700万契約結婚・5
「そういえばれい、
何で突然契約結婚しなくていいって言い出したの?」
「・・女風のマイくんを買ってみて、
私の欲しいものはお金じゃ買えないってわかったから。」
本当はあなたと紙切れ一枚の結婚をしたかったわけじゃなくて、
あなたの気持ちがいつかほしかったんだと気づいてしまったから。
本当はもう会わない約束なんかじゃなくて、
あの頃みたいにただのファンでいいから普通にLIVEに行けてた方がずっと幸せだったと気づいてしまったから。
1年後に本当に全てを失ってしまうと気づいてしまったから、何年経っても・・・。
ヒカリ「あ、そろそろ充電できてるんじゃない?」
れい「・・はい」
わたしが泣いているのに優しく涙を拭いてくれるだけで、
『れいのこと信じてるから消さなくていいよ』
とは言ってくれなかった。
ひざまづいて彼にスマホの画面を見せながらヒカリの緊縛の写真を全て消した。
彼は私のスマホを操作してiPhoneの『最近削除した項目』を消した。
この十何年間でわたしが撮った彼の唯一の写真。
「れいいい子だね」
抱きしめて頭を撫でてくれた。
幸せだった。
「れいおいで?いっぱい甘えていいよ😊」
そう言ってベッドに入る彼。
写真消してもまだ居てくれるんだ?泊まってくのかな?
「先に終電だけ調べとくね」
「あ、なんか遅延あって2230過ぎまでしかいれないや。2230にアラームかけとくね。」
「うんわかったよ😊」
女風じゃなくて、すきな人にふれるって、どうしてこんなに幸せなんだろう。
こんな幸せな気持ちずっと長いこと忘れていたよ。
少し冷えた腕、筋肉質な肩、日焼けした肌、
れい「ねえ、こ●していい?」
「いやだよ」
「れい、ここ触って?
もっと強く握って?」
え?じゅうじはんまでしかいられないんだよね?
「れい可愛い」
今日はもうおばさんになったわたしは一度も可愛いなんて言ってもらえなかったのに、
こういう時になったら言うんだ?
目線をどうしろだのああしてこうして、
うちは無料風俗店じゃないんだけどね😇
「れい、時間ないからい●ね!」
って終わって時計見たら普通に時間あって、「シャワー借りていい?」って言われた。
え?え?手抜きS○Xの時間配分は、自分のシャワー時間?
シャワーを浴びて、洋服を着て、スマホをポケットに入れて、彼は言った、
「じゃあねれい、元気でねしなないでね😊」と、
22時15分に。
わたしは泣きながら言った、
「いっこだけ言っていい?
ソープとかヘルスとかで働いたことないけど、
『やることやったらタイマー鳴る前にさっさと帰る客』
みたい💢」
『え、だから何?』って感じだよね?
『別におまえに会いに来るのなんて毎回そういう目的だったんですけど今更なに?』って感じだよね?
更に今回は写真消させないといけないから大事な予定までキャンセルしてやったのに、
15分早く帰るくらいでごちゃごちゃ言うなよって感じだよね?
初めて彼と出会ったとき、天才としか思えなかった。
「音楽と人間性は別物だよ」と本人に言われても、ずっとあの優しい手と声の、なにが別物なのか、じゅうなんねん、ずっとわからなかった。
それが今日やっと分かった。
それだけ。
彼にはサイゴまで、わたしが彼を好きだったということは、分からなかったんだろうな。
あなたのことは嫌いになっても、あなたの音楽はもう聴くことはなかったとしても、ずっとファンでいる
何年経っても・・・・・・・
【当時の〜のコピペままだと公開できないので、公開できない部分を削除したコピペで!完全ノンフィクション、契約結婚の話はジャンルはホラーよりdeath😇】
【参考画像】
ヒカリの言い訳もほんとなんだかwww
あの人は息するように嘘つけるからね😄
【続き(コピペ)】
最初から好きになってくれるつもりは一生一切なかったのなら、
全部ぜんぶ要らなかったよ。
開演直前まで何度もなんども返してくれるLINEも、
あの優しい電話のこえも、
「れい」って何度もわたしの名前を呼ぶ話し方も、
普通の彼氏ですら絶対くれないような優しさも、
全部ぜんぶ要らなかった。
あの日誘われて浮かれて渋谷に行かなければよかった。
最初から、ただのファンのままでいたかった、何年経っても・・。
koinegawakuba、生まれ変わったら貴方のただのファンで一生いつづけられますよう
(略)
※日付変わって今日(5月)30日火曜日の夜、彼はまたれいの家に来ることになりました😊
【そしてこの30日に、また生なましつこかったけどもちろんつけてもらったけど、正●位でしている時に当然ゴ●が外れたと言われ…、そこから6月に旅行に行ったあと直電着拒LINEブロックドローン✈️される😇】
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!