へ。見る場所によって姿の変わる三山を眺めながら歩くコース。大和三山は低い山だがいずれもすべりやすい箇所があり、足元には注意を。

【奈良-20】

壺阪・高取コース約11km 【アプリ対応コース】

2万5千石の城下町として栄えた高取。壷阪寺を経て広大な高取城跡、家老屋敷などを巡る歴史コース。在りし日の城下町・高取に思いを馳せながら歩いてみたい。

コース

壺阪山駅~壷阪寺~高取城跡~壺阪山駅
(アプリチェックポイント:壺阪山駅、夢創館、壷阪寺、高取城跡、猿石)

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

2万5千石の城下町として栄えた高取の、繁栄の中心であった土佐の町。昔を物語るように、長々と続く低い軒さき格子戸の古い家並みを抜けると、やがて杉・桧林が続く山道に入る。その先には、西国三十三ヵ所第六番札所の「壷阪寺」。浄瑠璃「壷坂霊験記」のお里・沢市物語で知られる古刹だ。ここからいくつかの急な上り坂を経て、高取山へ向かう。途中、凹凸の巨石一面に刻まれた、大迫力の五百羅漢石仏群があるので見ていこう。標高584メートルの高取山の上には、「高取城跡」がある。「巽高取雪かとみれば 雪でござらぬ土佐の城」と謳われた城は、現在では石垣を残すのみだが、その規模は広大。本丸跡から吉野・大峰などの山々が一望できる。くねくねと曲がりくねった、七曲りの坂道を進み、二ノ門跡の辺りまで来ると、栢森へ行く分かれ道(こっちに入らないよう注意)があり、その分岐に「猿石」がどっかと腰をおろしている。元禄年間に明日香村で発掘され、運ばれたというが、刻まれた顔は、猿とも人とも判別しがたい。猿石を過ぎてさらに進むと、徐々に展望が開け、田園風景が広がる。もと高取藩の家老屋敷である「植村邸」を過ぎたところで、コース序盤の道へ合流。起点の壺阪山駅へ向かう。

【奈良-21】

飛鳥コース(1)(高松塚古墳~石舞台古墳~岡寺)約9km 【アプリ対応コース】

飛鳥を代表する観光スポットが目白押しのコース。亀石などの石造物、極彩色の壁画で注目を集めた高松塚古墳などを散策。

コース

飛鳥駅~高松塚古墳~石舞台古墳~岡寺~亀石~飛鳥駅
(アプリチェックポイント:高松塚壁画館、橘寺、石舞台古墳、岡寺、亀石)

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

1972年、貴人・麗人たちを描いた絵画が発見されて注目を集めた高松塚古墳。聖徳太子誕生の地とも伝えられる橘寺。2,300トンの巨岩・石舞台。像高約5メートル、日本最大の塑像・如意輪観音坐像(重文)がある岡寺。また、亀石などの石造物もあり、見どころが多い。

【奈良-22】

飛鳥コース(2)(甘樫丘~飛鳥寺~板蓋宮跡)約9km 【アプリ対応コース】

橿原神宮前駅から東へ甘樫丘(あまかしのおか)、飛鳥寺、板蓋宮跡(いたぶきのみやあと)、川原寺跡など歴史とロマンあふれる飛鳥の見所が満喫できるコース。

コース

橿原神宮前駅~甘樫丘~飛鳥寺~伝飛鳥板蓋宮跡~川原寺跡~岡寺駅
(アプリチェックポイント:甘樫丘、飛鳥坐神社、飛鳥寺、川原寺跡弘福寺、岡寺駅)

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

のどかな道を歩いていくと最初にたどり着くのが、甘樫丘。万葉の里の展望台として親しまれ、眼下には飛鳥の里が一望できる。また大和三山や青垣の山々も遠望できる。自ずと絵ごころ、詩ごころがわいてくるのは不思議。ここから眺める朝景、夕景は素晴らしい。丘を下ると、日本を含めた東アジア仏教文化が一堂に会した故地といえる、飛鳥寺が登場する。現在は安居院に釈迦如来像が座す。もとは210メートル×320メートルの大寺院。近くに入鹿の首塚や、謎の石造物「酒船石」がある。飛鳥寺の道をさらに進むと、飛鳥坐(あすかにいます)神社にたどり着く。集落の東、小高い丘陵にある。二月のおんだ祭りや陰陽石が有名だが、いずれも五穀豊穣の祈りがこめられたものだと考えられている。境内にある飛鳥山口神社とともに式内社。

【奈良-23】

万葉の阿騎野コース約5km 【アプリ対応コース】

万葉の歌人、柿本人麻呂ゆかりの宇陀市大宇陀。その名所を巡る約5km。かぎろひの丘万葉公園から吉野の山並を見渡し、最終ポイントの人麻呂公園へ向かう。

コース

道の駅~大願寺~森野旧薬園~徳源寺~阿紀神社~人麻呂公園~道の駅
(アプリチェックポイント:道の駅 宇陀路大宇陀、森野旧薬園(吉野葛本舗)、松山西口関門、阿紀神社、阿騎野人麻呂公園)

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

柿本人麻呂ゆかりの宇陀市大宇陀区を巡る約5km。まずは「道の駅」の裏手に広がる大願寺へ。仏足石(ぶっそくせき)などを拝観後は、いろいろな薬草が見学できる森野旧薬園、薬問屋の名残りが看板に見られる薬の館へ向う。この辺りは江戸時代の町並みの雰囲気が残り、黒塀や竹囲いの矢来を付けた家屋が並ぶ。城下町の風情漂う松山西口関門をくぐって、次のポイントヘ。徳源寺の境内奥の石段を上がったところに織田公墓所があり、五輪塔や墓石がひっそりと佇んでいる。徳源寺でひと休みをした後、田園と古城山(ふるしろやま)を左に眺めながら車道を上る。分岐を左に下って行く途中に天益寺があり、春には枝垂れ桜が美しい。さらに下り農道を抜けると阿紀神社に辿り着く。高台にあるかぎろひの丘万葉公園からは吉野の山並、竜門岳が見渡せる。最終ポイントの人麻呂像がある人麻呂公園内を抜け、国道沿いを歩いてゴールの「道の駅」に到着する。本コース以外にも見所があり、宇陀市中央公民館所蔵の壁画「阿騎野の朝」や樹齢300年ともいわれる枝垂れ桜で有名な又兵衛桜、大宇陀温泉あきののゆへ行きたい方はオプションコースをおすすめする。

【奈良-24】

葛城の道コース約10km 【アプリ対応コース】

金剛山、葛城山の山裾を南北に延びる葛城古道の沿道には古寺、神社、史跡、伝説や神話が多く残っている。

コース

風の森バス停~高鴨神社~名柄~九品寺~近鉄御所駅
(アプリチェックポイント:高鴨神社、住吉神社、葛城一言主神社、六地蔵石仏、近鉄御所駅)

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

この地方の豪族鴨氏の氏神の社、高鴨神社。京都の賀茂上下社もここが本家。境内にはうっそうと茂る老杉に囲まれ、時を忘れてしまいそうな静けさ。重文の本殿は桧皮ぶきの室町時代の建物。春にはサクラソウが見もの。高天彦神社へ向かう途中にあるのが、高天ガ原。金剛山中腹に位置し、橋本院付近水田地帯一帯の高原台地。人里とも街道とも隔離された状況が高天原伝承地にふさわしい風情をかもしている。豪族葛城氏の祖神を祀り、背後の美しい円錐形の山がご神体の高天彦神社。参道をおおう天をつく老杉は神話の時代をほうふつとさせる。高天原を引き返し、さらに歩いていくと、一言主神社が見えてくる。葛城の大神、一言主神は願い事をひとことだけ聞いてくれるという神。里の人は「いちごんじさん」と呼ぶ。雄略天皇と争った伝説があり、境内にある蜘蛛塚も大和王権に抵抗した土蜘蛛一族が封じ込められたという史跡で、高さ20メートルの大イチョウの、乳房が垂れたような気根が圧巻。

【奈良-25】

室生(むろう)寺・大野寺コース約6km 【アプリ対応コース】

およそ50種の草花が移り咲く大野寺。寺と室生川をはさんで向かい立つ弥勒磨崖仏。諸仏のほとんどが国宝や重文に指定されていることでも有名な室生寺。

コース

室生口大野駅~大野寺~室生寺
(アプリチェックポイント:室生口大野駅、大野寺、室生山上公園芸術の森、室生寺、室生寺バス停)

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

道標が整備された東海自然歩道、距離が短く急坂も少ないので家族で充分楽しめる。大野寺から対岸の弥勒磨崖仏を拝し、しばらくして歩きよい地道に入る。3km近くにわたり、渓流が右に左に心地よい音を奏でる。杉桧が続き森林浴もたっぷりと。門森(かどのもり)峠を越せば、眼下に室生の里と室生寺が箱庭の様な美しさ。

【奈良-26】

奥香落(おくかおち)高原コース約9km

国の天然記念物鎧岳・兜岳、屏風岩をはじめとした壮大な大自然が圧巻。中でも奥香落(曽爾)高原のススキは必見の価値ある美しさ。

コース

太良路~亀山峠~南出口フリーバス停

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

太良路(たろじ)でバスを降りて曽爾(そに)川をわたるとゆるやかな上り坂となる。この時忘れてならないのは、後ろを振り返ること。国の天然記念物鎧(よろい)岳・兜(かぶと)岳、さらに屏風岩の雄姿が姿を表わしてくる。そのうち、二本ボソの山頂が前に見えはじめ、前も後ろも目を離せない。そして圧巻はお亀池をとりまく大草原。「国立曽爾青少年自然の家」の前あたりで突然、視界が開ける。春と夏は鮮緑の、秋から冬にかけてはススキの大海原になる。急な坂を上りきったところが亀山峠。眼下にお亀池、それをとりまく擂鉢(すりばち)状の山々、鎧(よろい)岳・兜(かぶと)岳・古光山(ここうざん)・三峰山(みうねやま)・・・とパノラマ大展望。標準コースはここから木立をぬって三重県側へ下山となる。中太郎生(なかたろう)への道におおいかぶさるような倶留尊山(くろそやま)の迫力に息をのむ。そして、のどかな山里風景を満喫しながらゆるい下り坂を降りる。

【奈良-27】

三峰(みうね)山登山コース約11km

室生赤目青山国定公園の尾根を歩くコース。見どころのひとつである三峰山は近畿の冬山登山のメッカ。

コース

みつえ青少年旅行村~三峰山~新道峠~みつえ青少年旅行村

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

三峰山北麓の旅行村を出発、通称「大タイ」の谷筋から「登り尾」登山道に入り、尾根沿いに登って山頂へ。八丁平を経て、奈良・三重の県境の尾根伝いに緩やかなアップダウンを歩き、新道峠から下る。少々きつい登りもあるが、随所に眺望が開け、倶留尊山(くろそやま)、大洞山(おおぼらやま)などの峰々が望める。八丁平から新道峠への尾根筋では高見山や大台の山々も。冬場の霧氷の美しさは感激もの、春のシロツツジなど四季折々の美しさがある。オプションコースでは不動滝が見もの。冬期:アイゼン必携

【奈良-28】

高見山登山コース約10km

旧伊勢南街道の美しい杉並木の中をぬって小峠から高見山山頂へ。冬には樹氷が見られることも。

コース

高見登山口~小峠~大峠~高見山頂~杉谷・平野分岐~高見平野

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

コースの前半は紀州と伊勢を結ぶ旧伊勢南街道。整然とした杉並木をぬって小峠へ。一旦、国道に合流して大峠〔高見峠〕に着く。さらに胸突八丁の道を1時間たらずで山頂に。帰路は、冬なら霧氷・樹氷の美しい木立ちの間をゆるゆる下る。バラエティに富んだコースである。冬期:アイゼン必携

【奈良-29】

みたらい渓谷・洞川自然研究路コース約7km、約8km 【アプリ対応コース】

みたらい渓谷、洞川温泉など全国的に知られるスポットが楽しめる。自然に包まれた納得のコース。

コース

天川川合~みたらい滝~洞川温泉 約7km
(アプリチェックポイント:天川川合バス停、みたらい滝、観音峯山登山口の吊橋、洞川温泉センター、洞川温泉バス停)
洞川温泉~面不動鍾乳洞~母公堂~五代松鍾乳洞~竜泉寺 約8km

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

みたらい渓谷コースは天川川合バス停がスタート。吊り橋を渡り、川沿いを歩いていく。発電所の前を通り過ぎ、巨岩をぬうように流れる小さな滝や清らかなせせらぎを聞きながら歩く。ところどころにある吊り橋から眺める景色は本当に美しい。そして、このコースの目玉、みたらい渓谷。大峰山系から流れる山上川にできた渓谷で、エメラルドグリーンの水と巨岩・奇岩がおりなす美しさはたとえようもないほど。とくに「みたらい滝」と「光の滝」は、オススメ。若葉に包まれた春、若つつじが咲き乱れる夏、目もくらむような紅葉の秋と、季節ごとの美しさも魅力のひとつ。みたらい渓谷の美しさの余韻に浸りながら、さらに進むと、村営洞川温泉センターが見えてくる。湯船にゆったりと浸かり、このコースは終わる。

【奈良-30】

花の郷滝谷から大師の道・室生コース約12km 【アプリ対応コース】

三本松駅をスタートし、季節の花々が美しく咲き誇る「花の郷滝谷花しょうぶ園」を経て、大師の道を辿り、室生龍穴神社奥宮へと至るコース。

コース

三本松駅~花の郷滝谷花しょうぶ園~大師の道~室生龍穴神社奥宮~室生寺バス停
(アプリチェックポイント:三本松駅、花の郷滝谷花しょうぶ園、仙人の岩屋、室生龍穴神社、吉祥龍穴)

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。
※バスの本数が少ないので奈良交通お客様サービスセンター TEL.0742-20-3100へ事前にご確認ください。

みどころ

往時の青越(あおごえ)初瀬街道から室生寺への参道・大師の道を辿る。三本松駅を降り国道165号を東へ。信号を右折し長瀬の集落内の小さな御堂(小室生寺)を左に見て進み、室生橋で宇陀川を渡る。滝谷川にかかる長瀬1号橋手前の細い分岐路を右にとり登りの山道へ。登りつめた辺りが花の郷滝谷花しょうぶ園の北東の端。その外周道路を右方向に辿り、左折すぐが正面入口。その前の道をゆるやかに上ると、ほどなく右手への分岐。砥取(ととり)の集落内を抜けて下り、広い道路を横断して再び登り。沿道の随所に丁石やお地蔵様があり往時の街道だったことを偲ばせる。やがて急坂を下り県道28号に合流。その歩道を南下し、仙人橋で室生川の清流を渡ると室生寺の門前町へ出る。さらに進んで室生龍穴(りゅうけつ)神社前を過ぎ約550mで奥宮への分岐。800mほど上ると龍穴への降り口に鳥居が立つ。帰路は室生寺前バス停まで戻り室生口大野駅へ。

【奈良-31】

林業の街から伊勢街道コース約6km 【アプリ対応コース】

吉野神宮駅付近の吉野川を南岸から北岸へと往復する、一部を除いて平坦で歩きやすいコース。

コース

吉野神宮駅~本善寺~大名持神社~大師山寺~大和上市駅
(アプリチェックポイント:吉野神宮駅、吉野杉の家、天然記念物 妹山樹叢石碑、大師山寺、大和上市駅)

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

桜で名高い吉野山の北側を西に向かって流れる吉野川。その吉野川の万葉の歌枕(うたまくら)・宮滝もほど近いあたりを、南岸から北岸へと往復する。吉野神宮駅から、木の香漂う製材所地区を東へ通り抜け、妹背(いもせ)大橋で吉野川を横断、往時の風情を残す伊勢街道などを経て西に進み、大和上市駅へ至る。吉野川の清流、川に架かる鉄橋と電車、鉄橋越しの夕陽とススキなど、撮り鉄には嬉しい撮影ポイントも多い。後半にある大師山寺(だいしやまでら)への上り下りを除けば、全コース平坦な歩きやすい道だ。

【奈良-32】

吉野山回遊(上千本・中千本・下千本)コース約9km 【アプリ対応コース】

約3万本もの桜が咲く桜の名所、吉野山。季節になると下千本、中千本、上千本、奥千本の順に桜が開花していく。

コース

吉野駅~蔵王堂~花矢倉~水分神社~如意輪寺~吉野駅
(アプリチェックポイント:吉野駅、金峯山寺蔵王堂、𠮷水神社、花矢倉展望台、如意輪寺)

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

「桜の国の桜の名所」と謳われる吉野山を周遊する。約3万本の桜の他、四季折々の豊かな自然と、源義経や後醍醐天皇など歴史上の人物ゆかりの古跡、修験道の聖地・金峯山寺など見所も豊富。駅を出て「七曲坂」を上りきると緩やかな上り道に合流する。旅館、飲食店、土産物店などが並ぶ道を進むが、随所で遠望も。時に急坂もある道を花矢倉まで進み、帰路は如意輪寺を経て、谷筋の静かな道を下る。標高差は300m近いが、すべて舗装路で歩き良い。

【奈良-33】

和佐又山登山コース約9km

和佐又山登山口バス停を起点に、和佐又山山頂を目指す約9キロのコース。山頂からの見事な眺望が楽しめる。

コース

和佐又口バス停~沢道コース~和佐又山山頂~和佐又山ヒュッテ~和佐又口バス停

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

新伯母峯トンネルの脇にある和佐又山登山口バス停が起点。バス停から車道を上りはじめる。途中の景色を楽しみながら1.3kmの地点から沢道コースに入る。大小の石がごろごろした沢を進み、倒木や苔の道を上りきると、広場へ到着。そこから車道を少し歩いて登山道へと進む。大普賢岳との分岐まではゆっくりした上り、ここでひと休みして一気に山頂を目指す。山頂からの眺望を楽しんだ後は、車道を下り、起点と同じバス停へ向う。

【奈良-34】

大台ヶ原回遊コース約9km 【アプリ対応コース】NEW !

壮大な景色を楽しめるハイキングコース。

コース

東大台
(アプリチェックポイント:大台ケ原ビジターセンター、日出ヶ岳、正木ヶ原、しおから吊橋)

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

日出ヶ岳、正木ヶ原、牛石ヶ原、大蛇嵓(ぐら)、と目をみはる見所が次々に展開。シオカラ谷から駐車場への道は少々登りだが、あとの道はなだらか。大展望を楽しむには絶好。

【奈良-35】

奈良公園から奈良町 歴史と文化コース約4km 【アプリ対応コース】

奈良公園内の名所と奈良町の施設を巡るコース。

コース

近鉄奈良駅~浮見堂~名勝大乗院庭園文化館~奈良町~近鉄奈良駅
(アプリチェックポイント:興福寺、浮見堂、旧大乗院庭園、元興寺、采女神社(猿沢池))

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

前半は興福寺境内から奈良公園内の名所を巡り、後半は奈良町の風情を楽しみながら、多様な施設を訪ね歩く。奈良公園はあまりにも有名な観光地だが、注意して歩くと興福寺境内の「花乃松」の碑や、鷺池畔に造られた洞水門(水琴窟)(どうすいもん(すいきんくつ))など新旧の意外な名所に出くわすことも。奈良町には公立私立を問わず多様な見学施設が多く、すべてじっくり見て回ればそれだけで1日仕事。細い路地もあって迷いかねないが、敢えてさまよい歩いてみるのも一興だ。トイレも随所にあり安心して歩ける。

【奈良-36】

奈良・西の京寺社巡りコース約4km 【アプリ対応コース】

大和西大寺駅から「歴史の道」などを辿って唐招提寺、薬師寺などを巡る、歴史を感じさせるコース。

コース

大和西大寺駅~西大寺~菅原天満宮~喜光寺~唐招提寺~薬師寺~西ノ京駅
(アプリチェックポイント:大和西大寺駅、喜光寺、唐招提寺、西ノ京駅)

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

近鉄奈良線・京都線・橿原線の乗換駅で、奈良観光の玄関口とも言える大和西大寺駅。駅を出て橿原線の西側、「歴史の道」などを辿って南へ向かい、唐招提寺、薬師寺に至る。コース沿いには新興住宅地などもあるが、古い神社仏閣や古墳などと調和する、のどかな田園風景も広がる。東大寺などがある奈良の東部に対して、「西の京」と呼ばれる理由が納得できる、歴史を感じさせるコース。全行程、上り下りのない平坦な道が続く。

【奈良-37】

空海や山伏も歩いた信仰の道 すずかけの道コース(1)約13km

「すずかけの道」と名づけられた道の一部を東へ辿るコース。八幡神社に寄るオプションコースもある。

コース

阪本バス停~滝尾渓谷~不動滝~永豊寺~天川和田バス停

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

修行時代の空海や戦前まで大峯高野修行の行者が盛んに歩いた大峯高野街道は、ほぼ東西に延びる信仰の道。山伏装束に因み「すずかけの道」と名づけられた道の一部を東へ辿る。五條市大塔町、猿谷(さるたに)ダム湖畔の阪本バス停を出発し、天(てん)ノ川左岸の県道を上流に向かって天川村内へ。蛇行する天ノ川に沿い、塩野橋、広瀬橋、庵住(いおすみ)橋と渡り、天川和田バス停に至る。滝尾渓谷などの自然美あり、空海が庵を結んだという庵住などの地名あり、落とした数珠から芽吹いて育った菩提樹などの伝承ありと、楽しみは様々。全コースほぼ平坦で歩き良いが途中、標高差約80mの八幡神社に寄るオプションコースもある。

【奈良-38】

空海や南朝史を偲ぶ信仰の道 すずかけの道コース(2)約13km

「すずかけの道」の一部を洞川温泉から南へ辿るコース。南朝ゆかりの古刹や吊橋からの絶景など見所は多い。

コース

洞川温泉バス停~みたらい遊歩道~天水分神社~光遍寺~天河大辨財天社~栃尾バス停

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

修行時代の空海や戦前まで大峯高野修行の行者が盛んに歩いた大峯高野街道。「すずかけの道」と名づけられた、その道の一部を洞川温泉から南へ辿る。天(てん)ノ川の上流、山上川(さんじょうがわ)を右に見て、林間のみたらい遊歩道を南下、旧「鈴懸(すずかけ)峠」(現・虻(あぶ)峠)を越え、天河大辨財天社、九尾(つづらお)ダムなどを経て栃尾バス停へ。南朝ゆかりの古刹や清流に架かる吊橋からの絶景など見所は多い。一度、栃尾バス停に着くが、川向こうの観音堂は必見スポットで、そこへの往復もコースのうち。平坦で歩きやすい川沿いの道が大部分だが、鈴懸峠越えの下りは注意が必要。

京都府

【京都-1】

伏見酒蔵のまち・歴史探訪コース約9km 【アプリ対応コース】

酒造と歴史の町、伏見を堪能するコース。月桂冠大倉記念館を見学し、明治天皇を埋葬する伏見桃山陵を目指す。道中は名所が数多い。

コース

桃山御陵前駅~月桂冠大倉記念館~長建寺~伏見桃山陵~近鉄丹波橋駅
(アプリチェックポイント:桃山御陵前駅、月桂冠大倉記念館、伏見であい橋、御香宮神社、近鉄丹波橋駅東出口)

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

京都らしい細く入り組んだ道を行くと、造り酒屋の酒蔵が見えてくる。月桂冠が創業350周年を記念して作った月桂冠大倉記念館で酒造りに関する資料を見学してから、鮮やかな深紅の土塀と竜宮造りの山門が目を引く長建寺、さらに坂本龍馬ゆかりの寺田屋へと向う。ここから濠川沿いを歩いて伏見港公園へ。その昔、京都~大阪間を往来していた三十石船が復元され、観光用として十石舟が期間限定で運航している。コースを東に進み、明治天皇を埋葬する伏見桃山陵を目指す。杉や檜が繁る参道を抜け陵墓を背に振り返れば、南山城の街並が眼下に。少し下ったところにある昭憲皇太后陵、桓武天皇陵を巡って終点の近鉄丹波橋駅に辿り着く。

【京都-2】

宇治回遊コース約9km 【アプリ対応コース】

世界文化遺産に登録された宇治上神社をはじめ、興聖寺、紅葉谷、平等院など、宇治の見どころフルコース。中でも興聖寺や紅葉谷は、宇治随一の紅葉の名所。

コース

宇治橋西詰バス停~宇治上神社~興聖寺~紅葉谷~平等院~宇治橋西詰バス停
(アプリチェックポイント:宇治橋、興聖寺、宇治上神社、天ヶ瀬吊橋、平等院鳳凰堂)

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

スタート地点を出発して宇治橋を渡り宇治川右岸へ。宇治橋断碑が境内にたつ放生院の前を通り、川沿いの道から離れて宇治神社への階段を登る。隣りあう宇治上神社は世界文化遺産に登録され、本殿と拝殿は国宝。仏徳山への登山口を経て興聖寺に下るが、途中の休憩所からは宇治市街を一望できる。川沿いの道に戻り桜と楓のプロムナードを1キロ歩いて天ヶ瀬橋を渡る。少し下ってから紅葉谷に分け入る。興聖寺の琴坂と並ぶ紅葉の名所だ。最奥には平安時代建立の金色院ゆかりの史跡が。宇治川左岸に戻って塔の島や平等院など宇治のハイライトを時間の許す限り楽しもう。

【京都-3】

京田辺のどかな散策コース約8km 【アプリ対応コース】

延喜式内社・二社からなる左右両殿同形式の本殿をもつ佐牙神社をはじめ、薬師山古墳、ゴロゴロ山古墳などが点在する飯岡古墳群や咋岡神社などをめぐるコース。

コース

近鉄宮津駅~佐牙神社~寿宝寺~飯岡古墳群~法泉寺~新田辺駅
(アプリチェックポイント:佐牙神社、寿宝寺、ゴロゴロ山古墳、法泉寺、新田辺駅)

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

近鉄宮津駅から西へおもむきのある民家が建ち並ぶ道をしばらく進むと、左手に佐牙神社の参道階段が見える。川沿いの桜並木の道を進みJR線のガードを東へ潜って北上すると三山木駅前のロータリー。その北端で府道を東へ取り寿宝寺前へ至る。農道を東に進むと、ほどなく木津川の堤防。飯岡(いのおか)に上って茶畑の間の古墳を巡り草内(くさうち)へ。法泉寺前を西に進むと防賀川沿い遊歩道。北進して田辺高校前を西に行くと新田辺駅に到着する。古墳丘陵などの他はほぼ平坦な道だ。

【京都-4】

浄瑠璃(じょうるり)寺・岩船(がんせん)寺石仏コース約9km 【アプリ対応コース】

あぜ道の脇、舗装路からちょっと奥まったところ、樹々のしげみの中など、至るところに美しい石仏がたたずんでいる。当尾の里をめぐるコース。

コース

浄瑠璃寺口バス停~西小バス停~浄瑠璃寺~岩船寺~大門石仏~浄瑠璃寺口バス停
(アプリチェックポイント:浄瑠璃寺、岩船三体阿弥陀磨崖仏(笑い仏)、岩船寺、大門石仏群、大門ほとけ谷阿弥陀磨崖仏)

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

当尾の里は石仏の宝庫。あぜ道の脇、舗装路からちょっと奥まったところ、樹々のしげみの中など、至るところに美しい石仏がたたずんでいる。近鉄奈良駅から浄瑠璃寺行きバスに乗車し、西小(にしお)バス停で下車。岩船寺までは秀作が目白押し。阿弥陀三尊磨崖仏(笑い仏)は中でもスーパースター、おだやかな微笑に心がなごむ。岩船寺からしばらく歩くと、不動明王石仏が薄暗い場所にたたずむ。笑い仏手前分岐(5,400m)からは浄瑠璃寺方面へ来た道を戻る。(6,300m)のヤブの中地蔵三尊磨崖仏から右折れし、大門石仏群を過ぎるとゆるやかな下りが続く中、当尾で最大、大門ほとけ谷の阿弥陀磨崖仏(像高約2.5m)の堂々としたお姿が眺められる。全体的に一部を除き、ゆるやかな起伏が続くコース。ただし西小から浄瑠璃寺まではゆるやかな上り、大門の石仏群の道はゆるやかな下りが続く。

【京都-5】

精華町の歴史と学研都市巡りコース約11km 【アプリ対応コース】

地元精華町の旧市街や緑の豊かな学研都市の新名所を訪ね歩くコース。

コース

新祝園駅~来迎寺~釈迦の池~けいはんな記念公園~稲植神社~新祝園駅
(アプリチェックポイント:新祝園駅、けいはんな記念公園、けいはんなプラザ日時計広場、UFOのモニュメント、稲植神社)

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

京都・大阪・奈良の三府県にまたがって広がる関西文化学術研究都市 (愛称は、けいはんな学研都市)。その最寄り駅のひとつ、新祝園駅発着で、地元精華町の旧市街や緑の豊かな学研都市の新名所を訪ね歩く。人形浄瑠璃近松作品ゆかりの古寺や陶芸家が愛した溜池の景色、斬新なデザインの研究施設が建ち並ぶ新都市の風景、その都市内に造られた大規模な公園、四季の樹木が配された住宅地内の散策路など変化に富む。コース途中のスイーツ店に立ち寄るのも楽しみのひとつ。

【京都-6】

歴史と文化が香るまち、木津川市探訪コース約14km 【アプリ対応コース】

高の原駅から木津川市の史跡をめぐり、泉大橋を渡って、芳香が漂う茶間屋街へ。木津川市の魅力がつまったコース。

コース

高の原駅~音如ヶ谷瓦窯跡~木津惣墓五輪塔~安福寺~上狛茶問屋街~相楽神社~高の原駅
(アプリチェックポイント:高の原駅、音如ヶ谷瓦窯跡、木津惣墓五輪塔、泉橋寺、相楽神社)

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

駅周辺に大型ショッピングセンターやUR賃貸物件が並び、便利で暮らしやすいまち、高の原から木津川市の史跡、見どころを歩く。長距離だが、道は平坦で歩きやすい。悠久の流れを見せる木津川沿いに開けた木津川市は古代から続く歴史を持ち、史跡や古社寺が点在する。幕末からお茶の栽培が盛んになり、現在の茶問屋街を歩くとお茶の芳香が漂う。コース沿いにはおいしいパン屋さんがいくつも。味比べをしながら歩くのも楽しみだ。

三重県

【三重-1】

赤目・香落渓(かおちだに)コース約8km 【アプリ対応コース】

絶妙の渓谷美が素晴らしい赤目四十八滝。春はツツジとヤマブキ、その後は新緑、秋は紅葉が彩りを添える香落渓など、のどかな自然を満喫。

コース

赤目滝バス停~赤目四十八滝~落合バス停
(アプリチェックポイント:不動滝、千手滝、布曳滝、荷担滝、琵琶滝)

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

前半は滝と清流に親しむ道。初夏は新緑が鮮やか。夏、涼感たっぷり。秋は紅葉が美しく、冬は氷瀑が見れることも。最後の岩窟滝からはやさしい雰囲気漂う道となり、香落渓へは下りが多く、道沿いに杉・桧林が続く。緑の香り、鳥のさえずりが耳に心地良い。オプションコースは整備されたコース。石仏・梅林・茶畑・サツキやアジサイの植え込みが続き、のどかさ満喫の道。

【三重-2】

美旗古墳群巡りと初瀬街道コース約8km 【アプリ対応コース】

馬塚を含む美旗古墳群と、昔を偲べる遺跡などがある初瀬街道をのんびりと歩く。

コース

美旗駅~馬塚古墳~美波多神社~美旗市民センター~桔梗が丘駅
(アプリチェックポイント:貴人塚古墳、新田用水と常夜燈、美波多神社、美旗市民センター、桔梗が丘駅)

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

前半は小波田(おばた)川右岸の台地に築造された美旗古墳群のうちの4基などを巡り、後半は往時の伊勢参宮街道である初瀬街道を中心に歩く。近鉄大阪線を越える歩道橋2か所や、旧伊賀鉄道の鉄橋跡があるなど、鉄チャンにうれしいスポットの他、紫陽花並木、桜並木など季節ごとの楽しみもある。江戸時代中期の建設で今も現役という農業用水路と並行するところもあり、昔の人の知恵を学ぶこともできる。ごく緩やかな上り下りはあるが全体にほぼ平坦なコースで、どこも眺望が開けていて気持よく歩ける。

【三重-3】

伊賀上野 城下町周遊コース約8km 【アプリ対応コース】

小京都とも呼ばれる城下町らしい家屋や通り、伊賀上野出身の松尾芭蕉ゆかりの施設が点在するコース。

コース

伊賀鉄道上野市駅~芭蕉翁生家~蓑虫庵~鍵屋の辻~上野公園~伊賀鉄道上野市駅
(アプリチェックポイント:だんじり会館、菅原神社、蓑虫庵、上野城天守閣、上野市駅)

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

コース中には小京都とも呼ばれる城下町らしい家屋や通り、伊賀上野出身の松尾芭蕉ゆかりの施設が点在している。芭蕉気分で一句詠みながらのハイクも趣向があって楽しい。歩いていると伊賀まちかど博物館の看板を掲げている私的博物館が何軒かあり、館長の自慢のコレクションや伝統の技・手仕事などが見学できる。また、毎年10月下旬に開催される上野天神秋祭のだんじり(楼車)を収蔵しているだんじり蔵、歴史を語る虫籠窓(むしこまど)・格子・看板や忍者マンホール・忍者フェンスなどの発見がおもしろい。上野城、忍者屋敷を先に訪ねるのか、最後にのんびりと見て回るかは、時間にあった選択を。

【三重-4】

東青山四季のさと周辺巡歩コース約6km 【アプリ対応コース】

四季折々の表情を見せる東青山四季のさとを経て、猪の倉温泉前から山里の風情を満喫しながら榊原温泉口駅までを歩くコース。

コース

東青山駅~東青山四季のさと~切り通し~猪の倉温泉前~榊原温泉口駅
(アプリチェックポイント:東青山駅、東青山四季のさと、猪の倉温泉 しらさぎ苑、猪の倉温泉橋、榊原温泉口駅)

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

東青山駅の目の前に広がる四季のさと園地から、園地西側の林間の道に入って、北に向かって上る。トンネルを潜ってほどなく東に方向を変え、白山町佐田の集落から猪(い)の倉(くら)温泉方面へ北上。猪の倉温泉前から南下して、猪の倉温泉橋の手前で東に取り、後はほぼ緩やかな下りで榊原温泉口駅に至る。前半は多少、上り下りの多い山中の道、後半は山里の風情を満喫しながらゆったり歩ける舗装された散策路。1858地点および2922地点からは、それぞれ東青山駅へ戻るオプションコースもある。

【三重-5】

横山・英虞(あご)湾展望コース約9km 【アプリ対応コース】

伊勢志摩国立公園の自然、文化などについて知ることができる横山ビジターセンターや光り輝く英虞湾と前島半島を一望できる横山展望台をめぐるコース。

コース

鵜方駅~横山ビジターセンター~横山展望台~宇賀多神社~鵜方駅
(アプリチェックポイント:鵜方駅、横山ビジターセンター、横山展望台(横山天空カフェテラス)、あご湾展望台、宇賀多神社)

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

コース序盤は交通量の多い国道を通るので要注意。脇道に入ってからはゆるやかな上りとなる。横山ビジターセンターを経て、横山展望台はこのコースのハイライト。光り輝く英虞湾とその向こうに横たわる前島(さきしま)半島、太平洋が広がる。パノラマ展望台や見晴展望台などからの眺めも美しい。コースの後半は鳥のさえずりを聞きながらのんびりと下ってゆく。鵜方の町まで戻り、地元の古社・宇賀多神社を過ぎるとゴールの鵜方駅はすぐそこ。

【三重-6】

青峰山正福寺コース約7km

志摩地方独特の石垣や妻入り民家の間を抜けて、鯨の背にのって現れたと伝わる本尊を祀る青峰山正福寺へ。行きの参道では鳥羽湾が、帰りには伊雑浦や的矢湾などが見える。

コース

松尾駅~青峰山正福寺~沓掛駅

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

松尾駅からすぐ近く、古い道標のところで相差や国崎へ行くバス道と別れ集落の中へ。志摩地方独特の石垣や妻人り民家が立ち並ぶ。登山口からは丁石が、山道を歩くお詣りの人やハイカーを導いてくれる。野鳥さえずり、リスの姿も見かける林をぬって正福寺に着く。ひと休みしたあと、再び丁石に導かれて下る。上りに比べてやや急な道を下るうちに農道へ出る。落ち着いた佇まいの集落を抜けて沓掛駅へ。駅から青峰山を見ると、山腹に黄金伝説やUFO基地説も飛び出す長者岩が白く光っている。

【三重-7】

鳥羽三山・赤崎神社コース約6km 【アプリ対応コース】

日和山、樋の山、城山の「鳥羽三山」を歩き、城山から鳥羽湾の展望を楽しむ人気のコース。三山をまたにかけるためアップダウンがあるが、距離は6キロと短い。

コース

鳥羽駅~日和山~樋の山~赤崎神社~城山~鳥羽駅
(アプリチェックポイント:鳥羽駅、無線電話発祥記念碑、金刀比羅宮鳥羽分社、金胎寺、城山公園)

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

このコースの総距離は短いが、スタート直後いきなり急な登り。苦あれば楽ありで、日和山からの展望はすばらしい。山道を下り、能で有名な賀多神社から九鬼氏菩提寺の常安寺へ。ここから樋の山へは再び登りとなる。鳥羽湾展望を楽しんだ後、山を下る。鳥羽の町中にある金胎寺・西念寺を経て赤崎神社へ。最後は城山から鳥羽湾を見おさめて鳥羽駅へ戻る。

【三重-8】

朝熊岳道(あさまたけみち)・宇治岳道(うじたけみち)コース約16km 【アプリ対応コース】

金剛證寺への参拝者が行き来する朝熊岳道を、一定間隔で立つ22の町石を道案内に進む。眼下に朝熊町、津、伊勢湾などの展望を楽しみながら山頂を経て宇治岳道よりおかげ横丁へ。

コース

朝熊駅~朝熊山頂~宇治岳道~おかげ横丁~五十鈴川駅
(アプリチェックポイント:朝熊駅、朝熊山頂展望足湯、金剛證寺、宇治岳道、猿田彦神社)

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

朝熊駅から集落を通り抜け「であいの広場」から急坂を登るのが朝熊岳道(あさまたけみち)。拳大のゴロタ石もあり、所々に岩盤も露出して少し歩き難い。1町約109mごとの町石と、ケーブルカー跡などからの伊勢湾の眺めを励みに22町まで登り、宇治岳道(うじたけみち)と合流して左へ。朝熊ヶ岳山頂は八大龍王社の境内。金剛證寺(こんごうしょうじ)と奥の院を結ぶ参道に降り、極楽門前を右折して朝熊山頂へ。参道に戻り境内を抜けて宇治岳道へ。なだらかな下り坂を6キロ余で、おかげ横丁。おはらい町通りを経て約1キロで五十鈴川駅だ。急な登り、なだらかな山頂付近の舗装路、ゴロタ石の多い緩やかな下り、街路と変化に富んだコース。

【三重-9】

伊勢神宮(外宮・内宮)コース約8km 【アプリ対応コース】

伊勢神宮を巡るコース。伊勢市駅から外宮へは参宮街道のプロムナードを、外宮からは伊勢特有の妻入屋根の民家が続く街道の面影を感じながら猿田彦神社に参拝して内宮へ。

コース

伊勢市駅~外宮~古市街道~猿田彦神社~内宮~五十鈴川駅
(アプリチェックポイント:近鉄伊勢市駅(JR伊勢市駅側出口)、外宮前観光案内所、伊勢古市参宮街道資料館、おかげ横丁、五十鈴川駅)

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

伊勢神宮(外宮・内宮)を訪ねるコース。伊勢市駅から外宮へは参宮街道のプロムナードをゆく。外宮から世義寺を経て、古市街道に入ると妻入屋根の民家が続き、街道筋の面影が残る。猿田彦神社を過ぎると内宮はすぐそこ。平坦な道のファミリーコース。車道を歩くことが多いので、車には細心のご注意を。

【三重-10】

松坂城跡・古墳コース約12km 【アプリ対応コース】

継松寺から職人の町、工屋町を通って、松坂城跡や城下町の面影を残す御城番屋敷へ。コース中盤には、宝塚古墳。古代から戦国、江戸時代と、幅広い年代の史跡を一度にめぐる、歴史散策コース。

コース

松阪駅~松坂城跡~宝塚古墳~東松阪駅
(アプリチェックポイント:御城番屋敷、松阪市文化財センター、宝塚古墳、久保古墳、東松阪駅)

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

松阪駅を出発し、ほどなくして継松寺にたどりつく。別名岡寺観音と呼ばれ、厄除けに霊験あらたか。ここから松坂城跡までは見どころが多い。かつて職人が多く住んでいたことからその名が付いた、工屋(たくみや)町を通り、三井家発祥の地、松阪もめんの工芸品を実演販売している松阪もめん手織りセンターを後に松坂城跡に向かう。搦手(からめて)門から続く道の両側には、城下町の面影を残す御城番屋敷がある。コース中盤の県道沿いの脇道を少し奥に入ると伊勢地方最大の前方後円墳、宝塚古墳が現れる。終盤の住宅街にも久保古墳がある。コース全体を通して古代から戦国、江戸時代と、幅広い年代の史跡を一度に巡れる歴史散策コースとなっている。

【三重-11】

斎宮跡の道コース約9km 【アプリ対応コース】

伊勢地方特有の民家が軒を並べる伊勢街道を通って伊勢の斎宮ゆかりの史跡を巡る。道標が整備され、平坦な歩きやすいコース。

コース

斎宮駅~斎宮のハナショウブ群落~斎王の森~斎宮駅
(アプリチェックポイント:史跡公園さいくう平安の杜、斎宮のハナショウブ群落、隆子女王の墓、斎宮歴史博物館、斎王の森)

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

斎宮(さいくう)駅を出発してしばらくすると伊勢街道に出る。1.4キロばかり行って線路をわたり、笹笛川沿いにある斎宮のハナショウブ群落へ向かう。あたり一帯は農業の町(多気郡明和町)らしく一面の田畑、この風景は隆子女王の墓までつづく。次の栗須美(くりすみ)神社跡から斎王の森まではのどかな農村地帯、集落の中にある延命寺の槙(まき)垣の山門は見もの。道標が整備され、平坦な歩きやすいコース。

【三重-12】

久居散策(古刹・史跡)コース約7km 【アプリ対応コース】

軽装で気軽に久居の街巡りが楽しめる、約7kmの散策コース。のどかな田園風景と伊勢の山並みなど、古刹・史跡以外にも見どころは多い。

コース

久居駅~子午(とき)の鐘~賢明寺~玉せん寺~久居駅
(アプリチェックポイント:久居駅、子午の鐘、高通児童公園、賢明寺、玉せん寺)

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

久居駅を出発点とする約6.5kmの散策コース。軽装で気軽に久居の街巡りが楽しめる。1kmほどで右手に子午の鐘、同じ敷地に芭蕉句碑が立つ。コース中には伊勢地方に多く見られる槙垣の美しい民家が何軒も。休憩ポイントにお勧めの高通児童公園から伊勢自動車道をくぐる。ここからは、のどかな田園風景、伊勢の山並が見渡せる。コース中盤過ぎ、賢明寺、川併(かわい)神社を経て、終盤に立ち寄る玉せん寺からは約10分でゴールに到着する。コース距離が短いので、時間と体力に余裕がある方はそれぞれの名所をじっくりと見学してみては。

【三重-13】

城下町・津 散策コース約10km 【アプリ対応コース】

津観音から津城跡まで、津の見どころをひと巡り。道中には阿漕の平次を供養する阿漕塚や、梅園が有名な結城神社、そして伊勢街道筋の雰囲気が漂う町並みが。

コース

津駅~津観音~阿漕塚~結城神社~津城跡~津新町駅
(アプリチェックポイント:観音橋、阿漕塚、結城神社、津城跡、津新町駅)

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

立派な山門が建つ聖徳太子ゆかりの四天王寺境内には、芭蕉翁文塚や信長生母の墓が。ケヤキ並木の国道沿いから商店街を通り津観音へ向かう。コース中盤あたりの住宅街の一角に、浄瑠璃などでも演じられる阿漕の平次を供養する阿漕塚がある。梅園が有名な結城神社までくるとコースも残り半分。伊勢街道筋の雰囲気が漂う町並みの先に、閻魔大王坐像を安置する真教寺閻魔堂が見えてくる。再び国道沿いを歩いて、ゴール近くの津城跡に到着する。

【三重-14】

津・一身田寺内町コース約7km 【アプリ対応コース】

津駅前を起点に、田園地帯や古い民家の残る町並みを散策し、専修寺(高田本山)のある一身田寺内町へ向かうのんびりコース。コースはすべて平坦で歩きやすい。

コース

津駅~一身田寺内町~高田本山駅
(アプリチェックポイント:津駅、三重県総合博物館(MieMu)、一身田寺内町、高田本山専修寺、高田本山駅)

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

コースの前半は、閑静な市街地を歩く。津駅前の偕楽公園から、途中、美術館などもある広い道路を郊外へ。県総合文化センターを過ぎるあたりから田園地帯へと入る。伊勢別街道の付近で古い民家も残る街並に入り、常磐橋を渡って一身田寺内町へ。専修寺や古い商家などを眺めながら一身田町を出る。毛無川沿いの道から田園地帯を進み、再び街中に入ると、まもなく高田本山駅だ。コースはすべて平坦で歩きやすい。

【三重-15】

大黒屋光太夫ふる郷散策コース約8km 【アプリ対応コース】

18世紀後半、当時のロシアを初めて紹介した大黒屋光太夫。その幾多の苦難とロシアヘの漂流から帰国までの軌跡を偲びながら歩くコース。

コース

伊勢若松駅~大黒屋光太夫記念館~江島若宮八幡神社~光太夫モニュメント~白子駅
(アプリチェックポイント:伊勢若松駅、大黒屋光太夫記念館、大黒屋光太夫モニュメント、勝速日神社、白子駅)

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

18世紀後半、当時のロシアを初めて紹介した大黒屋光太夫。その幾多の苦難とロシアヘの漂流から帰国までの軌跡を偲びながら歩く約8キロ。まずは伊勢若松駅を起点に、のどかな住宅街を抜ける。塩浜街道沿いをしばらく行くと、左手に伊勢湾、千代崎海岸が見えてくる。コースの中盤から後半にかけて、海岸沿いの道をてくてくと。防風林の松並木が皆同じ方向に傾いているのが、いかにも海岸線の風景といったところ。コース5キロ過ぎあたりに江島若宮八幡神社が。境内には多数の絵馬が奉納されていて、内71面が“絵馬群”として三重県の民俗資料文化財に指定されている。また江戸時代にこの付近が白子港だったことから参道入り口に“江戸両組″の大常夜燈が立っている。コースの終盤にある白子港緑地は光太夫が船出した記念の地。記念のモニュメントと光太夫の波乱に富んだ人生を作品にし、映画化もされた「おろしや国酔夢譚」の作者、井上靖氏の碑が緑地内に。海に突き出た堤防には魚釣りを楽しむ人の姿が目立つ。白子港緑地をあとに、伊勢参宮街道にふさわしい古い民家が並ぶ通りを抜けて、終点の白子駅へ向かう。

【三重-16】

潮風満喫 鈴鹿コース約9km 【アプリ対応コース】

伊勢湾からの潮風を感じながら歩く、約9キロのコース。伊勢若松駅を起点に、海岸線を歩いて鈴鹿川派川へと遡っていく。

コース

伊勢若松駅~箕田公園~鈴鹿漁港~楠郷総社神明社~北楠駅
(アプリチェックポイント:若松漁港開港記念碑、箕田公園、鈴鹿漁港、楠郷総社神明社、北楠駅)

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

伊勢湾からの潮風を感じながら歩く、約9キロのコース。伊勢若松駅を起点に、まずは海岸を目指す。塩浜街道を横切って住宅街に入ると、地元の豪農が建立した西運寺がある。もとは目前庵と称し、寛文元(1661)年に現在の寺名に改名した。杉玉がさがる醸造所を過ぎると、いよいよ海岸線が見えてくる。静かに波打ち寄せる海岸を眺めながらの散策は、まさに潮風満喫のコース名にピッタリ。この辺りは、伊勢の海県立自然公園に指定されていて、天気が良ければ知多半島とセントレアから離発着する旅客機が遠望できることも。若松魚港、二本木樋門を経て整備されたモダンな箕田公園が左手に見えてくる。噴水やトイレなどもあり、休憩に最適。潮騒の音を聴きながら、どんどん歩を進めると2つ目の漁港、鈴鹿漁港にさしかかる。入江の船着き場には小型の船がズラーッと。漁港を後に、さらに海岸沿いを歩く。途中、蛤の養貝場がある。これは浅頼のプールに砂をまいて海水を引いたもので、いわば人工的な潮干狩りの海岸といったところ。ここを過ぎて、伊勢湾から鈴鹿川派川へと遡っていく。鈴鹿川は万葉集にも詠まれた大川。河口付近には、何万羽と群れるユリカモメの大群が圧巻。ゴール近くに楠郷総社神明社が鎮まる。境内の横を流れる用水路には立派な鯉が放流されていて、のどかな雰囲気が漂う。コース全体を通してポイントになるのは、やはり海。静かな海岸沿いをのんびりと歩くのに、うってつけのコースとなっている。

【三重-17】

七里の渡し・大福田寺コース約6km 【アプリ対応コース】

桑名駅を出発点に、本統寺、住吉神社、七里の渡跡、九華公園、大福田寺などをめぐる。距離は約6キロと短いが桑名市内の史跡をほぼ網羅したコース。

コース

桑名駅~七里の渡跡~九華公園~大福田寺~桑名駅
(アプリチェックポイント:寺町通り商店街、七里の渡跡、九華公園、大福田寺、桑名駅)

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

桑名駅東出口(左の階段)から海蔵寺へ、八間通りの歩道を行く。本統寺は商店街に隣接した大きな寺。明治時代に造られた六華苑の近くを通って住吉神社から七里の渡し、九華公園へ。このコースのハイライトゾーンだ。方向を西に転じ、旧東海道を越すと春日神社はすぐ。さらに近鉄線の西、大福田寺・照源寺へ。距離は短いが桑名市内の史跡をほぼ網羅したコース。

【三重-18】

蟹池(かにいけ)・智積養水(ちしゃくようすい)コース約9km 【アプリ対応コース】NEW !

のどかな田園風景を歩くコース。道中には五郎兵衛地蔵横の湧水や智積養水など鈴鹿連峰からの湧水が出ている場所が幾つもあり、この水を利用した古くからの酒処でもある。

コース

菰野駅~蟹池~西勝寺(智積養水)~一生吹山毘沙門天~高角駅
(アプリチェックポイント:菰野駅、五郎兵衛地蔵、蟹池、一生吹山、高角駅)

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

鈴鹿連峰への玄関口の一つ菰野駅を出発、町を抜けて五郎兵衛地蔵をまず訪ねる。お地蔵さんの横には澄んだ湧水が。ここからしばらく歩いたところにも清水の湧く池がある。この池から蟹池への田園地帯を歩きながら振返ると鈴鹿の名峰たちが屏風のように横たわっている。ほぼ中間の桜駅は四日市市に属する。このあたりは鈴鹿の山々から流れる伏流水を利用した酒どころとして知られる。そのうちの一軒の前を通って西勝寺へ。お寺の周囲を巡る水は智積(ちしゃく)養水と呼ばれ大きな鯉が泳いでいる。桜の集落を離れ一生吹山(いっしょうぶきやま)へのゆるい坂道を登る。雑木林が心地良い。最後のポイントである一生吹山でひと休みしたら坂を下って高角駅へ向かう。

【三重-19】

湯の山温泉周遊コース約1.5km 【アプリ対応コース】

湯の山温泉・御在所ロープウエイ前バス停を起点に温泉街を巡る約1.5キロのコースで、オプションコースの御在所山上公園もお楽しみください。

コース

三交湯の山温泉・御在所ロープウエイ前バス停~大石公園~ロープウェイのりば~三交湯の山温泉・御在所ロープウエイ前バス停
(アプリチェックポイント:湯の山温泉駅、湯の山かもしか大橋、御在所ロープウエイ湯の山温泉駅、御在所岳山頂、大石公園)

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

三重交通湯の山温泉・御在所ロープウエイ前バス停から大黒天を経て涙橋方面へ階段を降り、巨岩で有名な大石公園へ。誘(いざない)橋を経由して、ロープウェイのりばに出る。周遊コースはわずか1.5キロなので、御在所ロープウエイで御在所岳に足を延ばそう。オプションコースは二つのコースがあり、どちらもゆるやかな起伏で、視界が良ければ伊勢湾から中部国際空港、遠くには小説「潮騒」で有名な神島などが望める。

【三重-20】

多度山水郷展望コース約14km 【アプリ対応コース】

標高403メートルからの眺望が素晴らしい多度山上から新緑や紅葉、滝と四季それぞれの景観が楽しめる多度峡、それに多度大社を巡るコース。

コース

養老鉄道多度駅~多度山上~多度峡~多度の町なみ~養老鉄道多度駅
(アプリチェックポイント:多度駅、第3見晴台、多度山上公園、天然プール、多度橋)

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

標高403メートル多度山上からの眺めと、清らかな流れの多度峡、荘厳なたたずまいの多度大社、これら3つのポイントを楽しみます。コースの1/3は登りの連続ですが比較的ゆるやかです。山上で胸すく展望を満喫したら、多度峡へと道を下ります。瀬音ゆかしい幽谷で行楽シーズンには茶店や宿泊施設もオープン。多度大社はあと一息、駅まではバス利用も。

【三重-21】

木曽三川公園コース約12km 【アプリ対応コース】NEW !

近鉄長島駅から長良川に平行して上流に向かい、木曽三川公園でひと休みして養老鉄道多度駅に至る。

コース

近鉄長島駅~船頭平閘門~木曽三川公園~養老鉄道多度駅
(アプリチェックポイント:近鉄長島駅、輪中の郷、船頭平閘門、長良川大橋、木曽三川公園)

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

近鉄長島駅から長良川に平行して上流に向かい、木曽三川公園でひと休みして多度駅に至る。日本有数の大河川のおおらかな流れを眺めながら歩く、ゆったりハイキングコース。近鉄長島駅のある桑名市の長島地区は木曽・長良二大河川にはさまれた中州上にあり、歴史は水との闘いの歴史といえよう。駅を出てしばらくするとコースが2つに分かれる。273地点から真っすぐ進むコースには小さな古社寺が点在し、輪中の郷がポイントとなる。一方、分岐から左へ折れるコースは長良川左岸堤防上を歩くことになる。航行する船や水鳥もちらほらと。2コースが合流するところからしばらく歩くと船頭平閘門に到着する。前に見えてくるのが木曽三川公園のシンボル・展望タワーだ。やがて長良川大橋をわたり公園に到着。季節の花が目を楽しませてくれる花壇や広場があり、時間の許す限りくつろいでみよう。帰路は油島大橋をわたって多度駅へ、田園ムードたっぷりの道を歩く。三重県を出発し、愛知・岐阜両県を経て三重県に戻ってくる、ユニークなコース。

【三重-22】

軽便鉄道と昭和レトロの街並みコース約11km 【アプリ対応コース】

楚原駅前を起点にねじり橋・めがね橋、萬笑院を通り抜け、員弁川散歩道・桐林館を経て、阿下喜の街へ至るコース。

コース

三岐鉄道楚原駅~ねじり橋・めがね橋~萬笑院~員弁川散歩道~桐林館~三岐鉄道阿下喜駅
(アプリチェックポイント:楚原駅、めがね橋、員弁川散歩道、桐林館、阿下喜駅)

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

大正時代に開業した路線長約20キロの三岐鉄道北勢線のうち、楚原(そはら)駅と終点・阿下喜(あげき)駅の間の沿線を歩く。この鉄道の線路幅は国際標準とされる鉄道線路の半分、約76センチしかない狭軌。軽便(けいべん)鉄道と呼ばれ、走る車両も玩具のように可愛らしい。この区間は員弁(いなべ)川と並行しており、コースも前半は鉄道に沿って、後半は員弁川に沿って進む。鈴鹿山脈を遠望しつつ、田園風景の中を走る黄色い列車の姿や、員弁川右岸の遊歩道歩きを楽しみ、昭和時代の雰囲気が色濃く残る阿下喜の街へと至る。

伊勢参宮本街道

【伊勢参宮本街道-1】

玉造稲荷神社から河内平野横断コース約16km 【アプリ対応コース】

静寂の玉造神社を経て、「歴史の散歩道」を辿る。玉造資料館(要予約)の勾玉や土器は必見。円珠庵や深江稲荷神社、枚岡神社を巡るコース。

コース

大阪上本町駅~玉造稲荷神社~深江稲荷神社~枚岡駅
(アプリチェックポイント:大阪上本町駅 駅前広場、玉造稲荷神社、深江稲荷神社、東大阪市花園ラグビー場(公園入口付近)、枚岡駅西側)

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

大阪上本町駅から北へ大阪市が制定した“歴史の散歩道”を辿る。江戸時代の国学者・契沖が眠る円珠庵、東雲稲荷神社、玉造稲荷神社へ。お参りのあといよいよ東へ、伊勢へと向かう。往時を偲ばせる道標が佇む旧道と、今は車が行き交う幹線道路に姿を変えた道を歩けば、だんだん生駒山が迫ってくる。最後の1.5キロを登りつめれば、枚岡神社の美しい杜が迎えてくれる。

【伊勢参宮本街道-2】

暗(くらがり)峠・榁木(むろのき)峠越えコース約16km 【アプリ対応コース】

峠を越える細道での森林浴を楽しみながら、途中の暗峠は石畳の道に昔をしのぶ風情あり。また第二阪奈道路へ向かう道の左斜面に広がる追分梅林の美しさに感動。

コース

枚岡駅~生駒山暗峠~追分~富雄駅
(アプリチェックポイント:枚岡駅東側、暗峠、歓喜の湯 足湯、村井家住宅、霊山寺、富雄駅東出口)

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

峠を三つ越す、起伏に富んだコース。枚岡神社の森を右に、急坂を登る。これが国道かと思うような谷あいの細い道の両側は木々に覆われて森林浴を楽しめる。暗(くらがり)峠を越すと奈良側の下りは幾分緩やか。南生駒駅を越して福祉施設・やすらぎの杜で振り返ると生駒山系の展望が素晴らしい。8,289メートル地点の足湯に浸りながら一休み。道はまた細くなり、榁木(むろのき)大師から追分本陣までは風情のある道。追分梅林を左手に、第二阪奈道路の高架橋を通り、砂茶屋からは富雄川右岸を富雄駅まで歩く。

【伊勢参宮本街道-3】

赤膚山から三条通りコース約11km 【アプリ対応コース】

奈良時代開創の歴史ある霊山寺。樹齢250年のソテツやシダレザクラが見事な浄教寺。近鉄奈良駅付近ではおみやげ屋を巡ることができる。

コース

富雄駅~霊山寺~赤膚山~近鉄奈良駅
(アプリチェックポイント:富雄駅、霊山寺、赤膚焼窯元、尼ヶ辻駅、率川神社)

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

富雄川右岸を川沿いに南下、霊山寺あたりから大きな鯉の影がチラホラと。砂茶屋で東に向きを転じ川を渡る。遠州七窯の一つに数えられる赤膚焼の窯場を経て垂仁天皇陵へ。東正面に若草山や春日山が望め、昔の旅人は南都にやっと着いたとの感慨を深めたことだろう。尼ヶ辻駅の踏切を渡ると後はひたすらまっすぐ東へ三条通りを進む(車に注意)。JR線の高架下を通過すると墨・筆・奈良漬といった名産品を商う店が現れる。

【伊勢参宮本街道-4】

ならまちから帯解コース約10km 【アプリ対応コース】

見どころいっぱいの奈良町を抜け、北東に若草山、東に高円山、北西に生駒山が見える道を歩く。途中、子授け・安産で有名な帯解寺がある。

コース

近鉄奈良駅~奈良町~帯解寺~天理駅
(アプリチェックポイント:近鉄奈良駅、ならまち格子の家、帯解寺、市場自治会館、天理駅)

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

古都奈良から、古代の上ツ道、近世には上街道と呼ばれた道を南下する。興福寺南円堂から、奈良町と呼ばれる古い街並みを通り抜け、「おかげまいり」のあった文政十三年の銘が刻まれた伊勢燈篭(常夜燈)なども残る平坦な道を、ひたすら天理方面へ。街道の周囲は開発も進むが、まだ田園地帯の風情も残り、振り返ると春日山や若草山が美しい。勾配の異なる切妻屋根を重ねた大和棟の民家、銅の鳥居の楢(なら)神社などを見て歩くうち、宗教都市・天理へと入る。

【伊勢参宮本街道-5】

天理の町並みから古墳巡りコース約13km 【アプリ対応コース】

昔のアーケードとも言うべき屋根掛けが残る丹波市。芭蕉句碑や五智堂・古墳群・恵比須神社など見どころいっぱいのコース。

コース

天理駅~市座神社~黒塚古墳~玉列神社~大和朝倉駅
(アプリチェックポイント:市座神社、黒塚古墳、箸墓古墳、三輪恵比須神社、大和朝倉駅)

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

前の行程に続いて全般に平坦な道。近世の市跡・丹波市(たんばいち)から古代の市跡である海柘榴市(つばいち)を経て、初瀬街道に入るコース。移設されたものが多いが、道の随所に太神宮などの文字が刻まれたおかげ燈籠(常夜燈)が残る他、柳本古墳群の黒塚古墳、箸中古墳群の箸墓古墳など、見どころも多い。南下しながら、国道169号線と3回交差したのち、大神神社の御神体・三輪山の南西の裾野を東へ。三輪山南麓にある玉列(たまつら)神社を経て大和朝倉駅へ至る。

【伊勢参宮本街道-6】

初瀬街道 西峠越えコース約10km 【アプリ対応コース】

十二柱神社の境内には大きな狛犬を4人の力士が支える珍しい石造物。長谷寺参道伊勢辻から急な上り坂を行くと、対岸に長谷寺を望む絶好のビューポイントの愛岩神社がある。

コース

大和朝倉駅~十二柱神社~長谷寺参道~榛原駅
(アプリチェックポイント:大和朝倉駅、白山神社、十二柱神社、伊勢辻 石標、榛原駅)

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

大和盆地から初瀬谷に入って、いよいよ上りへと差し掛かるコース。国道165号線と時折交差しつつ並行する旧道や、時に165号線の歩道を、白山神社や十二柱神社に立ち寄りながら進むと、やがて長谷寺参道。山門間近の伊勢辻(いせのつじ)で右に折れ、急坂を登って長谷寺を遠望。化粧坂(けはいざか)を下り再び165号線へ。その長い上りの国道をひたすら歩き、西峠を越えると榛原の住宅地に出る。古い商店街などを通り、元旅篭「あぶらや」や道標などの残る札の辻から、榛原駅はすぐだ。

初瀬街道

【初瀬街道-1】

初瀬街道 白山郷から一志の里コース約14km 【アプリ対応コース】

境内に山の神などのある慈眼寺や朱塗りの橋が見事な成願寺などを巡り川合高岡駅に向かうコース。道中の随所に参宮道を示す常夜燈がある。

コース

東青山駅~大三駅南口~雲出川~川合高岡駅
(アプリチェックポイント:東青山駅、成願寺、大三駅、亀ヶ広の桜並木、笠着地蔵)

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

青山高原の東南の麓、白山郷の北に位置する東青山駅。改札を出て左手、ホーム下の地下道で南側に出て階段を降りると緩やかな下り。あとは国道165号線と交わり、重なりつつ東へ進む、ほぼ平坦な道の連続。桜並木の続く雲出(くもず)川の北岸に出て、湾曲する川沿いに南下。大仰(おおのき)橋を渡って一志の里へ至る。コース随所に参宮道を示す常夜燈が残され、道中や村中の安全を願う山神の祠、さかさ地蔵など見所も多い。オプションだが、スタート直後の垣内宿は一見の価値あり。

【初瀬街道-2】

初瀬街道 一志の里から市場庄のまちなみコース約13km 【アプリ対応コース】

以前は旅籠屋であったことを示す武蔵屋、朝日屋などの屋号札を掲げた民家のある八太の七曲りをはじめ常夜燈や石憧など往時が偲ばれるコース。

コース

川合高岡駅~宮古忘井~六軒追分~松ヶ崎駅
(アプリチェックポイント:川合高岡駅、宮古・忘井、嬉野考古館、市場庄・忘井、舟木家長屋門)

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

八太(やた)橋を渡ると七曲りと呼ばれる八太宿内の道。宿を出て民家や水田の間を進む。伊勢に向かう斎王(さいおう)の女官が歌に詠んだという忘井を、宮古集落の外れで右手に見て、小川橋で雲出(くもず)川を渡る。近鉄線とJR線の間を南東に続く街道を辿り、旧嬉野町役場前から中原神社門前。右折して三渡(みわたり)川北岸の堤防を東へ取り、近鉄線を越えて、巡見(じゅんけん)橋で南岸に渡る。さらに東進しJR線踏切の先、三渡橋南詰が六軒追分(ろっけんおいわけ)。右折して市場庄(いちばしょう)や久米の街並を過ぎると左手が松ヶ崎駅だ。

東海道

【東海道-1】

東海道 七里の渡しから富田コース約12km 【アプリ対応コース】

桑名駅をスタートし、東国から伊勢の国への入り口となる七里の渡し跡を経て、常夜灯や一里塚跡などの史跡が残る富田へ至るコース。

コース

桑名駅~七里の渡し跡~町屋橋跡~近鉄富田駅
(アプリチェックポイント:桑名駅東口、住吉浦休憩施設(桑名市観光案内所)、石取会館、矢田立場、語らいの広場、近鉄富田駅東出口)

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

桑名駅から東へ向かい、東国から伊勢の国への入口となる七里の渡し跡へ。ここから桑名市街をジグザクと複雑な経路をとって南下し、国道258号線を地下道で渡るとほどなく、「町屋川」とも呼ばれる員弁川(いなべがわ)の町屋橋跡。道幅の狭い旧東海道をひたすら南西方向に歩き、伊勢湾岸道の高架下を潜って朝明橋(あさけばし)を越えると四日市市内へ。真上を三岐鉄道が高架で交差するJR線の踏み切りを過ぎると、やがて富田。五街道の第一に数えられる街道らしく、常夜灯の他、昔の休憩所である立場(たてば)跡や、一里塚跡などの史跡が随所に残る。

【東海道-2】

東海道 富田から萬古焼(ばんこやき)のさと四日市コース約7km 【アプリ対応コース】

東海道の桑名宿と四日市宿の間に位置する間(あい)の宿・富田から、萬古焼の産地でもある四日市宿をめざすコース。

コース

近鉄富田駅~志氐(しで)神社~諏訪神社~近鉄四日市駅
(アプリチェックポイント:近鉄富田駅西出口、志氐神社、海蔵橋、諏訪神社、近鉄四日市駅東口駅前広場)

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

近鉄富田駅から177mの三叉路からが東海道。桜の名所十四川(じゅうしがわ)を越え、力石(ちからいし)のある突き当たりを経て、道なりに南西へと歩く。県道高架下を渡ると、ほどなく米洗川(よないがわ)の堤に大きな常夜灯。「名残りの松」を左手に見て進むと、右に志氐(しで)神社の鳥居。神社まで往復し、もとの道をさらに南西へ。やがて国道1号線と合流。多度神社付近で少し左にそれ、再び1号線と合流して海蔵橋(かいぞうばし)を渡り左へ。萬古焼コレクションのある「まちかど博物館」を過ぎ、三滝橋を渡れば四日市の市街中心部。諏訪神社前からアーケードを抜け、右折すれば近鉄四日市駅だ。

伊勢街道

【伊勢街道-1】

東海道 四日市宿から伊勢街道 鈴鹿宿コース約12km 【アプリ対応コース】

東海道四日市宿からスタートし、東海道と伊勢街道の分岐である日永の追分を経て、伊勢街道鈴鹿宿までを歩くコース。

コース

近鉄四日市駅~日永の追分~河原田神社~鈴鹿市駅
(アプリチェックポイント:近鉄四日市駅、日永の一里塚、日永の追分、神戸の見附、鈴鹿市駅)

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

近鉄四日市駅前の大通りを東進して旧東海道へ入る。近鉄名古屋線の下を潜り、四日市あすなろう鉄道内部(うつべ)線と並行して南西へ進むと右に「日永一里塚阯」の石碑。ほどなく国道1号線と合流してすぐ先が日永の追分。伊勢街道と重なる国道を直進すると県道103号線となり、まもなく右に分岐して旧道へ。内部川の人道橋を渡って再び旧道を辿ると右に河原田神社参道。県道と交差してJR線踏切を渡り南西へ向かうと、鈴鹿川の高岡橋。渡って右へ取り、常夜灯を右手に見て水田地帯に入る。次の街中に神戸の見附跡。近鉄鈴鹿線の踏切を渡り、少し戻ると鈴鹿市駅だ。

【伊勢街道-2】

伊勢街道 鈴鹿宿から河芸コース約15km 【アプリ対応コース】

伊勢街道鈴鹿宿から白子漁港付近まで南下し、ほぼ海岸線に並行して上野宿までを歩くコース。

コース

鈴鹿市駅~江島若宮八幡~子安観音寺~豊津上野駅
(アプリチェックポイント:鈴鹿市駅、神戸城天守台、江島若宮八幡神社、鈴鹿市伝統産業会館、豊津上野駅)

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

鈴鹿市街をいったん南東へ向かい、宇気比(うけひ)神社前から南下。国道を地下道でくぐり、弥都加伎(みずかき)神社前で右折。大きな工場に沿って南進し、近鉄名古屋線踏切を渡ってやや南西方向へ。江島若宮八幡を左に見て白子の町を抜け、釜屋川を渡ってすぐ右が子安観音への参道。直進して蓬莱橋手前を右折。国道で橋を渡って旧道へ戻り、中の川橋手前で国道下をくぐって国道に合流。信号手前で左にそれ、踏み切りを渡る。旧市街を南西へ向かい、千里(ちさと)駅北側で再度、踏み切りを渡る。南西へ進み、上野城跡への登り道を過ぎてほどなく左折すると豊津上野駅。ほぼ全行程が平坦な市街路だ。

【伊勢街道-3】

伊勢街道 河芸から香良洲道分岐コース約15km 【アプリ対応コース】

伊勢街道上野宿から東海道との合流点近くにあった江戸橋やその西詰に位置する津宿を経て、香良洲(からす)道との分岐あたりまでを歩くコース。

コース

豊津上野駅~江戸橋~津観音~南が丘駅
(アプリチェックポイント:豊津上野駅、江戸橋 常夜灯、四天王寺、津観音、南が丘駅)

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

現代の参宮街道とも言える国道23号線と、時に地下道で、時に歩道橋でと何度も交差し、あるいは重なる部分を辿りつつ、南西へ進む。津宿の手前、三重大学病院を左に見て進み、志登茂(しとも)川に架かる江戸橋を渡ったところが、一身田(いっしんでん)方面から来る伊勢別街道との合流点。南下して津市街中心部へ入り、津観音を経て観音橋で岩田川を渡る。広い国道沿いを進み、左折に近い角度で分岐して南東へ。閻魔堂前から再び南へ向かい、ごく細い香良洲道との追分を過ぎて南西へ。JR線踏切を越え成就(じょうじゅ)寺前で街道から離れて、西方向への上り坂。ニュータウン内を約1.5キロ進めば南が丘駅に至る。

【伊勢街道-4】

伊勢街道 垂水の里から市場庄・久米コース約13km 【アプリ対応コース】

伊勢街道津宿の南、垂水付近からスタートし、雲出川を越え、初瀬街道と合流する六軒追分などを経て、市場庄・久米の街までを歩くコース。

コース

南が丘駅~雲出橋~月本追分~六軒追分~松ヶ崎駅
(アプリチェックポイント:南が丘駅、雲出橋の常夜灯(北)、松浦武四郎誕生地、市場庄公会堂、松ケ崎駅)

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

南が丘駅前のニュータウンを抜けて旧市街に入り、成就(じょうじゅ)寺前から街道を南へ辿る。コースは全行程が平坦。高茶屋の街で国道165号の高架下を潜り、JR線の踏み切りを渡って進むと、やがて雲出川の堤防に突き当たる。右折して堤防を進み全長約400mの雲出橋を渡って左折、再び旧街道へ。松浦武四郎の生家を左に見て約2キロで、奈良道との合流点である月本(つきもと)追分。さらに南進して中勢バイパス高架下を抜け、三渡(みわたり)川を渡ると六軒追分。近鉄線の高架下を過ぎ、久米の街並の左手方向に松ヶ崎駅がある。

【伊勢街道-5】

伊勢街道 松阪商人の町を経て国史跡斎宮跡コース約13km 【アプリ対応コース】

古い家並みの残る松阪の町を経て、高見山に源を発して伊勢湾に注ぐ櫛田川の渡し場跡などを巡るコース。

コース

松ヶ崎駅~松阪~櫛田川~斎宮駅
(アプリチェックポイント:松ケ崎駅、旧小津清左衛門家、神戸神社、いつきのみや歴史体験館、斎宮駅)

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

歴史を偲ばせる街の風景を味わいつつ、全行程ほぼ平坦な道を行く。松ヶ崎駅から南下し、薬師寺前を過ぎて南東へ向うと、三井家発祥地などが残る松阪の街。和歌山街道との分岐を経て、信楽寺(しんぎょうじ)、神戸(かんべ)神社前を通過。JR徳和駅北側の踏切を越え、八柱(やはしら)神社前を過ぎるとほどなく「従是外宮四里」の道標。櫛田川(くしだがわ)手前の渡し場跡を見て約300mの櫛田橋を渡る。左折して早馬瀬(はやまぜ)の里へ下り、祓川(はらいがわ)を渡って「従是外宮三里」の道標が見えれば斎宮(さいくう)駅はまもなく。国史跡斎宮跡を巡るオプションもある。

【伊勢街道-6】

伊勢街道 斎宮跡からいよいよ外宮コース約12km 【アプリ対応コース】

斎宮駅から連子格子の家並みや妻入りの家並みを楽しみながら、伊勢街道の最後の難所といわれた宮川の桜の渡しを経て外宮を巡るコース。

コース

斎宮駅~宮川渡し跡~外宮~宇治山田駅
(アプリチェックポイント:斎宮駅、日本遺産 竹神社、離宮院跡、外宮前観光案内所、宇治山田駅)

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

背後に田畑が残る古くからの街並みの間を、東南へ向かい伊勢市に入る。近鉄山田線明野駅近くから南下し、相合川(そうごうがわ)、外城田川(ときたがわ)と渡り、宮古橋を越えると宮川の堤防に突き当たる。土手を越え「桜の渡し」跡を見て川原の石畳道を200mほど進む。JR線鉄橋を潜って土手に上ると、左手に宮川橋。宮川橋もその前後の道も歩道がないので、車に注意。伊勢の街中に入り、JR山田上口駅前からの大きな道を少し南進して左に入ると、伊勢街道の基点とも言うべき筋向橋。直進すると右手が外宮だ。

愛知県

【愛知-1】

歴史と文学の息吹感じる水郷巡りコース約12km 【アプリ対応コース】

木曽川デルタ地帯の南部に位置する水郷の街・蟹江町を訪ね歩くコース。全コースが平坦な道。

コース

近鉄蟹江駅~鹿島神社~佐屋川創郷公園~足場かにえの郷~須成神社~近鉄蟹江駅
(アプリチェックポイント:近鉄蟹江駅、鹿嶋神社文学苑、足湯かにえの郷、蟹江町観光交流センター 祭人、蟹江町歴史民俗資料館)

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

木曽川・揖斐川・長良川が集まる木曽川デルタ地帯。その南部に位置する蟹江町は、伊勢湾も間近で、蟹江川、日光川、善太川、福田川、佐屋川などがゆったりながれる水郷の街。大小様々な形の橋、低水位河川から高水位河川へ水を流す排水機場、舟入といった地名など、水郷地帯ならではの雰囲気を楽しみながら、歴史ある神社仏閣や城址、落ち着いた水辺の空間を訪ね歩く。足場施設あり、著名人の句碑あり、桜並木ありと、変化にも富んでいる。近鉄蟹江駅発着で、全コースが平坦な歩き良い道だ。

【愛知-2】

名古屋城と城下町今昔コース約10km 【アプリ対応コース】

名古屋城の周辺を巡り、城下町の今と昔の風景を味わうコース。

コース

近鉄名古屋駅~納屋橋掘割跡~東照宮~名古屋城~四間道(しけみち)~近鉄名古屋駅
(アプリチェックポイント:近鉄名古屋駅正面口、名古屋東照宮、名古屋城金シャチ横丁、五條橋)

風水害、天変地異等によりコース変更が生じることがありますので、てくてくまっぷをご覧になり、事前にお問合せされることをお勧めします。

みどころ

関ヶ原の合戦に勝利を収めた徳川家康が、西の豊臣方への備えとして築いた名古屋城とその城下町。近鉄名古屋駅発着で、名古屋城の周辺を巡り、城下町の今と昔の風景を味わう。駅周辺の斬新なデザインの高層ビル群と、往時の面影を色濃く残す古い街並みの対照が面白い。江戸時代から昭和時代まで水運が栄えた運河の跡、名古屋城の南側外堀界隈に点在する古い寺社や史跡、内堀の周囲から眺める天守閣の美しい姿など、歩くほどに楽しみが見つかる。

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