我が家のボス。アポロン。

飼い主の私との信頼関係。

 

たまに、うさぎって懐きますか？とか、どうやったら懐きますか？と尋ねられることがあります。

 

懐く＝信頼関係ともいえると思いますが・・・。

調べると、信頼関係とは、「お互いに信じて頼りあえる相互関係が出来上がった状態」ということだそうです。

具体的には、どうか？というと。こんなキーワードもあります。

 

相互理解、騙さない、嘘つかない、裏切らない、安心、予測と結果が一致する、利益がある、不利益がない、対等、etｃ・・・。

 

ここで、まずおうちの子が、飼い主（自分）をどんな風に思っているのか想像してみてください。

 

ポジティブなやつ

 

美味しいものをくれる人、一緒に遊んでくれる人、へやんぽなど、したいことをさせてくれる人、自分の好きなものや、ほしいものをわかってくれている人、嫌なことも知っている人、自分に好意をもってくれている人、何を考えているかよくわかる人etc・・・。

 

ネガティブなやつ

 

掃除をして縄張り荒らす人、爪を切る人、抱っこしてくる人（好きな子もいるが）、病院に連れて行く人、お給餌や薬を飲ませる人、怒る人、大きな声を出す人、うるさい人、何を考えているかよくわからない人、etc・・・。

 

そう考えると、信頼関係って・・・。

 

相互の意思疎通ができており、対等な関係である

行動を強制でなく、自分で決められる関係である

お互いの行動が予測できる関係である

お互いに安心や利益が得られる関係である　　

ネガティブなこと以上にポジティブが上回っている関係　ect・・・。

 

保護っ子さんたちのお世話をしていると、ほんとにいろんな感情をもつ子たちがやってきます。

元々の性格もあるとは思いますが、逃げる、怒る、ビビり、噛みつく、威嚇、おとなしすぎる、神経質、偏食、など、とくに問題行動（症状）かな？と思われる事柄に視点をあてて観察してみると、その子がそれまでどんな場所でどんな風に暮らしていたのか、元飼い主とどんな風に接していたのか？は、なんとなく想像できます。

（想像力を働かせるのってとっても大事）

 

うさぎに限らず、動物たちの行動には、なにかしらの意味があることが多いので、動物たちと接する際には、動物たちを観察し、その行動にはどんな意味があるのか？どんな気持ちがかくれているのかを意識して接してみるとよいのかなぁと思います。

そしてその気持ちに心を寄せて、ときには〇〇って思ってるんだね・・・などと声をかけて接することもよいのかなぁと思います。

 

余談ですが、こちらの記事もどうぞ。

私もムツゴロウさんみたいに、仲良くなるために、その動物を演じるように接することが多いかなぁ。

猫とモルの鳴きまねは、本人たちも「？」と周囲をさがすくらい得意よ

絶対、変な人間と思われているに違いない