全国 LIVEツアー
(当時のブログからのコピペです。)
そしてわたしは、
わたしとどこか似ているヒカリくんに心を開いた。
親友にも話したことのないようなことを
ヒカリくんにはナゼか自然と打ち明けていた。
名古屋のライブが終わってからの1週間、
私とヒカリくんは夜はずっと一緒にいた。
渋谷、札幌、…、
ヒカリくんの行きたいところにわたしも一緒に行ってホテルを取った。
ヒカリくんの仕事のない夜は
二人でBARに行ってご飯を食べた。
楽しかった。
どこか似ているわたし達は、
小さなことで喧嘩したりもした。
それでもなんだかいつの間にか抱き合って眠っていた。
「れいのことが好きだよ。」
「欲しいものなら、
私があげられるものなら、何でもあげる。
だけどそんな言葉はいらない。」
それでも、
頑なに信じていた、
「ヒカリくんにとって私は何?」
と、ふと聞いた時に、
一瞬の間もなく
「ソウルメイト」と答えた
彼のその言葉を。
…あのことが、
分かるまでは。
(略)
「『れいと真剣に付き合いたい』
『結婚しよう』
自分の成功のために、
お金のために、
そんなこと平気で言えるんなら、
もうちょっとしたたかに生きればいいじゃん。
わたしが死んで、
ヒカリくんがこのiPhoneのデータを消せば、
わたしがヒカリくんと関わっていた証拠は何もない。
誰も知らない。
わたしの死の真相なんて、誰にも分からない。」
それでも、
最後の最後まで、
信じてたよ。
(略)
だけど、
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