INTPとENTPの違いをINFPが分析してみる
以前書いた「何故infpはintpとentpから好かれるのか」というnoteが割と好評だったので、今回もintpとentpについて書いていこうと思う。
intpとentpはどちらにも人の心がない。しかし、両者とも人の心がない割に、感動系や愛がテーマの漫画やアニメ、繊細な感情の描かれた歌詞や芸術作品を好んでいたりする。超感情移入型のinfpよりもよっぽど感動して、そのようなコンテンツを熱心に収集していたりするのに、生身の人間に対しては人の心のカケラすらもないのは何故なのか。これをentpに伝えたところ、自分には人の心がないので、逆にそれがある人に感性を打たれるそうで、漫画やアニメの登場人物は基本そういう人達ばかりで構成されているからいいのだが、現実世界にはほぼいないから大半は人だとすら思って関わっていないらしい。そういうところな。しかし、だからこそ使命感や感情が溢れまくっているinfpに興味を示してくれているのかもしれない。一方、intpはそのコンテンツのクリエイターが何を考えてどれだけ拘っているかが視覚情報からわかるからこそ、評価を与えたいとのことだった。確かに、intpは自分や遠い関係の他者に対しては結果が全て思考であるが、それなりに親しい関係の人間には過程もしっかり見ていて評価してくれたりもする。intpはサイコパスだが、案外良いやつなのである。(ただ、かなり殺傷力の高い棘を無意識に放つスタンド持ちであることを、湯葉より薄いハートの持ち主infpは忘れないでいてほしい)
次に顕著だと思ったのが、これをやったらヤバいだろうなと思うような場面に出くわした時である。entpはヤバいとわかっていても、躊躇なくやる。理由は、やった方が面白くなるからと言っていた。ただそれだけの理由でヤバいことを平気でする。infpなら、そもそも万人に対して仁義があるので絶対しないが、もし何らかの理由があってしてしまった日には罪悪感と相手の立場に立って想像した悲しみに押し潰されそうになって一睡も出来ないことが容易に想像がつく。しかし、entpはそれをしたことで誰かが傷つく可能性が1%でもあるとしても、自分が楽しむためのコンテンツを生み出すためなら喜んでやる。そこに罪悪感は一ミリもない。やはりサイコパスである。entpからこのような話を聞く度に、infp的にはヤバいことになってしまい打撃を受けている方々の方に感情移入してしまうため、何とも言えない気持ちになってしまうのである。対して、intpはこれをやったらヤバいなこということに対して直接的に手を下すことはないが、これやったらヤバいだろうなぁと頭の中で考えてはニヤニヤし、そのヤバい偉業を成し遂げた人を見て裏でめちゃくちゃ面白がってたりする。そのような光景を見るたびに、誰か不幸になったり悲しむかもしれない可能性が1%でもある事柄で一ミリも笑えないんですけど...と若干引いていたりもするのがinfpである。(それで以前「そういうことで楽しんでるのを知ったら〇〇さんが悲しむかもしれないからやめなよ(決して正義感や当事者に対しての優しさという訳ではなく、当事者の立場に勝手に立って悲しみを想像してしまい自分が悲しくなるのが嫌だからやめてほしいという、あくまで理由は自己保身であるので特に優しくもないのだが、この気質を他mbtiタイプの人々から優しいとよく表現されるので、毎度毎度申し訳なくなってくる)」派のinfp vs 「本人が知らないように配慮してるからいいんだバカじゃねぇの」派のintp でバトルになったことがあるが、intpの棘によりあっさり敗北した)
個人的には、時折繰り出す棘の攻撃力がかなり高いが一貫性があり信用できるのはintp、棘を飛ばすことはないが、ふとした時にサイコパス要素が垣間見え、コミュ力も高いが色んなものに手を出し言ってることがコロコロ変わり過ぎて信用が薄いのがentpだと思っている。両者ともクセ強めサイコパスなので、恵まれないコミュニティにいたらヘイトを買いそうな可能性が全くないとは言い切れないので(仮に村八分になったとしても本人らは全く気にしなさそうだが)、見ててヒヤヒヤするののだが、いかんせん能力値がかなり高いためコミュニティの核になっていることが多い。有能じゃなかったら、その態度は田舎や閉鎖的なコミュニティだと一発でハブだからな!と無能かつギリ僅差でハブより人権のあるいじられ要員infpが申しておりますと言いたいところだが、何だかんだでinfpのことを心から応援してくれたり可愛がってくれたり割と甘やかしてくれるので、infpもわりかし心を開いて関わることができるmbtiである。
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