熊本市動植物園のモノレールが玉突き事故 5人が首などに痛み
18日昼過ぎ熊本市動植物園で園内を走るモノレール5両が絡む玉突き事故が発生しました。
この事故で乗っていた大人5人が首や腰の痛みを訴えていて、警察が事故の原因を調べています。
【堂前 泉紀記者】
「先頭のこちらの車両が停止したあと、後続の車両が次々と追突したということです」
18日午後0時40分ごろ、熊本市東区の熊本市動植物園で、園内を走るモノレール5両が衝突する事故がありました。
動植物園によりますと、モノレール1両がエラー音と共に停止。
その後、異常が確認されないとして運転を再開したものの、約300メートル先で
再びエラー音が鳴り停止したところ、安全装置が作動せず、後続のモノレール4両が次々と追突したということです。
モノレールには乳児から60代までの14人が乗っていて、このうち大人5人が首や腰の痛みを訴えているということです。
【熊本市動植物園 本田 一之 副園長】
「乗っていたお客さまには恐怖とご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。(事故原因を)詳細に調査して二度と起きないように対応を考えたい」
警察と運行管理会社が事故の原因を調査中で、モノレールの運行は当面、休止するとしています。
動植物園では2019年にもモノレールの衝突事故が起きていて、安全装置を強化していたということです。