「モナ・リザ」の暗号 Vol.8 ~モナ・リザは"男"だった!?~

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2011年2月2日、イタリア文化遺産委員会は、「モナリザ男性説」を発表しました。

そのモデルとなった男性の名前も推定しており、それはダ・ヴィンチの弟子の「サライ」(本名:ジャン・ジャコモ・カプロッティ)だと言うのです。

そもそもの発端は、「モナ・リザ」の瞳の中から発見されたアルファベットの文字です。

図1
【判明した3ヶ所の文字】

この左目の『S』を「サライ」の頭文字右目の『L』を「レオナルド・ダ・ヴィンチ」本人の頭文字だと推測したのです。

「サライ」は、ダ・ヴィンチのもとで25年間弟子として付き従い、その女性のような風貌から、ダ・ヴィンチのさまざまな絵画のモデルにもなったとも言われています。

実際「洗礼者ヨハネ」は、サライがモデルだと言われ、同時期に描かれた「モナ・リザ」のモデルも、サライではないかというのです。

図1
【洗礼者ヨハネ…サライをモデルにしたと言われている】

確かに、「モナ・リザ」と「洗礼者ヨハネ」の顔はそっくりです。

さらに、ダ・ヴィンチとサライは、同性愛の愛人関係にあったのではないかとも推測しています。

だとすれば、「モナ・リザ」の微笑みは、ダ・ヴィンチが思いを寄せた弟子への愛が隠されていたのでしょうか!?そしてその愛を陰に表現するために、自分のイニシャルを右目に、サライのイニシャルを左目に入れたとでもいうのでしょうか!?

この仮説について、ルーヴル美術館の見解は、2004年と2009年の2回、専門家によって、モナリザの詳細な調査をおこなわれたが、その時には、文字や数字の書き込みは発見できなかったとして、「モナリザは木版に描かれており、時代を経て多くの微細なヒビ割れが生じており、そうした亀裂が、文字や数字に見えただけであり、「モナリザ男性説」は、行き過ぎた解釈をもたらしている。」と指摘しています。

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「モナ・リザ」は世界中の研究家が、さまざまな説を発表していますが、どれもその根拠が軽薄なものが多いのが実態です。

そもそも、ほとんどの宗教画に描かれている「イエス・キリスト」や「聖母マリア」は、本人の写真や肖像画が残されているわけもなく、結局すべてが美化された画家の"想像画"に過ぎないのです。

よって、「モナ・リザ」と「サライ」の目鼻や顔立ちが似ていたとしても、それはダ・ヴィンチが、お好みのサライの顔を"参考"にしたに過ぎないということなのです。

ダ・ヴィンチは、「モナ・リザ」にとてつもない暗号を仕掛けています。

それは、後世の人間が絶対に真似できない暗号だったのです…!!

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Copyright © 藤原龍広 All Rights Reserved 2011.07.15公開
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