自由研究_超マイペース人間に仕事のプレッシャーを与えたらどうなるか
私は超マイペースに生きていて、プレッシャーとか気にしない方なのだけれど、久しぶりに仕事でプレッシャーを感じている。
うちの会社はあまり有名ではないけれど、規模的には大企業だ。社員7000人、売上は1兆円。田舎の支店で仕事をしていると自分が大きな会社にいるということを忘れてしまうのだけれど、先週末に二年ぶりに東京の本社に出張してきた。
本社には2000人くらいの社員が働いていて、久しぶりに行くとでかい会社なんだと再認識する。とにかく社員が一杯うろうろしているし、一階の入口には受付の女の人が二人座っている。おんぼろビルの小さな支店で仕事をしていると、とても同じ会社とは思えない。
本社に呼ばれたのは、とあるプロジェクトの責任者に指名されてその打ち合わせ。数百億、3年がかりの仕事でなぜか私に指名がかかり、本社の会議室でWEB参加者も含め数十人のまえで挨拶をした。私が担当するのは社内でも有数のビッグプロジェクト。そして私は会社で一番若いプロジェクトマネジャーとなる。
本社の社員からは「お前にできるの?」という率直である意味当然の視線を感じる。
それにしてもなぜ会社は私を指名するのだろうか。いままでNOTEに書いてきたように、私は会社のルールをほとんど気にせず好きなように仕事をしてきたし、入社した年にがんになって、1年近く休職して、それからもずっといつ再発するかわからないような状態で仕事を続けてきた。ミニマリスト妻とありふれた日々を幸せに暮らしていきたいだけの、何者でもないただのサラリーマンだ。
そんな人間を社内最年少でビッグプロジェクトの責任者に指名するうちの会社は度量が大きいのか、何も考えていないのか、多分後者だと思っている。
ということで柄にもなくプレッシャーを感じている日々だ。
まあ、プロジェクトがうまくいかなくても困るのは私より会社なので、私は自分が今できることをやるだけと開き直ってはいる。
このプレッシャーはいつ以来かと考えてみたけれど、多分、なぜ俺が的なプレッシャーとしては、小学校6年生の修学旅行から帰ってきたときに地元の駅で同級生全員の前で校長先生に帰りの挨拶をした時以来だ。いきなり帰りの挨拶をしろ、その挨拶の言葉を自分で考えろと帰りの電車の中で担任に無茶振りされて、その時はかなり具合が悪くなった。
ということで、小学6年生以来のビッグプロジェクトに挑戦します。
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