バッグの中綿に覚醒剤をしみ込ませ密輸しようとしたとして、東京税関がアメリカ人の女を東京地検に告発しました。

アメリカ人のアギラール・ジェニファー容疑者(27)は今年8月、覚醒剤およそ1キロ、6400万円相当を中南米のグアテマラ共和国から成田空港を通じて密輸しようとした疑いがもたれています。

東京税関によりますと、覚醒剤は液体に溶かされたうえ、布製のバッグ20個の中綿にしみ込んだ状態だったということで、東京・渋谷区の民泊施設あての航空貨物に含まれていたということです。

東京税関はアギラール容疑者の認否を明らかにしていませんが、販売目的で密輸しようとしたとみて捜査しています。