ハンドルの高さ如何によって
二輪車を「乗りやすい」「き
つい」「疲れる」とか言う人
たちがいる。
それらは、全て二輪車につい
て認識不足であり不見識だ。
たとえ仮にロードレースの世界
チャンピオンだろうと、ハン
ドルの高さを取り上げてその
ような事を言うとしたら、そ
れは不見識極まりなく、二輪
そのものについて知悉してい
ない。コースで走るのだけが
速くて、オートバイそのもの
については不勉強だった者だ
ろう。
二輪メーカーはどのメーカー
でも、身体が痛くなる拷問器
具などは作ってはいない。
どんなポジションの二輪車で
あっても、運転してきついた
のしんどいだのというのは、
それは乗ってる人間が間違っ
た乗り方をしているからだ。
カウル付前傾セパハンマシン
でも日帰り800km走行などは
還暦過ぎのジジイだって造作
ない。きちんと下半身でマシ
ンライドしていれば。下半身
でマシンホールドして乗るか
ら、上体や腕などは脱力され
て、たんたんタヌキのブーラ
ブラだ。
ただし、各個人で好みのポジ
ションはある。これはある。
俺はこういうのは好まないな、
とか、これいいね、とか。
だが、二輪に乗ってきつかった
り、疲れたり、身体が痛くなる
のは、完全に間違った乗車姿勢
をその者が取っているからだ。
自分の間違いを車のせいにする
人間が、果たして車について
理解をしている者か、という問
題があるのである。
自分の悪い事を車のせいにする
な、と言いたいが、多分一生
気が付かない。
そして、この先も、ハンドルが
低いバイクはきついだのしんど
いだの意味不明な事を言い続け
るだろう。オートバイに関する
認識のレベルが低すぎて話に
ならない。
ズバリ本当の事を言うと、そう
いう種族は本来オートバイとは
無縁の種族だ。