竜を征するとは、竜を狩るに非ず。
蒼き血涙——星䨩律の中に生じる輝きの涙。それを享受した者にはあらゆる願いを叶える力が与えられるという。
最愛のシスターと非業の死別を遂げ、流れのハンターとして旅をする青年・エストは竜馬・ティナを駆り、獲物を見つけてその糧を狩り取る生活を送っていた。
シスターから許しを乞うため、死者の蘇りさえ可能とする蒼き血涙を求めるがそれを邪魔する呪術師たちが現れる。エクリプスと名乗る彼らは邪悪な目的のため、血涙の力を使おうとしていた。
仲間たちと共に血涙がある竜王の玉座を目指すエストだったが、その道中で彼は自らのそもそもの過ちに気づき……?
エルトゥーラ王国を舞台に、竜王の玉座と蒼き血涙を巡る冒険譚が幕を開ける——!