みなさんは「ダックワーズ」をご存知ですか?
世界で愛され、私も大好きなダックワーズ。
長年フランス生まれのお菓子だと信じて疑わなかったのですが、実は考案したのは日本人だということを今年の春おしえていただきました。
月曜日は、ダックワーズが誕生した福岡のフランス菓子店「16区」の従業員の方々やお取引業者様、同業者の方々が集う「16区会」の第30回総会にて講演をさせていただきました。
お声がけをいただいた際は、パティシエの方々や食品業界の方々に向けてどんな内容のお話をさせていただこうかと少し不安もありましたが、ダックワーズの生みの親「ムッシュ」こと三嶋隆夫氏のご人望のもと皆様が一堂に会し、業界だけでなく日本全体をよくしようと長年開催されている会の趣旨に感銘を受け、「わが国を取り巻く現状と今後の課題」をテーマにお話をさせていただきました。
総会後の親睦会で皆様の会社やお店の名前を聞いているだけで、ついついその味を思い出しては自然と笑みが溢れてしまう幸せな時間を過ごしましたが、原材料費の値上げや燃油高騰など、業界を取り巻く環境は決して甘い話題ばかりではありません。
そんななか、業界の皆様が力を合わせて切磋琢磨される姿に胸を打たれるとともに、私も皆様の日頃のご努力が美味しいお菓子として多くの方々の食卓に届くよう、尽力してまいりたいと改めて感じました。
そして、毎回恒例だという全員で輪になっての「ふるさと」の合唱には大変元気をいただきました。
今年の3月に久しぶりに福岡での講演にお伺いしてから繋いでいただいたご縁で、今回も沢山の方々に真剣にお話を聞いていただき、沢山のご質問などもいただきました。