分子研など、量子もつれを超高速机上計算 材料設計に

分子科学研究所(分子研、愛知県岡崎市)などの研究グループは、実際の磁性材料では測定が困難な「量子もつれ」の形成ダイナミクスを「世界最速」(研究グループ)となる数百ピコ秒スケールでシミュレートすることに成功した。従来比でシミュレーション速度を3桁高めたことで、量子シミュレーターにとって最大の懸念だった外部ノイズの問題を解決した。機能性材料の設計や社会問題解決に向けたツールとしての発展が期待されると...

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