高反発マットレスのデメリットを解説！上手に使う4つの対策とは？

もしあなたが高反発マットレスの購入を検討しているなら、高反発マットレスのデメリットについて知っておきたいですよね？

結論、高反発マットレスには次のようなデメリットが存在します。

高反発マットレスのデメリット

こんなに高反発マットレスのデメリットがあると「私にあっていないのでは？」と感じちゃいますよね？

でも安心して下さい！高反発マットレスのデメリットは使い方によってしっかり対処できます！しかも、そもそも高反発マットレスのデメリットは他のマットレスとほぼ共通しており大したことはありません。

あなたも本記事を読んで高反発マットレスのデメリットを理解し上手にマットレスを使って、心地よい睡眠と最高のパフォーマンスを手に入れて下さいね！

高反発マットレスの4つのデメリットとは？

高反発マットレスは寝返りが打ちやすく、腰や首周りに負担がかかりづらいメリットがある一方で、大きく4つのデメリットが存在します。

以下、高反発マットレスのデメリットについて解説していきます。

高反発マットレスのデメリット

デメリット1.　寝心地が硬すぎる

まず1つ目の高反発マットレスのデメリットは、寝心地が硬すぎることです。高反発マットレスは硬さが特徴的なマットレスですが、ネット上では期待よりも「硬すぎ！」と感じる人がいるため高反発マットレスのデメリットの代名詞としてまとめられていることが多いです。

ただし、「高反発マットレスの寝心地は硬すぎる」という意見は一般的な意見であり、私にとっては、ちょうど良い、適度な硬さに各メーカー仕上げているといった印象を持っています。

また、硬めのマットレスは柔らかいマットレスと比べて寝返りがしやすいため、血が循環しやすいことから疲労回復しやすく、加えて過度な沈み込みが起きないため腰痛や肩こりも起きづらいので、むしろ硬めのマットレスのほうが身体に良いのです。

どうしても硬さが気になる方は実店舗に寝心地を確認してみるか、無料お試し期間つきのオンラインショップの製品で実際に試してみることをオススメします。

例えば高反発マットレスを扱うエマスリープは、実店舗が一時的なサテライトショップしかないため、100日間の無料お試し期間（送料＆返送無料）を設定しています。ただし、お試し期間で返品＆返送が無料にならないケースもあるため、よく条件を確認した上で試してみて下さい。

デメリット2.　耐久性が低い

次に挙げる高反発マットレスのデメリットは「耐久性が低い」ことです。高反発マットレスはウレタンフォームが主要な材料であるため、鋼鉄性の頑丈なコイルを使用したポケットコイルマットレスやボンネルコイルマットレスに比べると耐久性はどうしても低くなります。

しかし、耐久性が低いからといっても寿命の目安には幅があり、最近では頑丈なウレタンフォームや使用することでより長く使用できるようになっていることもあります。

寿命比較表	マットレスの種類	寿命目安
コイル系	ポケットコイル	約8～12年
	ボンネルコイル	約8～10年
ノンコイル系	高反発ウレタン	約6～7年
	低反発ウレタン	約3～5年
	ラテックス	約6～9年
	ファイバー	約6～9年

例えば、企業によっては高反発マットレスの反発力を保証する場合もあり、保証期間を10年としているメーカーもあります。

こういったメーカーは実際に10年に相当する負荷を工場でかけてみて品質を確認することで、保証期間を設定していることから、殆どの場合、保証期間満了前にマットレスがヘタることはありません。

以上のように高反発マットレスといえども高い耐久性の製品は存在するため、購入時に耐用年数や品質保証制度をよく確認することをオススメします。

デメリット3.　洗濯できない

高反発マットレスの3つ目のデメリットは洗濯できないことです。高反発マットレスは水に弱いウレタンフォームから作られているため、仮に水で洗うとウレタンフォームが分解されボロボロになってしまいます。

実は私は、ウレタン製の座布団を洗濯機で洗ったことがあり、見事にフォームがボロボロになったため即ゴミ箱行きにしたことがあります。原型はとどめつつもフォームがパラパラ粉状になってしまったのです。

ウレタンフォームは加水分解する（水を含むとボロボロになる）特性を踏まえないといけない点はデメリットといえるでしょう。

ただし、マットレス全体を俯瞰すると洗えるマットレスはコイル系マットレスのみとごくわずかです。洗う方法もクリーニングのみとなるため、運び出し入れに相当な労力がかかります。結果、洗濯していない人がほとんどです。

一方で、高反発マットレスを長年使用していると、ちょっとした汚れがついてしまうこともあります。この場合、濡れたタオルで表面を拭き取るなど、ウレタンフォームに水分が付着しないように掃除すれば品質に大きく影響を与える心配はないでしょう。

デメリット4.　通気性が悪い

最後の高反発マットレスのデメリットは「通気性が悪い」ことです。高反発マットレスは硬い寝心地を生み出すため密度の高いウレタンフォームを使用しています。ですから、必然的に空気の通りが悪くなってしまうのです。

通気性が悪いと、高反発マットレス内の湿度が高まり、カビの発生やダニが繁殖しやすい環境ができてしまいます。加えて、特に夏場はマットレスに熱がこもりやすくなり寝苦しく感じてしまうこともあります。

ただし、高反発マットレスを販売している会社は、通気性が悪い特性をできる限り改善するため、ウレタンフォームに穴を開けて空気のとおりを良くしたり、カバー側面に排気口をつけるなどして対策を講じています。

高反発マットレスは一般的には通気性が悪いデメリットがあるものの、カビの生えやすさは使用環境に大きく依存します。したがって寝室を常時換気し湿度と温度を徹底的にコントロールするとともに清潔に保てばカビやダニの心配はないでしょう。

また、結露しやすい部屋の場合、マットレスの通気性がいかに良くてもカビの心配がでてきます。いずれにしても通気性の悪さといったデメリットが高反発マットレスにあるものの、実際の弊害は使用環境に大きく依存することを覚えておいて下さい。

高反発マットレスのデメリットを吹っ飛ばす4つの対策！

全章では高反発マットレスにどのようなデメリットがあるかについて解説しました。次に高反発マットレスのデメリットを踏まえた使用法について解説していきます。

デメリットを吹っ飛ばす4つの対策

デメリット対策①：まずは6週間使って寝心地を確認！

高反発マットレスが硬いと感じた人も、まずは6週間使ってみましょう。なぜ6週間かというと高反発マットレスが身体になじむまでに6週間程度は必要だからです。

特に高反発マットレスは圧縮された状態で配送されてくる場合がほとんどで開封後、本来の高反発マットレスの機能を果たせるようになるまでしばらく時間がかかります。6週間程度使い込めばマットレスが徐々に身体に馴染んできます。

高反発マットレスの良し悪しを正しく判断するため、少なくとも6週間程度は使ってみて下さい。

例えばエマスリープなら100日間、マットレスを無料で試すことができ、送料及び返送料は一切かかりません。また、返品時のやり取りもメール1本ですむため、強い勧誘もなく安心してお試しすることができます。

実店舗でちょっとお試しで寝ただけではマットレスが身体に与える影響がわかりません。なので一定期間おためしできるメーカーからの無料お試し期間をフルに活用しちゃいましょう！

デメリット対策②：耐久性はトッパーを使おう！

6週間まずはつかってみて、それでも高反発マットレスの硬さがデメリットとして感じる場合はトッパーを活用しましょう。トッパーとはマットレスとシーツの間に使用し、寝心地を改善するための寝具です。

トッパーを使用すれば、高反発マットレスだけで困難な寝心地の微調整が可能となり、高反発マットレスのデメリット「硬すぎる」を軽減させることができます。

また、トッパーを使用すれば寝心地の改善だけでなく、マットレスの汚れを防止するとともに、通気性の改善も可能であるため、高反発マットレスのデメリット「耐久性の低い」、「洗えない」の対策にもなります。

また、トッパーによってはひんやり冷たさを感じさせてくれるものもあり、冷感性のトッパーを使用すれば特に夏場の快眠に役立つでしょう。

一方、遠赤外線機能など、暖かさを備えるトッパーを使用すれば冬場、ベッドに入った瞬間に温もりを感じることができます。

いずれにしても高反発マットレスのデメリットを軽減させる効果がトッパーにはあります。是非季節ごとに最適なトッパーを手に入れ、快適な睡眠を手に入れて下さい。

デメリット対策③：プロテクターで保護すれば洗濯いらず！

プロテクターとは、マットレスを汚れやダニ、カビから守ってくれる寝具です。マットレス用のプロテクターを使うことで、高反発マットレスの「洗えない」「耐久性が低い」「通気性が悪い」といったデメリットを軽減することができます。

プロテクターには2タイプあり、マットレスの側面で覆う「ボックスタイプ」と側面を覆わない「敷きタイプ」があります。ボックスタイプは寝ている間にズレにくいメリットがある反面、交換がやや面倒な点がデメリットです。

逆に敷きタイプはボックスタイプよりもズレやすいのが難点ですが、交換が簡単なので清潔に保ちやすいメリットがあります。

プロテクターの種類	メリット	デメリット
ボックスタイプ 出典：Amazon.co.jp	ズレにくい 側面も保護可能	交換が面倒
敷きタイプ 出典:Amazon.co.jp	交換しやすい	ズレやすい 側面は保護できない

どちらのマットレスもしっかりマットレスを保護してくれるのですが、私の場合、できれば毎日プロテクターを洗濯したいので、交換しやすい敷きタイプが好みです。

プロテクターは低価格でいろんな種類があります。それぞれのデメリットとメリットを踏まえてあなた好みのプロテクターを購入し、高反発マットレスを汚れやダニから守ってデメリットを軽減させて下さい。

デメリット対策④：跳ね上げ式フレームで通気対策！

通気性が悪いデメリット対策としてメジャーなのは、すのこを活用したり吸湿シートを使ったり、陰干しで乾燥させることですが、大切なのはできるだ多くマットレスの表面を空気の流れに触れさせることです。

しかし、日常的に大きいマットレスを動かすのは億劫。そこで便利なのが跳ね上げ式フレームなのです。

跳ね上げ式フレームなら小さい力でベッド全体を持ち上げることができるため、マットレスの裏面にも空気を送り込むことができます。もちろん跳ね上げ式の床材はすのこ状である必要があります。

跳ね上げ式のヒンジはガス圧式のものあるため、力を入れることなく女性でも楽に開けることができますよ。

また、すのこ部分から下に埃が落ちる心配がありますが、埃を落とさないようにすのこ部分に布がかかったタイプもあります。高反発マットレスのデメリットを克服できる上、大収納なのでとてもオススメです！

高反発マットレスのデメリットが気にならない人の特徴は？

次に高反発マットレスのデメリットが気にならない人の特徴について解説します。

この記事を読んで高反発マットレスがあなたにあっているのか、あっていないのかを判断していただければと思います。

高反発マットレスのデメリットが気にならない人の特徴

特徴①：肩こりや腰痛が気になっている

まず、高反発マットレスのデメリットが気ならない人として挙げられるのが、肩こりや腰痛が気になる人です。高反発マットレスは硬すぎるといったデメリットがありますが、逆にマットレスが硬いと寝返りが打ちやすく、体への負担が分散できるので肩が凝りずらくなります。

逆に、柔らかいマットレスだと大腿部が沈み込み、腰に負担がかかることで腰痛になる危険性がありますが、硬めの高反発マットレスならその心配はありません。

「高反発マットレスは硬すぎて体の一部に負担が集中する！」と言われていますが、実際使ってみるとそれは曲解であると断言できます。フローリングに寝ているならまだしも、高反発マットレスならある程度の沈み込みがあるので身体の一部に負担が集中するといったことはおきません。

また、高反発マットレスはゾーニング設計しているものが多く、首まわり、腰付近、大腿部ごとに硬さを調整して、最適な体圧分散を実現しているマットレスもあります。

ほかの硬いマットレスには「ボンネルコイル」がありますが、ボンネルコイルはコイル同士がつながっている特性上、ゾーニング加工することが難しいです。その点、ウレタン性の高反発マットレスは加工がしやすいため、腰や首まわりに最適な硬さを実現することができるのです！

特徴②：実際に使ってから購入したいと思っている

次に高反発マットレスのデメリットが気にならない人は、実際に使ってから購入したい人です。高反発マットレスのデメリットは実際に使ってみるとしっかり対処すれば全く問題ないことが実感できます。

高反発マットレスの販売メーカーの中には無料の100日間お試し保証を設定しているため、自宅で実際に試すことができます。実際に試すことでデメリットとして紹介したマットレスの硬さや通気性の塩梅が許せる範囲なのか判断できます。

基本的にマットレスは店舗で試すのが通常ですが、マットレスは日にちが経つごとに体に馴染んでくるため、ご自宅で試した方がより高反発マットレスを理解できますよ！

また、実際にマットレスを使ってみることでネットで書かれている高反発マットレスのデメリットがいかに大したものじゃないか体感できます。

なお、実際に購入して試用する際は、寝心地が自分にあっていることや、起きたときに痛みが生じないかなども確認しましょう。

特徴③：お手入れが楽なマットレスがいいと感じている

最後に高反発マットレスのデメリットが気にならない人特徴として「お手入れが楽なマットレスがいい人」を上げます。なぜなら、高反発マットレスは同じ硬めのマットレスであるコイル系よりも軽いためです。

高反発マットレスはウレタンフォームで作られているため、耐久性が低く、通気性が悪い点がデメリットですが、反面、軽いというメリットがあります。

特に高反発マットレスのデメリットを低減させる方法であるローテーションやプロテクターの交換時は、必然的にマットレスを動かしたり持ち上げたりするため軽い方が絶対楽です。

また前述の跳ね上げ式ベッドフレームを使う場合も、ガス圧シリンダーで軽く持ち上げられるとはいえ、それなりに重いマットレスだと持ち上げるのも億劫になりがちです。なので、マットレスは軽いに越したことはありません。

ただし、「軽い＝中身がスカスカ＝へたりやすい」となるため、高反発マットレスの品質をしっかり見定めた上で軽いマットレスを選ぶようにしましょう。

高反発マットレスと低反発はどっちが優秀？デメリットを比較！

高反発マットレスとよく比較される低反発マットレス。いったいどちらが優れているのか気になりますよね？

本章では高反発マットレスと低反発マットレスのデメリットに注目して両者を比較し、どちらが優れているか解説していきたいと思います。

結論、腰にとって安心な高反発マットレスが優位！

高反発マットレスと低反発マットレスはどちらもウレタンフォームから作られているため、デメリットはほとんど共通していますが、大きな違いは寝心地です。

高反発マットレスのデメリット	低反発マットレスのデメリット
寝心地が硬すぎる 耐久性が低い 洗濯できない 通気性が悪い	通気性が悪い 耐久性が低い 洗濯できない 温度によって硬さが変わる 沈み込みが大きく腰に悪い

低反発マットレスは柔らかい寝心地が特徴ですが、沈み込みが大きくなる傾向にあります。特に大腿部が沈み込むと腰への負担が大きくなり、快適な睡眠を阻害するどころか腰痛の原因になってしまう可能性があり、注意が必要です。

一方、高反発マットレスは硬い寝心地であり、人によっては「硬すぎる」といった印象をもたれることもありますが、硬いマットレスだと寝返りがしやすく、身体への負担が分散されるとともに、腰周りも安定するため腰痛の心配はありません。

低反発マットレスのデメリットについては次の記事で詳細に解説していますので是非参考にして下さい！

低反発マットレスのデメリットの詳細に関する記事はこちら

特に体重が重いと低反発マットレスのデメリットの影響が大きい！

高反発マットレスと低反発マットレスのデメリットは体重の違いによって影響度が異なり、特に低反発マットレスは体重が大きいほど沈み込みが大きくなるため腰への負担が大きくなります。したがって、体重が重いと低反発マットレスのデメリットの影響が大きくなるのです。

一方、体重が軽いと低反発マットレスの沈み込みが小さくなるため、腰への影響は小さくなります。したがって、体重が重い人にとっては高反発マットレスが最適といえるのです。

高反発マットレスのデメリットを理解して最高の睡眠を手に入れよう！

高反発マットレスはデメリットがあるものの、その反面、寝返りがしやすく腰に安心して使えて、日頃の手入れも楽にできるマットレスです。あらためて高反発マットレスのデメリットをおさらいしておきましょう。

高反発マットレスのデメリット

高反発マットレスのデメリットは色々ありますが、いずれもしっかり対策することでデメリットを吹っ飛ばすことができます。

でも、高反発マットレスのデメリットは理解したとはいえ、購入にはそれなりに費用がかかるので可能であれば実際に試してから購入を決心したいですよね？

その場合は100日間のお試し期間を保証している高反発マットレスのメーカーを選ぶようにしましょう！実際に使用すると高反発マットレスの良さが実感でき、万が一身体にあわなくてもメールの手続きだけで返品できるので安心ですよ！

あなたも高反発マットレスを手に入れて、最高の睡眠を手に入れて下さいね！