ペニちゃんがやってきた

ボーナスが入ったので、最近キモカワ系で売り出された「ペニ蛆ちゃん」を買ってみた。
うっわ、皮のへにょへにょ具合がリアル…

ってかコレ、マラ実装の鈴口から繁殖用偽石を突っ込んで切断して作ってるらしいから、
リアルも何も本物なんだよな……

その真ん中から、ちょこっとだけ前髪と目・口がのぞいている。
「ペフーペフー♪ペニちゃんのご主人サンペフー?」
「そうだよ。よろしくねペニちゃん」
「ペフー♪ごあいさつがわりにムキムキしてフー」
そうそう、ショップの店員さんが言ってたな。
ペニちゃんは皮膚の内側に汚れが溜まりやすいから、こまめに拭けって。
濡らした脱脂綿を用意して、初のムキムキにチャレンジ。
ぷよん…おおう、意外と簡単。
ショップで丁寧に育てられていたからか、においも汚れもほとんど無かった。

一応、脱脂綿で首を撫でてやる。
「ペフェェェェ!!キモチイイペフゥゥン!!」
普通の蛆ちゃんでも、フキフキは結構喜ぶんだが、ペニちゃんは殊更喜んでいるように見えるな…。
「ゴ、ご主人サン…もっとおねだりしてもいいペフ?」
「ん?なんだい?」
「シ、シコフーペニフー♪」

はぁぁ?!プニプニじゃないのか!?
しかもお腹を見せるんじゃなくて、景気良く海老反りになってるし!
「シコフーペニフー♪シコシコフー♪」
えーと…何だ、その…ス、スキンシップってやつでいいのか?

「シコフゥゥ…ペニフゥゥ…」
何か、もう涙目ですけど…

よし。
さっき拭いたあたりを親指と人差し指でつまみ、軽く上下に動かしてみる。
と、とたんにペニちゃんの反りが直角になろうかと言うほどになり、
「ペ、ペ、ペペペ…」
頭頂部の穴から、プピッ!と粘液の塊が飛び出した。
「ご主人サンはてくにしゃんペフゥ~
ペニちゃんうんめーのヒトな気がするペフン///」
さほどの量は出ないようだ。
使い古しの脱脂綿で粘液をふき取り、鈴口もきれいに拭いてやる。
あんまりヤリすぎると赤玉が出て死んじゃうらしいから、シコフーは程ほどにしてやるとしよう。

ペニちゃんは幸せそうにころりと寝っ転がり、ペフフーと寝息を立て始めていた。
こうして僕とペニちゃんの、穏やかな日々が始まったのだった。

作者のホームページ:柊屋がし@ゲーム漬け