イノッチの顔写真に×印…内部文書入手!都内スーパーでジャニーズ販促グッズが「緊急撤去」されていた
日本マクドナルド、日産自動車、東京海上日動火災保険、日本航空、アサヒグループHD、サントリーHD、キリンHD、花王、第一三共ヘルスケアーー。
ジャニーズ事務所の故・ジャニー喜多川氏の性加害問題を受け、所属タレントの広告起用の見直しを表明する企業が相次いでいる。
9月12日、サントリーHDの新浪剛史社長(64)は「児童虐待に対し真摯に反省しているか、大変疑わしい。ジャニーズ事務所を使うと、児童虐待を認めることで、国際的に非常に非難を浴びるもとになる」と批判した。新浪氏は経済同友会の代表幹事でもあり、財界重鎮の発言に今後、追随する大手企業もまた出よう。
雪崩(なだれ)を打って「ジャニーズ離れ」が起き出している最中に、ある大企業が大御所ジャニーズタレントの起用を見送り、キャンペーンが行われるはずの現場が混乱していた。匿名を条件に都内スーパー店員が語る。
「9月13日から森永乳業の機能性表示食品『森永トリプルヨーグルト』のキャンペーンを行う予定でした。40~50代をターゲットとし、井ノ原快彦さん(47)の新CM『気になる年頃』篇が全国放映され、それに伴い、スーパーでもキャンペーンを走らせる準備が進んでいました。ところがキャンペーンの2日前になって急遽、『井ノ原をひっこめろ』と指示が出ました。すでに配られたポスターやリーフレット、ボードは絶対に使うな、と繰り返し連絡があり、現場は混乱したのです」
本誌は井ノ原氏の不使用を指示した内部文書を入手。メールには、こう記されている。

〈森永乳業 トリプルヨーグルト各種試食販売の実施内容に一部変更があります。〉
〈ジャニーズの問題に関連し、9/18から1週間予定していたCMの放映が中止となったため、商品送り込み数に対して回転アップが見込めず、見切りの発生を懸念している為とのことです。〉
〈昨今の情勢を鑑みて、タレント使用宣材の掲示を当面自粛することになりました。タレントさんの顔が入ったポスター・リーフレットは使用しないでください。また両面ボードはタレント画は使用せず、反対面を掲示するようにしてください〉