田邊議員が22日にユーチューブで議会報告をした冒頭で、次のような「お願い」をしました。



議会事務局へ、「議員にこういうことを伝えたい」とか苦情の電話は控えていただきたい。

通常業務が出来ない情況にあります。

議員に言うのが一番なのでしょうが、それをする術がないから事務局へという形になっていると思うのですが、ご協力をお願いします。(要約)




この、田邊議員のユーチューブを受けて、市長石丸が早速次のようにツイートしました。



田邊議員のおっしゃるとおり、議会事務局の職員は対応に苦慮しています。(中略)

もっとも、こうなったのは議員がそれぞれの連絡先を非公開とし、事務局を窓口としたためです。

あらゆる意味において、責任は議員にあります。




そして、市のホームページの議員名簿を指し示して主張の根拠を示し、代替の手段を取るよう犬笛を吹きます。



従来はこちらのページに議員ごとの連絡先が掲載されていましたが、いつの間にか削除されました。(中略)(何かメッセージを送りたい場合、電話は込み合うので、書面が望ましいように思います)



さて、事実関係を含めて、いくつか指摘します。



まず、「議員がそれぞれの連絡先を非公開」とありますが、その原因は、市長石丸の「ウソまででっち上げた劇場型政治」によって、議員に対する嫌がらせ、誹謗中傷、無言電話が続発する状況の中で、中には議員やその家族の心身が疲労し、病気になったことさえありました。

こうした事態を防ぐために、やむ終えなく取られた処置であるということです。

市長石丸は、議員が連絡先を非公開にせざるを得ない状況を作った当事者であるにもかかわらず、この事実を完全に無視して、議員に責任をかぶせているのです。


また、市長石丸は、ネット住民に「迷惑電話をしない」よう呼びかけるのではなく、「何かメッセージを送りたい場合、電話は込み合うので書面が望ましい」と、反対に「書面でするよう」煽っています。

つまり、こうした迷惑行為を抑えるのではなく、代替の手段さえ指し示しているのです。



つまり、市長石丸にとっては、ネット住民から議員や議会事務局に送られてくる嫌がらせ、誹謗中傷、無言電話は迷惑行為ではなく、「石丸政治の輝かしい成果であり、自分の意に沿った歓迎すべきメッセージ」なのです。

市長石丸がこうした考えを持っている以上、状況は悪くなっても良くなることはありません。



一方、安芸高田市内においては、市内版の電話帳にそれぞれの議員の電話番号が載っており、市民には何ら不自由はありません。

不自由なのは、市長石丸に煽られた市外のネット住民と、ネット住民からの嫌がらせ、誹謗中傷、無言電話等によって疲弊し病気になる議員の姿を見ることができない市長石丸だけです。

つまり、困るのは市外のネット住民と市長石丸だけで、安芸高田市民は何ら困ることはありません。



市民は、市長石丸が特定の議員を標的にした「劇場型政治」をやめ、ネット住民を煽ることをやめることが、議会事務局への電話の集中を解決する最善の策であることを知っています。

ところが市長石丸には、議員が誹謗中傷を受け、議員や家族が疲弊していくのは「歓迎すべき出来事」であり、そして、自分の存在(人気)が「劇場型政治」や「ネット住民」に支えられていることをよく知っている市長石丸は、更に過激な行動に走ることはあっても、決して止めることないでしょう。



つまり、安芸高田市民には、この事態を解決する唯一の方法は市長を変えることしかないのです。
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