9/26と9/29に行方不明になっている小倉美咲ちゃんの捜索ボランティアに行ってきた。
これから行かれる方の参考になればと思い、自分が捜索したルートを記載しておく。

map

★がキャンプ場の位置。
赤線が9/26、緑線が9/29に捜索したルート(GPSロガーを紛失してしまい手書きのため、正確ではありません)。
キャンプ場への駐車は本来有料なのだと思うが、今は開放されているようで両日とも無料で問題なく駐車できた。
ただ9/29は明らかにマスコミ関係者の数が減っていて、これで他に大きな事件・事故でもあればここから人がいなくなってしまうように思われた。
9/26に捜索本部の方に伺った話では、大室山の稜線付近まで既に捜索が入っているとのこと。

DSC_0844

上の写真のあたりが、美咲ちゃんが最後に目撃されたというテントサイト内の一角。
沢があるが、7歳の女の子の身体を一瞬で下流に押し流すような急流ではないし、溺れるほど深くもない。
またテントサイト内は見通しがよく、多少離れたところに行っても、中に駐車している車が良く見える(つまりそう簡単に迷子になるような場所ではない)。

自分はまず沢靴でキャンプ場から道志川出合まで下ってみた。
キャンプ場からしばらく下ると右岸に屋根の低い小屋があるが、中に痕跡はなし。
道志川出合までの間に3箇所ほど溺れる可能性のある深い淵があった。とはいえ勿論何もなし。
村道の小さな橋をくぐってしばらく下降すればあっという間に道志川出合に出る。
小橋まで戻って村道に上がりキャンプ場に戻る。
戻る途中の道の左側(キャンプ場方面に向かって)の土手?の上に、木のうろのような大きな穴があってそこを確認している3人のボランティアの方々がいたが、何もなかったようだ。

次に椿沢を上流方向へ遡行。
途中の大堰堤は林道から巻いたが、その途中にタイヤ、土管、水槽などの産廃が不法投棄されている場所がある。
土管の中を1つ1つ全て覗いてみたが痕跡なし。
9/29はこの産廃の場所から沢まで降りてみたものの、何も見つけられなかった。
沢をしばらく遡行してみたが、次第に両岸が立ってきて、7歳の子がそんな上まで登ったとも思えなかったため林道沿いにキャンプ場まで引き返した。
沢の中や林道沿いにトリカブトがあるので迂闊に触れないようにご注意いただきたい。

DSC_0849


413号を渡った反対側に宝永沢という沢があり奥に雄滝・雌滝という滝があり、念のためそこも確認。
その後、もう一度沢を道志川まで下ってから、道志川の上流・下流を行けるところまで歩いてみた。
出合から上流側に行くとすぐ、子供が潜り込めそうな岩屋があるが、痕跡は見つけられず。
下流側は岸にゴミが溜まっている場所があり、水色のドラえもんサンダルなどが落ちていたが、緑色の靴を履いていたらしいので関係なし。

自分が捜索できたのはここまで。

残念ながら、一般ボランティアは民家、別荘などの私有地を調べることが許されていないので、どうしても山道や沢を中心に調べるしかない。
しかし現場に行くとわかるが、美咲ちゃんが最後に目撃されたとされる場所は迷うような山道からは離れていて、とてもそんな奥に行ってしまったとは思えないのである。
もし滑落などの事故だとすると、考えられるのは、迷子になって林道・村道沿いを歩いていたら、自分の家族や車を遠くに見つけ、そこまで直線的にショートカットしようとして足を滑らせた・・というケースではないだろうか?
だがそのようなことが起こり得る範囲はとっくに捜索済みのはず。
よって残るは近隣の民家・別荘しかない。
居住中の民家はともかく、無人の別荘などはボランティアにも調べさせてほしいのだが・・。

追記:
20代男性ボランティアが行方不明になっていたことに関するネット記事で、「ボランティアは受付をすることになっていた」と書かれているのを見たが、26日の時点でボランティア受付などなかった(男性が行方不明になったのは27日)。
いい加減なことを書かないでもらいたい。

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