考えてみると…。

この10年、現在のV-1で一度も降格、もしくはチャレンジマッチに出場していないのは、久光、NEC、東レぐらいのものである。

JTはチャレンジリーグ降格の憂き目に遭っているし、デンソー、埼玉上尾、岡山、PFU、姫路もしかり。

日立はプレミア昇格以降、チャレンジマッチ出場はないが、最下位を経験している。
それも翌年新リーグ開幕のため、チャレンジマッチが実施されなかった。

トヨタ車体とKUROBEはそれぞれチャレンジマッチを経験している。

それを思えば、トップリーグで安定した成績を収めるのはかなり難しいことを思い知らされる。


チャレンジリーグⅡは短命で終わったが、当時は無料開放もしていた。

トヨタ自動車がチャレンジリーグへ参入した初年度は僅か一勝止まり。

そんな中、桁外れの得点力で得点王のタイトルを獲得したのが、現在、埼玉上尾メディックスの一員として活躍する佐藤優花選手だ。

彼女はチャレンジリーグ時代、毎年タイトルホルダーとして活躍したチャレンジリーグの星である。

高い得点力を誇る佐藤選手は押しも押されもしないエースであり、佐藤選手は期せずして第三期眞鍋ジャパンのメンバーに選出されている。

これはチャレンジリーグ時代からのファンの夢が叶った証であるとともに本人の努力の賜物である。

今後さらなる飛躍を目指し頑張って欲しい。