開き直り細田衆院議長 旧統一教会との接点説明で“死人に口なし”安倍元首相に責任転嫁の非道
細田衆院議長が24日、旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)との接点について説明したが、まるで怪しい儀式さながら。議長公邸で衆院議院運営委員会の理事らと懇談する方式で、細田氏の希望により冒頭の1分半のみ記者団に公開し、あとは非公開。約1時間に及んだ密室での質疑応答後、理事らが細田氏の説明を記者団に伝える「神のお告げ」のような対応となった。
懇談には山口俊一・衆院議運委員長(自民)と自民、公明、立憲、維新、国民民主、共産の代表者6人が出席。質疑の持ち時間は代表者1人3分程度、全体で20分ほどで終わる予定が、細田氏が長々と説明したため、大幅にオーバーしたという。
しかし、長広舌も新味ナシ。関係の深さが指摘される清和会(現・安倍派)元会長として教団票を差配したかを問われると「思い当たる事実はない」と回答。「自民党と教団側を結ぶ元締」(立憲の安住国対委員長)との見方を否定するなど「ないない」尽くしで、知らぬ存ぜぬを決め込んだ。
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