The Japanese Association for the Study of Popular Music

JASPM COVID-19 RESEARCH PROJECTS 2020-2021

シリーズ「コロナ禍のライブをめぐる調査レポート」

2020年初頭からの新型コロナウイルス感染拡大を受けて活動を開始した、日本ポピュラー音楽学会の公式研究プロジェクトである「新型コロナウイルスと音楽産業JASPM緊急調査プロジェクト2020」の成果を、2種類のレポートとして出版します。

 


 

コロナ禍のライブをめぐる調査レポート[聴衆・観客編]

南田勝也・木島由晶・永井純一・平石貴士
Amazon プリント・オン・デマンド(ペーパーバック)
¥1,320
https://www.amazon.co.jp/gp/product/4802081413/

 

本書は、日本ポピュラー音楽学会に所属する研究者4名が、コロナ禍における人びとの音楽生活について調べた結果をまとめたものです。調査は、セルフ型ネットリサーチFastask(©JustSystems Corporation)のサービスを用いて、2020年の4月と11月に実施しました。ライブに行く人びと(ライブゴアー)の実態を調べた学術的な定量調査は前例に乏しく、今後の継続的な調査が期待されます。

 

【 目次 】
はじめに
第1章 ライブゴアーは何を目的としてライブに行くのか
コラム1 アーティストのファンでありつづけること
第2章 フェスティバルゴアーとはどのような人びとか
コラム2 フェスをめぐる騒動と公的支援のロジック
第3章 配信ライブに未来はあるか:コロナ禍におけるライブゴアーへの定量調査から
コラム3 コロナ禍の文化生活について
第4章 ライブゴアーはいかに文化の生態系を織りなすか:2020年における聴衆の行動の多様性とその再生産の危機
コラム4 ライブの経験をふり返りつつ、ライブの理論を考える
第5章 アイドルファンはライブに行くか:性差とライブゴアーの関連をめぐって
第6章 ライブにおけるマナーとは何か
補遺 ライブパフォーマンス論序説

 


 

コロナ禍のライブをめぐる調査レポート[音楽産業編(仮)]

毛利嘉孝ほか
Amazon プリント・オン・デマンド(ペーパーバック)
価格未定