今回は、近年に製造元が変わったアーリータイムズより、ゴールドラベルを飲んでみます。
アーリータイムズはブラウンフォーマン社が手がけていたバーボンのブランドでしたが、2020年にニューオリンズに本社を置くライウイスキーメーカー、サゼラック社に譲渡されました。
これにより、製造する蒸溜所もダウンタウン蒸溜所からバートン1792蒸溜所に変更がされました。
そして2022年に発売された「ホワイトラベル」は、アー利タイムズ復活を望んでいた人たちに注目されました。
しかしそれはバーボンの規格ではなくブレンデッドウイスキーでした。
本来のバーボンは新樽のみを使うことが法律で定められていますが、ホワイトラベルは再利用した樽も使っているためです。
復活を望む人たちにとってはがっかりするものでした。
しかし2023年になって、新たにゴールドラベルがリリースされました。
こちらは新樽のみを使っており、ラベルにも「ケンタッキーストレートバーボン」の銘がつけられています。
液色は少々濃いめの琥珀色です。
味わいは、アルコールからの辛みが強く、その後は酸味が広がり、奥から渋みと甘みが半々に訪れます。
味わいは、酸味が強めで、ほろ苦さの後に甘みも感じ取れます。
味わいは、甘みが前に来るようになり、酸味、苦みがほのかに感じられます。
味についてはハイボールにすることで甘みが強くなり、初心者でもとっつきやすい印象でした。
ただ、食事と一緒に飲むよりもスイーツや塩気のあるおつまみを食べながらの方が合うかもしれません。
ロックでも酸味の強い味を楽しめますが、ストレートだとアルコールの刺激が気になるかもしれません。
700mL、アルコール度数40度、価格は2500円ほどです。
やっとでた、ちゃんとしたバーボン
これにより、製造する蒸溜所もダウンタウン蒸溜所からバートン1792蒸溜所に変更がされました。
そして2022年に発売された「ホワイトラベル」は、アー利タイムズ復活を望んでいた人たちに注目されました。
しかしそれはバーボンの規格ではなくブレンデッドウイスキーでした。
本来のバーボンは新樽のみを使うことが法律で定められていますが、ホワイトラベルは再利用した樽も使っているためです。
復活を望む人たちにとってはがっかりするものでした。
しかし2023年になって、新たにゴールドラベルがリリースされました。
こちらは新樽のみを使っており、ラベルにも「ケンタッキーストレートバーボン」の銘がつけられています。
テイスティング
グラスからの香り、液色
グラスからは、メロン、接着剤、ナッツ、レモンの香りが広がってきます。液色は少々濃いめの琥珀色です。
ストレート
先にナッツ、バナナの香りが広がり、グラスから感じられたメロンや接着剤の香りはそれほど感じられません。味わいは、アルコールからの辛みが強く、その後は酸味が広がり、奥から渋みと甘みが半々に訪れます。
ロック
メロン、メープルシロップの香りが先にやってきて、バナナ、接着剤の香りが続きます。奥にはレモンの爽やかさも垣間見れます。味わいは、酸味が強めで、ほろ苦さの後に甘みも感じ取れます。
ハイボール
メロン、接着剤、メープルシロップ、バナナの香りが次々にやってきます。味わいは、甘みが前に来るようになり、酸味、苦みがほのかに感じられます。
ハイボールがうまい
全体的にバーボンらしさがしっかりと感じられ、香りも甘みの強いものが主体になっていて、きつくは感じませんでした。味についてはハイボールにすることで甘みが強くなり、初心者でもとっつきやすい印象でした。
ただ、食事と一緒に飲むよりもスイーツや塩気のあるおつまみを食べながらの方が合うかもしれません。
ロックでも酸味の強い味を楽しめますが、ストレートだとアルコールの刺激が気になるかもしれません。
700mL、アルコール度数40度、価格は2500円ほどです。
<個人的評価>
- 香り B: メロン、バナナ、メープルシロップ、ナッツの香りが主体。
- 味わい C: ストレートではアルコールがきついが、加水で酸味や甘みが前に出る。
- 総評 B: バーボンとしては文句はほとんどなく、ハイボールがおすすめ。