2023.10.08 ON AIR
日本の本物とその作り手の声ご紹介するTDK VOICES FROM NIHONMONO。
中田英寿さん山梨県の旅の模様をお届け。
今回はさまざまな穀物を扱っている会社『はくばく』をご紹介しました。
代表取締役社長である長澤重俊さんに、お話をうかがいました。
ヴァンフォーレ甲府の胸スポンサーでもおなじみ、山梨県の食品メーカー『はくばく』。
ヒデさんも山梨県を訪れるにあたり、どんな会社だろうなと思っていたそう。
大麦を思い浮かべると、線が入っているイメージはあると思います。
大麦にあまりいいイメージがなく好んで食べる人が少なかった時代、食べてもらえる工夫として黒い線を取り除くことで食べてもらえたそうです。
現在、会社の名前は ひらかなで「はくばく」ですが、その由来は白い麦のお米と書いて”白麦米”。
大麦の黒い線を取り除く技術を開発して、その大麦を「白麦米」として売り出し、それをそのまま社名にしたそうです。
そもそも、戦後の食糧難の時代に多く消費された「大麦」。その後、お米が安定的に生産されるように。
大麦のピンチと思いきや、健康をテーマにしたテレビ番組で雑穀が取り上げられて最初のブレイク。
そして2016年、今度は「もち麦」がダイエットをテーマにした番組で紹介され大ヒット。
はくばくは、様々な事業を継ぎ接ぎ、徐々に事業規模を拡大してきました。
「様々な健康的な穀物を米と一緒に食べてもらうというのが、目指す姿。」「大麦を食べてもらおうと真面目に考えている会社は、他にはない。そして、そこには大きな可能性がある」という長澤さん。
大麦、小麦、雑穀という穀物をベースにして、毎日食べられるおいしさを提供しようと日々工夫を続けられています。
▽はくばく ウェブサイト
https://shop.hakubaku.co.jp/shopbrand/ct114/
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