「試す、試みる 」英語のニュアンスの違い
try, attempt, endeavor, challenge
「試す、試みる」を意味する英語も try, attempt, endeavor, challenge など様々です。 日本語にすると同じ意味でも、英語では細かいニュアンスの違いで表現が大きく変わります。 一つ一つの英語のニュアンスの違いを理解して、ネイティブの感覚に近づきましょう。
目次
単語 | ニュアンス |
---|---|
try | 一般的な試す、試みる |
attempt | 難しい事を達成するために何らかのアクションを行う、試みる |
endeavor | 目標を達成するために一所懸命に試みる(フォーマルな表現) |
challenge | 困難な事に立ち向かう、異議を唱える |
/ ˈtʃælɪndʒ/
- 名詞
- 他動詞
ニュアンス
困難な事に立ち向かう、異議を唱える
解説
challengeは「試みる」を表す単語ですが、日本語「チャレンジ」とはニュアンスが大きく異なる場合があります。
一般的に、challengeは「抵抗する、立ち向かう」といった相手や目標などに対する挑戦を表します。この際は、自分が何かに挑戦するわけではなく、抵抗のニュアンスを含むため「異議を唱える」といった訳し方になります。テニスのチャレンジシステム(審判の判定に異議を申し立てること)等からも想像できるでしょう。
tryやattemptのように「何かを試す」場合においては、attemptのニュアンスと似ており困難な事への挑戦であることが多いです。
「異議を唱える」、「何かを試す」どちらの場合においても、難易度が高いという点で共通しており、それに伴う、準備や努力などが背景にあります。一般的な単語で、シーンを問わず使用されますが、日本語の「チャレンジ」のように幅広く使われるわけではありません。英語で言うのであれば、tryがそれにあたるでしょう。
オックスフォード英英辞典より引用
noun
A call to take part in a contest or competition, especially a duel:
An objection or query as to the truth of something, often with an implicit demand for proof:
verb
enter into competition with or opposition against:
例文
She is going to the High Court to challenge the decision today.
彼女は本日、判決に抗議するために高等裁判所へ行く予定だ。
Every teacher should challenge kids to think about environmental issues.
教師は子供に対して、環境問題について考えさせるよう試みるべきである。
参考文献の紹介
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