人気格闘ゲーム「ストリートファイター」シリーズの最新作を6月に発売したカプコン(大阪市)の業績が、好調を維持している。26日に発表した2023年9月中間決算では、売上高が前年同期比52・7%増の749億円、本業のもうけを示す営業利益は同54・5%増の338億円で、いずれも過去最高を更新した。
「ストリートファイター」は、1987年にゲームセンター向けのゲームとして発売。1991年発売の「ストⅡ」は、新たな対戦型のしくみで人気を集め、格闘ゲームの代名詞的な存在になった。その後、家庭用ゲーム機向けなどが発売され、世界での販売本数はシリーズ累計で5千万本を超えている。
6月には「スト6」を発売。シリーズでの新作投入は約7年ぶりとなった。初心者向けの操作モードなども採り入れてファンの裾野を広げ、9月末までに247万本を販売。これが今中間決算の業績を押し上げた。
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