- 1二次元好きの匿名さん23/10/21 23:40:14
- 2二次元好きの匿名さん23/10/21 23:48:03
難しいとこ引いたな…
- 3二次元好きの匿名さん23/10/21 23:48:52
どうすんだよこれ
- 4二次元好きの匿名さん23/10/21 23:49:21
一番のこの世界線の地球での友達か
- 5二次元好きの匿名さん23/10/21 23:49:40
エミュがんばれ、俺には無理だ
- 6二次元好きの匿名さん23/10/21 23:50:12
- 7二次元好きの匿名さん23/10/21 23:50:17
このレスは削除されています
- 8二次元好きの匿名さん23/10/21 23:50:49
ネイネオってめっちゃ言いづらいな
- 9二次元好きの匿名さん23/10/21 23:50:51
(ネオユニはむずいって)
- 10二次元好きの匿名さん23/10/22 00:40:20
ネイユニなら
- 11二次元好きの匿名さん23/10/22 01:23:29
「ねえネオ、アンタの一番が、本当にアタシなんかでいいの?」
口にしてから、気が付いた。それは言うべきではない言葉であったと。
慌てて口を抑えても、時すでに遅し。
同じベンチに腰かけるネオユニヴァースは不思議そうにこてんと首を傾げた。
「アファーマティブ、ネオユニヴァースはナイスネイチャにとっても“APPR”をしているよ」
「アハハ、うん、アタシもネオと一緒にいるのは心地良い、そうなんだけどね……」
笑って誤魔化そうと思った。
けれど、それは出来なかった。
アタシが、この子に相応しくないと思っていることは、誤魔化せなかった。
ネオは成績優秀で、キラキラ輝く主人公で、宇宙のような底知れなさを持っていて。
普通過ぎるアタシとは────大違いだ。
この子の一番は、もっと特別な何かを持っている誰かであるべきではないのか。
アタシはそんな、ネオに対しても失礼なことを考えてしまっていた。
思わず目頭が熱くなり、俯いてしまう。
すると、頬にそっとひんやりとした感触はふれた。
「ネガティブ、ナイスネイチャは『勘違い』をしているね」
「……えっ」
「ナイスネイチャの作ってくれる『チャーハン』はとっても“GENY”」
「……でも、チャーハンくらい誰だって」
「ネオユニヴァースの“CMIN”に“返信”をしてくれた」
「それだって、アタシじゃなくたってしてくれるでしょ」
「“ANOI”……ホールドモードに“移行”をするよ」
そう言うと、ネオはアタシの身体をぎゅっと抱き締めた。
彼女の冷たい体温に、緊張するアタシの身体の熱さが混ざり合っていくような感覚。
そして、ネオはアタシの耳元で、そっと呟く。 - 12二次元好きの匿名さん23/10/22 01:23:41
「ハグの感触は……とっても“COMF”」
「うにゃっ!?」
「だから“ART”、ナイスネイチャはたくさんの『キラキラ』、持っているよ」
「……っ」
「その“シンチレーション”全てが、あなたの『素晴らしい素質』だから」
その言葉に、ドキリの心臓が高鳴ってしまう。
流石はネオというべきなのだろうか。
アタシの悩みは、彼女には全て見透かされていた。
……ずるいなあ、アンタにそう言われたら、キラキラがないなんて言えないじゃん。
気が付けば、アタシは縋るように、彼女に抱き着いていた。
激しい心臓の鼓動が、ネオに伝わってしまう。
そしてネオの小さくて静かな鼓動が、アタシに伝わってしまう。
彼女はアタシへトドメを刺すように、さらに耳元で囁いた。
「“REQU”、ネオユニヴァースはもっとナイスネイチャと“接触”をしたい」
「あ……う……」
「いや、かな?」
普段通りの表情で問いかけて来るネオ。
それは、アタシが絶対に断らないだろうという、自信の表れでもあった。
────そして実際、アタシに抵抗の余地などなかった。
「すふぃーら……デス」
アタシの全面降伏宣言を受けて、ネオは満足そうに笑みを浮かべるのであった。 - 13二次元好きの匿名さん23/10/22 01:25:27
- 14二次元好きの匿名さん23/10/22 02:07:12
すげえ
- 15二次元好きの匿名さん23/10/22 02:11:27
誇ってくれ、それが手向けだ
- 16二次元好きの匿名さん23/10/22 02:11:43
お見事
略語の法則とか訳はあるのかしら - 17二次元好きの匿名さん23/10/22 04:25:50
天晴れだ
この無茶ダイスからこんな良質なものに出会えるとは - 18二次元好きの匿名さん23/10/22 07:47:26
- 19二次元好きの匿名さん23/10/22 07:55:26
ほーなるほどなるほど?
つまりはネオユニヴァーストレーナーはあにまん民だったってことかな?
素 晴 ら し い で す ! ! - 20二次元好きの匿名さん23/10/22 07:59:18
不覚にも『素晴らしい素質』でちょっとウルってなった
- 21二次元好きの匿名さん23/10/22 12:36:31
ネオネイとかいう高難度エミュをやり切るのはすごい
- 22二次元好きの匿名さん23/10/22 12:50:57
- 23二次元好きの匿名さん23/10/22 12:52:48
まあマーベラス空間に慣れてるし順応はしやすそうではある
- 24二次元好きの匿名さん23/10/22 12:56:59
ネイチャ、この後ドゥラかユキノにビンタされそう
- 25二次元好きの匿名さん23/10/22 16:34:11
助かる
- 26二次元好きの匿名さん23/10/22 18:40:49
いやもう、他の子の分も見たくなる仕上がりだぁ…
- 27二次元好きの匿名さん23/10/22 18:44:25
- 28二次元好きの匿名さん23/10/22 18:44:52
- 29二次元好きの匿名さん23/10/22 18:45:13
まさかのネオユニ2連打で草
- 30二次元好きの匿名さん23/10/22 18:45:29
これもう純愛だよ!!!!
- 31二次元好きの匿名さん23/10/22 18:45:55
もう知ってる
- 32二次元好きの匿名さん23/10/22 18:46:10
1/96を2回超えてくるユニニ
- 33二次元好きの匿名さん23/10/22 18:46:36
運命だな
- 34二次元好きの匿名さん23/10/22 18:47:46
- 35二次元好きの匿名さん23/10/22 18:48:23
ダイス神の愛したカップリング
- 36二次元好きの匿名さん23/10/22 18:48:35
テイオー「よくわかんないけどお幸せに!」
- 37二次元好きの匿名さん23/10/22 18:49:09
なにこれ奇跡??
- 38二次元好きの匿名さん23/10/22 18:50:29
難エミュカップリングからの神SS、そして伝説へ…
- 39二次元好きの匿名さん23/10/22 18:52:41
愛は奇跡を超える、はっきりわかんだね
- 40二次元好きの匿名さん23/10/22 18:56:54
いや2回も引き当てて芝
- 41二次元好きの匿名さん23/10/22 19:10:21
育成シナリオが愛の物語なネオユニにぴったりやな
- 42二次元好きの匿名さん23/10/22 19:30:02
ダイス神は気まぐれに奇跡を起こすよね。
- 43二次元好きの匿名さん23/10/22 19:32:09
サイゲ社員このスレ見てくれねぇかな
時代はネイユニや - 44二次元好きの匿名さん23/10/22 19:36:00
神に感謝せねばなるまい……
我が前にこれだけのカプを見せてくれたことを! - 45二次元好きの匿名さん23/10/22 19:43:35
- 46二次元好きの匿名さん23/10/22 21:20:52
「でもねテイオー……ネオは……アタシが一番だって言ってくれたんだ……っ!」
さよなら、アタシはそうテイオーに告げて、駆け出した。
背中に投げかけられるテイオーの、アタシの名前を呼ぶ声。
何時かはアンタに見せつけてやると思っていた、アタシの背中。
その時が、まさかこんな時だなんて、思いもしなかった。
許せなかった。
今更になってアタシのことを気にかけてくる、テイオーが。
許せなかった。
その言葉に、一瞬だけでも揺らいでしまった、アタシ自身が。
「最低だ……アタシ……」
ネオは一番だと言ってくれたのに。
何度も愛していると言ってくれたのに。
アタシは────ネオを一番に、出来ていなかったのかな。
気が付けば、脚は勝手に屋上へと向かっている。
そこに行けば、彼女に逢うことが出来るから。
合わせる顔なんてないはずなのに、今は逢いたいと願ってしまっている。
目は熱くて、視界は滲んで、頭はぐちゃぐちゃで、胸は張り裂けそうで。
やっとの想いで、アタシは屋上へと辿り着いた。
そこには、いた。
いてくれた、いてしまった。
こちらを振り向いて、穏やかに微笑むネオが。
「ハローナイスネイチャ……『泣いてる』をしている?」
「……ネオッ!」 - 47二次元好きの匿名さん23/10/22 21:21:08
アタシはまるでターボのような勢いで、真正面からネオに飛びついてしまう。
ネオは少しだけよろめきながらも、しっかりとアタシを抱き止めて、ぎゅっとしてくれた。
そして何も聞かないで、背中をさすったり、ぽんぽんと軽く叩いてくれる。
暖かくて、優しくて、穏やかで、荒れ狂っていた心が徐々に静まっていく。
「“チャンドラセカール限界”は越えられたかな?」
「……うん、ごめんね、急にこんなこと、迷惑だったよね?」
「ネガティブ、ネオユニヴァースも“JYVE”、ナイスネイチャと“STTO”したいって思ってたんだ」
ネオがついてくれた、優しい嘘。
それが今日この時だけは、鋭い刃となってアタシの胸に突き刺さる。
耐えきれなくなった弱いアタシは、懺悔するように、小さく言葉を紡いだ。
「今日ね、昔から憧れていた人が、想いを伝えてくれたんだ」
「……ナイスネイチャの、“宵の明星”」
「アタシは、その想いに、一瞬だけ、ほんの一瞬だけ、揺らいじゃったんだ」
「……」
「最低だよね……アタシにはネオがいるのに、いてくれているのに……!」
ああ、なんて無様なんだろう。
これでネオとの関係が終わっても仕方ない、そんな覚悟のはずなのに。
この両手は彼女にしがみついたまま、離れようともしなかった。
こんな醜態を晒しては、きっとネオを呆れ果てるに違いない。
そして、それを証明するかのように────ネオの手がアタシの背中から離れた。 - 48二次元好きの匿名さん23/10/22 21:21:21
「……っ」
なんだかんだで、まだ一番だと言ってくれる。
そんな甘い考えは、あっさりと打ち砕かれてしまう。
当然だ、ネオがアタシを捨てたんじゃない、アタシがネオを裏切ったんだ。
だから、アタシも、ネオを解放してあげないと。
彼女の服を掴んだまま、震えて上手く動かすことの出来ない両手。
アタシはそれを時間をかけて、ゆっくり、じっくり、惜しむように解く。
そして手が下に降ろして、唇を嚙みしめて、俯く。
ネオの顔を見るのが、怖くて、顔を上げられなかった。
「……ナイスネイチャ」
ネオの、アタシの名前を呼ぶ声。
そしてひんやりとした彼女の手が、そっとアタシの顎に触れた。
そのまま、くいっと、ネオはアタシの顔を持ちあがて、無理矢理顔を合わせる。
愛おしそうな微笑みで、アタシを見つめていた。
その顔は徐々に近づいて来て、息がかかりそうになっても、止まることはなくて。
────ちゅっ、とネオとアタシの唇が、短く重なった。 - 49二次元好きの匿名さん23/10/22 21:21:43
「……っ!? ネッ、ネオ!?」
「えへへ、“ファーストコンタクト”をしちゃったね?」
「いや、そういうことじゃなくて……!?」
「ビックバン、ネイスネイチャは『初ちゅー』ではなかった?」
「………………『初ちゅー』デスケド」
「そっか、それはスフィーラだね」
ネオは嬉しそうに、そして珍しく顔を少し赤らめて笑う。
……ネオでこうなら、アタシはもっと顔が真っ赤になっているに違いない。
そんな顔を見せるのが恥ずかしくて、アタシはお下げで頬を隠した。
まあ、こんな近くにいるネオには、殆ど意味なんてないけど。
考えていたことは全て吹っ飛んでしまい、へなへなとアタシは腰を抜かしてしまう。
そして、ネオもそれに合わせて屈み、改めてアタシと目を合わせてくれた。
「“WORR”質量はないんだ、ナイスネイチャから“MAZN”の愛を“受信”しているよ」
「……でも、アタシの愛は、ちょっとしたことで揺らぐような、偽物だよ」
「ネガティブ、“GEAT”だよ、ネオユニヴァースはいっぱい『ドキドキ』をしているから」
そう言って、ネオはアタシの手を取って、自分の胸に押し付けた。
ふにっ、と慎ましやかでありあがら、柔らかい感触が手のひらに広がる。
直後────トクトクという、早い鼓動が、伝わって来た。
ああ、そうなんだ。
アタシと一緒で、ネオもドキドキして、堪らないんだ。 - 50二次元好きの匿名さん23/10/22 21:22:02
「こんな『ドキドキ』するのに、『偽物』なんて“UNBL”」
「……そっか、そうだね」
学園屈指の天才とまで言われるネオの、らしくない稚拙な論理。
だけどそれは、今のアタシにとっては、どんな偉い博士の言葉よりも信頼出来て。
「じゃあさ、ネオも、確かめてよ」
アタシはネオの手を取って、自分の胸に押し付けた。
ドクドクと、彼女のそれよりも早くて、激しい鼓動が、伝わってしまう。
ネオは少しだけ驚いたように目を見開くと、嬉しそうな笑みを浮かべた。
「ミューテフ、ネオユニヴァースの愛も、ちゃんと“送信”出来ているんだね」
「当たり前じゃん、ネオは、何度も、何度も、一番だって言ってくれたんだから」
「アファーマティブ、そしてこれからも────“FOEX”、ナイスネイチャが揺らいでも」
アタシの手をにぎりネオの力が、少しだけ強くなった。
逃がさない、離さない、そんな強い意志を感じた気がして、心臓が一際飛び跳ねてしまう。
ネオの瞳はアタシを見ながらも、その先にいる誰かを見つめているようだった。
「ネオユニヴァースは、何回だって『勝ち進む』をする、“TIPS”の、その先へ」
それはまるで、その誰かに宣戦布告をつきつけているような言葉だった。
奪い取られる気なんて、さらさらない、そう言わんばかりに。
ネオの意外な一面を垣間見てしまって、アタシの心臓は、きゅんきゅんと別の高鳴りを見せてしまう。
そのことに気づいたのか、ネオは少しだけ勝ち誇ったような笑みで、アタシに言った。
「愛は、宇宙を、時空を、次元を────『奇跡』だって乗り越えられる」 - 51二次元好きの匿名さん23/10/22 21:26:50
うぉぉぉ……供給が凄まじい。
尊みが限界を超えて頭がBKHTしそうだ。 - 52二次元好きの匿名さん23/10/22 21:30:02
- 53二次元好きの匿名さん23/10/22 22:12:44
百合っていいな……
- 54二次元好きの匿名さん23/10/22 22:17:26
おめえはすげえよ、今度ももっと素敵なSSを書いてくれよな!
- 55二次元好きの匿名さん23/10/22 22:24:33
―――――美しいものを見た。
- 56二次元好きの匿名さん23/10/22 23:37:37
素晴らしいという気持ちと翻訳が欲しいという気持ちが競り合ってる
- 57二次元好きの匿名さん23/10/23 00:18:02
JYVE しらない 丁度良いとかそういう感じのニュアンスぽい?
STTO stick together くっつく
WORR worry 心配
MAZN many dozen たくさんの
GEAT genuine article 本物
UNBL unbelievable 信じられない
FOEX for example 例えば
TIPS triumphs 栄冠 勝利
- 58二次元好きの匿名さん23/10/23 00:20:06
天才は2度現れる
- 59二次元好きの匿名さん23/10/23 00:22:15
凄いスレを見てしまった…
- 60二次元好きの匿名さん23/10/23 00:35:53
神はいる…そう思った
- 61二次元好きの匿名さん23/10/23 00:38:00
個別シナリオで読みたいクオリティだぁ…
- 62二次元好きの匿名さん23/10/23 01:59:29
ダイスの奇跡が不思議とキャラと合致する二重の奇跡だぁ……
- 63二次元好きの匿名さん23/10/23 02:12:38
これから先どこでネイチャ×ネオユニヴァースの供給を得ればいいんだ
- 64二次元好きの匿名さん23/10/23 02:17:24
尊いんだけど正直「よく書けたな」っていう尊敬の気持ちが先に出てくる
- 65二次元好きの匿名さん23/10/23 05:11:28
- 66二次元好きの匿名さん23/10/23 10:19:44
マベちんで慣れてるから打ち解けやすそう
- 67二次元好きの匿名さん23/10/23 10:51:35
同じく。
- 68二次元好きの匿名さん23/10/23 17:11:51
時々こっちの世界の映像を共有してうにゃってほしい
- 69二次元好きの匿名さん23/10/23 18:08:48
まさに運命のイタズラだったんだよね…
- 70二次元好きの匿名さん23/10/23 19:42:41
しゅごぉい…しゅごしゅぎましゅうううううう……
- 71二次元好きの匿名さん23/10/23 20:09:43
スレ保存しとこ…
- 72二次元好きの匿名さん23/10/23 23:12:07
静かだけど凄まじいスレだ……
保守 - 73二次元好きの匿名さん23/10/23 23:13:21
ここ以外から供給が得られなさそうなカプ
- 74二次元好きの匿名さん23/10/23 23:17:27
ユニ×ネイに目覚めてしまったぞ
どうしてくれるんだ - 75二次元好きの匿名さん23/10/24 06:39:52
- 76二次元好きの匿名さん23/10/24 07:21:29
────ネオとの馴れ初め?
ネイチャさんのそんな話聞いたって面白く……ああ、そうデスカ。
うぅ~~、じゃあ、今度あそこの限定パフェを奢りで!
ええ、即決? まったく、そんな聞きたいものかねえ。
コホン、最初はさ、ただの偶然だったんだよ。
去年の夏合宿の時の肝試し覚えている? そそっ、ゼファーが飛んでたヤツ。
あの時、一緒に行くペアをくじ引きで決めたでしょ?
まあこの流れなら予想がつくだろうけど、それでネオと一緒になったんだ。
この時点では、変わった有名人、くらいの印象だったかな。
アースが慕ってるのは知ってるから、悪い人じゃないんだろうなーとは思ってたけど。
それで、まあ、その、ね? アタシ、実は結構な、ビビリでして。
情けないことに、ブルブル震えながら、ちんたら歩いてたわけ。
そんなアタシを見て、ネオは嫌な顔一つしないで、笑顔で手を繋いでくれたんだ。
『ネオユニヴァースが“牽引”をするよ』なんて言ってね。
その手は冷たくて、細くて、すべすべしていて────暖かくて。
それに、似てたんだ。
ネオが見せてくれる背中が、アタシが憧れて、追いかけていた、『あの』背中に。
……なんでだろうね、あの二人、見た目も性格も、全然似てないのに。
とにかく、それが最初。
うーん、こうやって話して、今、思えば、ああ、まあいいや。
それで、アンタはこれで満足……ハイ、当然しないデスヨネー、仕方がないなあ - 77二次元好きの匿名さん23/10/24 07:21:44
次に会った時は、学園の食堂だったんだ。
その日は妙に混んでて、全然席が空いてなくってさ。
なんで混んでたんだっけ……ああ、思い出した、数量限定メニューがあったんだ。
アタシもそれ目当てで行ったんだけど、結局品切れだったんだよね。
材料の高騰とかでその日で終了になっちゃって、美味しかったんだけどなー。
えっ、なんで品切れだったのに、味を知ってるのかって?
………………イヤーネイチャサンカンチガイシチャッタナーコレハウッカリ。
……ハイ、全て白状します。
仕方なく他のメニューを選んで、やっとの思いで、相席させてもらって。
その相手が、ネオだったんだよね。
いやー、凄くない? 夏合宿から一月も経ってないのに、二回目だよ、二回目。
これも運命の悪戯かなって思って、色々とお話しながら、一緒に食べてたの。
それで、まあ、その時、ネオが食べていたのが、例の限定メニューでして。
確か、湯葉とか豆腐とかの定食だったかな?
渋い? アハハ、でもネオって大豆を使った料理が好きなんだよ?
アタシが豆腐のお味噌汁作ってあげるとさー、毎日作って欲しいとか言っちゃってさー。
ああ、ちょっと脱線しちゃったね。
それで、まあ、ついついじっと、物欲しそうにアタシも見ちゃいまして。
そしたら、ネオがメニューの一つを箸で掴んで、こちらに向けたの。
それで言うわけよ。
『AUHN』────ってさ。 - 78二次元好きの匿名さん23/10/24 07:22:03
いやあ、流石のネイチャさんも呆気に取られましたよ。
最近の若い子のスキンシップってここまで過激なのかーってね。
……うん、ネオの方が年上なんだけどさ。
でも好意を無下にするのもアレじゃん?
だから、恥ずかしさを我慢して、アーンってしたわけデスヨ。
それですっごく美味しくてさ、思わず、んー♪ とかガラにもない声を出しちゃって。
慌てて取り繕うとネオを見ると、すごい優しい顔で、こっちを見てるの。
コレ、あんまり言っても信じてもらえないんだけど。
ネオってさ、母性があるんだよね。
こう、凄く甘えたくなるというか、頼りたくなるというか……。
ああ、うん、だよね、今までこれ話した人、皆そんな顔してたわー。
でもアタシにとっては事実なんだ。
だからつい、その時も甘えちゃって、パクパクと食べちゃって。
結構な量を食べちゃっても、ネオは怒るどころか、笑顔のままで。
アタシも悪いと思ったから、お詫びに後日、お弁当を持って行ったんだ。
美味しそうに食べてくれて、嬉しかったなあ。
でも、その後はしばらく、特に何もなかったんだ、今思うと信じられないけど。 - 79二次元好きの匿名さん23/10/24 07:22:21
それで、三度目は……ふふっ。
ああ、ゴメンね。
あまりにも出来過ぎた話で、今思い出してもアタシの妄想じゃないかって思っちゃうんだ。
とある用事で、アタシが一人で、トレセン学園から離れた、良く知らない街に行って。
……まあ、その日はとにかく運が悪くて。
スマホの充電は出来てなかったわ、用事は結局キャンセルだわでもう最悪で。
おまけに帰り道に、トドメと言わんばかりの、ゲリラ豪雨。
天気予報の降水確率ゼロだったから、傘なんて持ってなくてさ。
走りまくって、何とか屋根のあるところまで行けたんだけど、完全に道に迷っちゃって。
全然雨が止む気配ないし、肌寒いし、どこだか良くわかんないし、スマホ電池ないし。
なんか、辛くて、心細くて、泣きそうになっちゃってさ。
そんな時だったんだよね────ネオと、また会ったのは。
偶然、ネオも近くに用事があって、たまたま走るアタシを見つけたんだって。
それでわざわざ追いかけてくれて……ね、話が出来すぎて、もう嘘みたいでしょ?
ただ、そのことが凄い嬉しくて、安心して、思わずネオに抱き着いちゃってさ。
それで思ったんだ。 - 80二次元好きの匿名さん23/10/24 07:22:36
これは、運命だって。
それからは、もう、なに、恥ずかしくなるくらい、バクシン、しちゃってさ。
ネオを見かけたらすぐ話かけたり、商店街に誘ったり、お弁当を毎日作ってあげたり。
えっ、その辺りから付き合い悪くなったから良く知ってるって?
あーもー、拗ねなさんなー、ほら、今度あそこの限定パフェ、奢ってあげるからさ。
まあ、そんなこんなで、現在に至る、というわけデス。
…………うん、アタシ、幸せだよ。
愛する人と一緒にいられて、それだけで、とっても幸せ。
えへへ、そうだね、ネオの一着だけは譲れないかな。
ん? 結局なんでネオを好きになったのかって?
まあ、ネオの好きなところはいっぱいあるんだけど、理由を一言で言うなら────。 - 81二次元好きの匿名さん23/10/24 07:22:53
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
- 82二次元好きの匿名さん23/10/24 07:23:09
ナイスネイチャとの“SOAR”?
それを“RCOL”するには“夏への扉”を開ける必要があるよ。
“トワイライトゾーン”を一緒に“フライバイ”するミッション。
そのメンバーに“クオンタムウォーク”で選ばれたのが彼女だったんだ。
ぼくはナイスネイチャのことを“受信”していたよ。
走ることを止めてなお────“MAZN”の子を助けていたんだ。
結局、ぼくは最後まで見届けられなかったけど、とってもマグネター。
だから一度、お話をしたいって、思ってたんだ。
ふふっ、あんなに『カワイイ』をしているのは“UNEP”だったけれど。
ネオユニヴァースはナイスネイチャを“牽引”して“ブラックホール”に飛び込んだ。
それが、初めての“ランデブー”だね。
ただ“ワームホール”を抜けるだけだったのに、とってもスフィーラ。
思えば“MABTE”、それが“グレート・ディヴァイディング”だった。 - 83二次元好きの匿名さん23/10/24 07:23:25
二度目は、学園の食堂。
その日の食堂はまるで“UCD”、“ハビダブルゾーン”はごくわずか。
ネオユニヴァースは何とか“着陸”出来て。
『大豆』をたくさんつかった“レアアース”を“摂取”していた。
その時────ナイスネイチャが“軌道”に乗って来たんだ。
ビックバン、だった。
無数のウマ娘がいる中から、ネオユニヴァースと“衝突”するなんて。
天文学的確率の“CODEN”。
それで一緒に『昼食』を食べたんだ。
まるで“ウラシマエフェクト”、楽しい時間は“MOOM”だった。
途中でナイスネイチャが“レアアース”を『欲しい』していたから“AUHN”をしたよ。
彼女は『恥ずかしい』をしていたけど、“TASY”に食べてくれた。
……サウンズオブアースはナイスネイチャを『お母さん』みたいと言う。
でも、ネオユニヴァースが“観測”する彼女は“SPIL”をしてくれて。
そのことがなんだか、とってもとっても、スフィーラで。
『わたし』は『ドキドキ』を抑えられなかったんだ。 - 84二次元好きの匿名さん23/10/24 07:23:43
三度目はネオユニヴァースが遠くで“EVA”をしていた時。
突然の“流星雨”があったんだ。
オユニヴァースは『傘』を持っていたから“ALT”だったけど。
すでに“ミッションコンプリート”して、学園までの“PATH”を辿っていた時。
“発見”したんだ────ネイスネイチャを。
それはもう“UNBL”だったよ、彼女は『傘』も持たないで、夢中に走っていった。
“EMGY”だと判断したネオユニヴァースは、それを“追跡”して。
“不時着”して、『悲しい』『寂しい』をしていたナイスネイチャに“到達”して。
それが“ジェイムズ・ウェッブのヒビ”だったんだ。
ナイスネイチャを『守りたい』『楽しませたい』『笑顔にしたい』『幸せにしたい』。
そんな想いがネオユニヴァースの中で“Ⅰa型超新星”を起こした。
更にはナイスネイチャの方からホールドモードに入って。
『ずぶ濡れ』をしていたけど、全く“NVEN”だった。
むしろ、とっても、とってもとっても、スフィーラで。
“EVEU”、理解をしたんだ。
この“邂逅”は“CODEN”なんかじゃない、“DSTY”なんだって。
『友情』と『愛』の“カーマンライン”は“NIZR”をした。
そしてナイスネイチャは────ネオユニヴァースの『一番』になったんだ。 - 85二次元好きの匿名さん23/10/24 07:24:04
……“EXDFF”? むぅ、それは『残念』。
今、ネオユニヴァースはたくさんの幸せを“FELT”しているよ。
ナイスネイチャの作る『豆腐味噌汁』の匂いで“AWAK”するのは『最高』だね。
“KARA OKE”で一緒に“歌唱”して“怪音波”を発するのも『好き』。
一緒の『お布団』で“DSLE”するのも……あっ、これは『内緒』だった。
えへへ、とにかく毎日が、ミューテフなんだ。
今思えば、初めて“ENCT”をした時に、全ては“確定”していたんだろうね。
これは、つまり、端的に換言すれば────。 - 86二次元好きの匿名さん23/10/24 07:24:28
────『一目惚れ』、だね────
- 87二次元好きの匿名さん23/10/24 08:18:26
早朝からやりやがったな!!ありがてぇ!!!
- 88二次元好きの匿名さん23/10/24 08:20:48
(余計な事しやがって…)と思った二回目のダイスのお陰で伝説のスレになったな…
- 89二次元好きの匿名さん23/10/24 08:23:44
ダイス神の気まぐれ(気ぶり)と創作神の意欲によって伝説になったスレ
- 90二次元好きの匿名さん23/10/24 09:22:56
アニメでも絡みあるといいな
- 91二次元好きの匿名さん23/10/24 16:47:46
ちょっと勝てない
- 92二次元好きの匿名さん23/10/24 17:30:39
これは、つまり、端的に換言すれば
『一目惚れ』、だね
最後に誰でもわかる言葉で最大限の好意を伝えてくるの、実に心臓に来るね。二人のこと推してまうよぉ - 93二次元好きの匿名さん23/10/24 20:27:49
保守
- 94二次元好きの匿名さん23/10/24 22:50:39
ネオネイ保守
- 95二次元好きの匿名さん23/10/24 22:58:17
直後を読め逝ってる場合か!!!!