硝酸や硫酸などの車両持ち込みは?…JR東日本、密閉容器で壊れなければ「可」

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 JR仙台駅付近を走行していた東北新幹線新青森発東京行き「はやぶさ52号」(10両編成)の車内で、9日正午頃、東京都内の地質調査会社に勤める40歳代男性のかばんから薬品が漏れ、乗客の男児(5)ら4人がやけどを負った。

JR東日本
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 鉄道各社は、他の乗客に危害が及ぶような危険物の列車内への持ち込みを禁止している。具体的には可燃性の液体や揮発性の毒物、火薬類、農薬などだ。

 ガソリンや灯油、軽油などは例外なく禁止されているが、少量であれば許される場合もある。JR東日本は硝酸、硫酸、塩酸といった酸類は密閉した容器に入れ、壊れる恐れがないようにすれば、500ミリ・リットル以内は可能としている。

 ナイフや包丁などの刃物も適切に 梱包こんぽう されたものを除いて持ち込めない。

 鉄道での手荷物検査は東京五輪に備えて2021年に可能になったが、多数の乗客が利用する中で利便性の確保が難しく、鉄道各社は慎重姿勢だ。

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