7月24日に行われた市長の記者会見の動画が、市のホームページに載っていませんし、市長のツイッターにも添付していないので、「どうしたのか」といぶかっていたら、市民がほとんど知らない「YouTube 安芸高田市公式チャンネル」に載っていました。
なぜ、今までのように、市のホームページや市長のツイッターに載せないので、「YouTube 安芸高田市公式チャンネル」だけ載せたのでしょうか。
唯一心当たりがあるのは、2時間に亘る記者会見の大半を使って中国新聞の記者を攻撃する市長の姿を見て、安芸高田市内には眉をひそめる市民はいても、ほめる称える市民はいません。
市長としても、1年余り先には選挙の洗礼を受ける立場ですので、多くの市民が見ている市のホームページや市長のツイってターで、人間性さえ疑われる姿を公表することは、避けざるを得なかったのでしょう。
ところが、市長には、「カッコイイ!ガンバッテー!」と歓声を上げる熱狂的な支持者には、「偏見報道をするマスコミに対峙する姿」を見て欲しい、そして賞賛の嵐を受けたいという強い願望があります。
そこで、市民が余り見ていない「YouTube 安芸高田市公式チャンネル」だけに載せるという方法を取ったのでしょう。
「YouTube 安芸高田市公式チャンネル」を見ると特徴的なことがわかります。
市の行事等は余り載っていませんが、市長の記者会見だけは毎回載っています。
他市町の「YouTube 公式チャンネル」には、記者会見はほとんど見ることはできませんので、市長は「いかに記者会見をネットに載せることにこだわっているか」がよくわかります。
そして、以前は「視聴者のコメント」は載せていませんでしたが、今回からは堂々と載せています。
案の定、「YouTube 安芸高田市公式チャンネル」には、27日の夕方までに合計586件のコメントがついています。
そして、そのコメントは、市長への賞賛、激励と中国新聞と記者に対する誹謗中傷、個人攻撃が満ち溢れているのです。
賞賛され自尊心を充足させたい市長はほくそ笑み、心から満足していることでしょう。
しかし、市長は、こうした悪意を持って人を貶める情報には、何の事実も知らない野次馬がいなごのように群がり、正義の味方の如く徹底して誹謗中傷を繰り返し、場合によっては不幸な事態を招くことがわからないのでしょうか。
かつて、市長が公用ツイッターで「恫喝された」と大ウソをでっち上げ、また診断書のコピーを裁断して黒塗りの診断書しか見ていないと議員を糾弾し、議員やその家族を病気にまで追い込んだことを忘れたのでしょうか。
市長は、すでに市長の支持者が記者の顔写真を載せたツイートをばら撒いていることを知っているのでしょうか。
それとも自分が賞賛され、自尊心を充足させるためなら、そんなことは意に介していないのでしょうか。
行政の公式チャンネルがこうした状況を作り出すことは許されることではありません。
行政は、人権侵害にもっとも敏感であるべきことがわからないのでしょうか。
[注]市長は7月28日ツイッターに記者会見の動画を載せました。
安芸高田市定例記者会見(2023年7月)前編はこちら
安芸高田市定例記者会見(2023年7月後編はこちら
なぜ、今までのように、市のホームページや市長のツイッターに載せないので、「YouTube 安芸高田市公式チャンネル」だけ載せたのでしょうか。
唯一心当たりがあるのは、2時間に亘る記者会見の大半を使って中国新聞の記者を攻撃する市長の姿を見て、安芸高田市内には眉をひそめる市民はいても、ほめる称える市民はいません。
市長としても、1年余り先には選挙の洗礼を受ける立場ですので、多くの市民が見ている市のホームページや市長のツイってターで、人間性さえ疑われる姿を公表することは、避けざるを得なかったのでしょう。
ところが、市長には、「カッコイイ!ガンバッテー!」と歓声を上げる熱狂的な支持者には、「偏見報道をするマスコミに対峙する姿」を見て欲しい、そして賞賛の嵐を受けたいという強い願望があります。
そこで、市民が余り見ていない「YouTube 安芸高田市公式チャンネル」だけに載せるという方法を取ったのでしょう。
「YouTube 安芸高田市公式チャンネル」を見ると特徴的なことがわかります。
市の行事等は余り載っていませんが、市長の記者会見だけは毎回載っています。
他市町の「YouTube 公式チャンネル」には、記者会見はほとんど見ることはできませんので、市長は「いかに記者会見をネットに載せることにこだわっているか」がよくわかります。
そして、以前は「視聴者のコメント」は載せていませんでしたが、今回からは堂々と載せています。
案の定、「YouTube 安芸高田市公式チャンネル」には、27日の夕方までに合計586件のコメントがついています。
そして、そのコメントは、市長への賞賛、激励と中国新聞と記者に対する誹謗中傷、個人攻撃が満ち溢れているのです。
賞賛され自尊心を充足させたい市長はほくそ笑み、心から満足していることでしょう。
しかし、市長は、こうした悪意を持って人を貶める情報には、何の事実も知らない野次馬がいなごのように群がり、正義の味方の如く徹底して誹謗中傷を繰り返し、場合によっては不幸な事態を招くことがわからないのでしょうか。
かつて、市長が公用ツイッターで「恫喝された」と大ウソをでっち上げ、また診断書のコピーを裁断して黒塗りの診断書しか見ていないと議員を糾弾し、議員やその家族を病気にまで追い込んだことを忘れたのでしょうか。
市長は、すでに市長の支持者が記者の顔写真を載せたツイートをばら撒いていることを知っているのでしょうか。
それとも自分が賞賛され、自尊心を充足させるためなら、そんなことは意に介していないのでしょうか。
行政の公式チャンネルがこうした状況を作り出すことは許されることではありません。
行政は、人権侵害にもっとも敏感であるべきことがわからないのでしょうか。
[注]市長は7月28日ツイッターに記者会見の動画を載せました。
安芸高田市定例記者会見(2023年7月)前編はこちら
安芸高田市定例記者会見(2023年7月後編はこちら
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