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SMAP絡みの圧力はそもそも飯島氏発祥? テレビ局員を悩ませた「飯島詣で」の悪しき風習も

 元SMAPの稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾を番組に出演させないようにテレビ局に圧力をかけた疑いがあるとして、公正取引委員会から調査を受けたジャニーズ事務所。7月25日発売の「週刊文春」(文藝春秋)は、嵐の元マネージャーが圧力をかけたと報じている。

「この元マネージャーは、藤島ジュリー景子副社長の右腕と言われていた人物を指している。ジャニーズ社内で展開されていたジュリー副社長と、現在“新しい地図”を率いるSMAPの元マネージャー・飯島三智氏との対立構造が、今なお続いていることを示しています」(芸能事務所関係者)

 今回は”ジャニーズの圧力”の被害者となっている形の飯島氏。しかし、そもそも飯島氏は、圧力をかける側の人間だったという。

「ジャニーズ事務所というと、退所したタレントを干したり、ライバル関係にある男性グループを干したりするというイメージがありますが、そういった豪腕を先頭に立って振るっていたと言われるのが飯島さんです。特にSMAPがブレイクした後は、いろんな形で“圧力”らしき行為があった。直接的なものはそれほどなかったとしても、SMAPを起用したいテレビ局側が飯島さんの機嫌を取るために、いろいろと忖度して動いていたのは間違いありません」(テレビ局関係者)

 そして、そんな飯島氏の豪腕を上手く活用していたのが、ジュリー副社長だったとも言われている。

「飯島さんの豪腕のおかげで、SMAPだけでなくジャニーズのタレント全部が特別扱いになっていったところはある。飯島さんが、局のスタッフと強い感じで交渉してくれたから、ジャニーズ事務所全体が怖がられるようになったという感じでしょうか。ジュリー派にとってみれば、飯島さんが悪者になったおかげで、そのほかのタレントを高く売ることができたという側面もあるでしょうね」(同)

 かつては、テレビ各局の幹部が飯島氏に手土産を持って挨拶に行く「飯島詣で」なる悪しき風習もあったというから驚く。

「飯島さんに高級ブランドのバッグなんかをプレゼントして、ご機嫌を伺うテレビ局スタッフも少なくなかった。飯島さんがジャニーズ事務所を辞めたことで、挨拶に行かなくて済んだとホッとしている局員も多いほど」(別のテレビ局関係者)

 そんな飯島氏が今や圧力を受ける側に回っているとは、なんとも皮肉な話だ。

最終更新:2019/07/28 12:10
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