渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

消えたイレブン

2023年10月25日 | open


13年前、カタナ乗りのイトコが
通勤途中に通勤バイクで死んだ。
即死だった。
彼は他には50ccスクーターと
メイン機のカタナを持っていた。
フルチューンされた逆輸入車の
カタナだった。
ピカピカに磨き上げられた2代
目キリンが乗っていたカタナの
ような。ブルーのカタナだった。

バイク乗りの親友と称する友人
とやらがカタと工具類とその
他ウエア等を全部持って行った。
カタナ本体もその他も、遺族は
その友人とやらに進呈した事実
は全く無い。
遺族には、カタナの売却代金等
は一切入って来ていない。
頼んで遺品だからとヘルメット
のみは返して貰ったそうだ。
トランポまで消えてしまった。

どういうことなのだろう。
血縁者といえども、他人のマシ
ンのことなので、二つ隣町に住
むとはいえ、私は一切ノータッチ
だった。
警察庁幹部である死んだイトコ
の実兄もバイク乗りだったが、
イレブンの処分についてはノー
タッチだったようだ。
何がどうなっているのか、今で
も不明。
広島県福山市でのことである。

なんだか、しでえ話。
だが、広島県ではありがちな事
なのかも。
ケースは違うが、似たような事
は俺もいやという程体験してい
る。
そういう質性の土地なのだろう。


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