あなたの知らない京都旅~1200年の物語~
徳川幕府 始まりと終わり
BS朝日
10月12日(木)放送分
10月20日(金)0:54 終了予定
徳川家康は、260年続いた江戸幕府を開いた人物。そして最後の将軍となったのが、徳川慶喜。実は京都には、そんな「徳川家の始まりと終わり」を両方知ることができる名所があるといいます。
世界遺産「二条城」は徳川家康が築き、三代将軍家光の頃に完成した、いわば徳川家、始まりの頃の権力と財力を感じられる場所。国宝「二の丸御殿」には徳川の世になったことを知らしめる驚きの仕掛けがありました。城内にある美しい庭園がその歴史的な出来事を今に伝えます。一方で、二条城は徳川の世の終わりを告げる「大政奉還」が行われた場所。最後の将軍、慶喜にまつわる知られざる舞台裏とは。「下鴨神社」もまた徳川家と深い関係が。そのことを示すものが、めったに立ち入る事が出来ない本殿の裏側に。またこの神社に伝わる貴重な絵図には、江戸時代最後の天皇と、将軍の姿が描かれていました。実はこれがなんと徳川幕府の終わりを物語っていると言うのです。伏見は、かつて豊臣秀吉が城を築き、水運を整え、経済を発展させた城下町。実はこの地を家康が、江戸や駿府と同様に重視したことを示す驚きのデータが!そんな伏見で1000年以上の時を重ねてきた由緒ある「御香宮神社」には、2代将軍秀忠が作らせたという豪華絢爛なお宝が今に伝わります。年に一度しか開帳しないというその貴重なお宝を今回特別に見せて頂きます。さらにこの神社は、徳川幕府終焉の地でもあったのです。 京の都が、時代の節目に欠かせない重要な場所であることを再発見する旅
旅人:中村雅俊(俳優)
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