計画変更(等)承認申請

秘書
先生、採択された後に事業計画と補助金額の変更はできますか?
代表
事業再構築補助金においては、設定された条件を満たせば、採択後に事業計画や補助金額の変更を行うことは可能です。
当事務所の支援事例
事業再構築補助金は採択後に計画変更が可能
事業再構築補助金は、採択を受けた後でも、計画が変更できます。ただし、事前に事務局へ届出をし、事務局から承認を得た場合のみ変更可能です。
補助事業の手引きには、事業計画の変更申請について以下のように記載されています。

補助事業実施の必要上、やむを得ず、交付規程第12条に記載の内容(補助事業の計画・交
付申請時に補助事業により取得するとしていた補助対象物品・提供を受けようとした役務等
(ただし、単価 50 万円(税抜き)以上のものに限る)※・補助事業実施場所・図面の変更・経
費配分等)に変更が生じる場合等には、あらかじめ「補助事業計画変更(等)承認申請書」
<様式第3-1>を事務局に提出し、計画変更の承認を得なければなりません(事後承認は
できません。)。

事業再構築補助金事務局「補助事業の手引き」より
事業再構築補助金の変更申請が必要な内容
• 補助対象経費の区分ごとの配分額を変更するとき(例外あり)
• 交付申請時に取得すると申請していた主な資産(税抜単価50万円以上の項目)を変更するとき
• 補助事業の内容を変更するとき
• 補助事業の全部もしくは一部を中止もしくは廃止するとき
• 補助事業の実施場所を変更するとき
• 補助事業の全部もしくは一部を他に継承させようとするとき
• 法的整理の手続きを行うとき(破産手続き・民民事再生法手続き等)
事業再構築補助金の変更申請の例外

例外① 「10パーセント以内の流用増減」は計画変更に”該当しない”

補助対象経費の区分ごとに配分された額を変更(流用)する場合は、
流用元・流用先の双方の補助対象経費の金額の低い経費の10%以内の(変更)流用増減は、申請不要です。
経費区分申請時点実際の配分
建物費400万円390万円(‐2.5%)
機械装置・システム構築費200万円210万円(+5%)

例外② 「軽微な変更」は計画変更に”該当しない”

・補助目的に変更がなく、かつ補助事業者の自由な創意により、能率的な補助目的達成に通じるもの
・補助目的・事業能率に関係がない細部の変更
上記を見ると、軽微な変更は数値で判断できないうえ、抽象的な表現がされているため、どのような変更が該当するかは事業者での判断が難しいところです。軽微な変更の詳細を確認するには、事務局に問い合わせるのが最適な手段と考えられます。
事業再構築補助金の計画変更の条件
事業再構築補助金における計画変更の承認を受けるには、事前申請が必要なほかにも条件があります。それは、成果の目標や事業の趣旨、目的などが根底から変わってしまう変更は承認されないという点です。
事業再構築補助金では、応募申請時に提出された書類の内容を厳密に審査し、採択事業を決定します。事業の趣旨などが根底から変わってしまうと、採択を受けた時点と事業内容が変わってしまうため、採択後の変更は認められません。
変更承認を受けずに、応募申請時の計画と異なる内容で事業を進めてしまうと、補助金が交付されない可能性があります。
事業再構築補助金の変更申請の注意点

① 変更が認められない場合がある

事業再構築補助金の補助事業の変更申請において、全ての申請で認められるものではありません。計画変更に妥当性があり、補助事業実施のために必要な変更であると事務局が承認した申請のみが、変更を認められます。
計画変更の申請をしたものの承認されず、補助金の権利を失ってしまう可能性もあります。

② 変更申請には期限がある

事業再構築補助金の変更申請の第6回公募から第9回公募の締切が「補助事業の手引き」に次のように明記されています。
第6回公募通常枠
回復・再生応募枠
最低賃金枠
大規模賃金引上枠
緊急対策枠
グリーン成長枠
計画変更(等)承認申請2023/9/292023/9/292023/11/29
第7回公募通常枠
回復・再生応募枠
最低賃金枠
大規模賃金引上枠
緊急対策枠
グリーン成長枠
計画変更(等)承認申請2023/12/302023/12/302024/2/28
第8回公募通常枠
回復・再生応募枠
最低賃金枠
大規模賃金引上枠
緊急対策枠
グリーン成長枠
計画変更(等)承認申請2024/4/252024/4/252024/6/20
第9回公募通常枠
回復・再生応募枠
最低賃金枠
大規模賃金引上枠
緊急対策枠
グリーン成長枠
計画変更(等)承認申請2024/6/272024/6/272024/8/27
計画変更(等)承認申請サポート料金

80,000円(税抜)

事業再構築補助金の変更申請はWe doへお任せください
当事務所では、事業再構築補助金採択後の変更申請のサポートを対応しています。
代表の韓は事務局元審査員として1,200件の審査経験を積んでおり、事務局の対応に豊かな経験を有しています。貴社の事業再構築補助金を一日も早く交付されるよう、より効率的かつ完成度の高いサポートをいたします。
遠方の事業者様でもメール・ZOOM・LINEなどを用いた遠隔サポートで対応が可能です。まずはお気軽にお問い合わせください。
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代表
当事務所では、交付申請及び実績報告のサポートだけではなく、補助金概算払請求、補助金精算払請求、担保権設定承認申請、事故等報告、承継承認申請、GビズID引継依頼、財産処分承認申請、中止(廃止)承認申請等の個別申請サポートもご用意しております。
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