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念のために言うけど「読む」のと「書く」のとでは難易度は異次元だ

なんか一定の読者は「風景描写」や「時間描写」なんて当たり前とか小中学校で学んだだろっていう人居るけど、読むという消費者としての行為と、問題を解くという学習者の行為と作品を評論・分析・研究する行為と作品をクリエイトする作家の行為ってまるで異次元級に難しい。だから「クリエイター」(ライター)というのは専門職に認定されているのだと思う。

ちなみに僕はライトノベル市場の額を記述したけど250億の市場って要は企業に例えると年商250億円の企業と一緒で

年商250億
営業利益10億
資本金3億円
従業員数500人
純資産12億円
東証ST(旧東証2部)
ぐらいの規模で株価なんて150円付けば御の字だろう。下手すると非上場の中小企業だろう。そんな株価付くのなら非上場にするわっていう社長さんも多いしね。

ラノベってのは全体で見てもこのぐらいの規模しかないと思ってくれ。こんな少数の椅子を奪って争うぐらいに難しいと思ってくれ。つまりラノベ市場って例えるのなら中小企業に毛が生えたような規模しかない。そんな市場で飯が食えること自体「プロフェッショナル」であって当たり前ではないんだと伝えたい。作家はエキスパート(職人)ではない。あらゆるものに精通している「プロ」でなくてはならない。それが「書く」という行為で学術論文執筆よりもさらに難しい行為だ。だって国文学科の教授らは小説家としてデビュー出来てるか?出来てないだろ?分析屋と作家の間にも難易度の壁があるんだ。つまり評論家や学者の方がなるのは楽なんだよ。

先に言うけど有名大の国文学科出たって君は小説家になんてなれないよ。もう一回言うけど分析家と小説家は全くの別物だ。そのくらいのH難易度なんだが「中学の国語でやっただろ!」みたいな消費者がいるから困る。なんで作家が「先生」って呼ばれるのか全然分かってないんだね。

もう一回言うが「読むのと書くのとでは難易度が異次元級に違うんだ」

たぶん馬鹿にしてる奴は「なろう」あたりに書かせると滅茶苦茶な文章にしかならないよ。特にマークシート方式で入試を突破して来た奴ほどね。


だから勇気を出して言うけど君の作品がカクヨムで★0~20なのは「当たり前」なんだ。★0で普通なんだ。そのくらいのH難易度だと思ってくれ。そんなH難易度の世界に素人をデビューさせるから廃業作家だらけという散々たる結果なんだろう。本当は逆で純文学のプロ作家がついでに作品を書くのがラノベのあるべき姿なのでは?

私は投稿サイトって罪な存在だともうよ。もう一回250億市場とは数字的にどういう意味を持ちどのくらいの企業規模になるのかもういい加減に社会人なんだから気が付いてくれ。

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