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隅のマガリ四目

隅のマガリ四目
 隅のマガリ四目とは次に二例示したこういう形をいう。
 『日本囲碁規約』では、「隅のマガリ四目は死に」と規定されている。その根拠とするところは「コウづくし」という考え方である。



黒から打つ手はなく、
白からはいつでも取りに行くコウの形ができる。






隅の曲がり四目

図1


2020030623342514a.gif




黒石に囲まれている4個の呼吸点がカギ形に曲がった形になっていることから「曲がり四目」と呼ばれます。

この黒はこのままで活きています。

図2

2020030623361675f.gif


その「曲がり四目」が隅に移動したのが左図です。

つまり、この黒の形が本来の「隅の曲がり四目」です。

この形は黒から打てば「黒活き」、白から打てば「コウ」になります。(勝手読み№11参照)


中央の曲がり四目と隅の曲がり四目との大きな違いは、中央では無条件活きであるのに隅では白から打てばコウになってしまうことです。
この点が重要です。

図3
202003070119359b1.gif



さて、ここでちょっと復習です。

左図の形はなんだったでしょうか。

そうです、セキですね。

もし黒が手を出すと全部取られてしまう。

そして白が手を出すと・・・


図4
20200307012137436.gif



この様になります。

これは図1と同じで「曲がり四目」ですから黒の活き形です。


つまり、図3の形からは黒も白も手を出せない。

手を出すと相手の利益なってしまいますから。

図5
20200307012617b2f.gif




では、図3の形を隅に移動するとどうなるか。

中央ではセキでしたが、隅のこの形はちょっと事情が違っています。


黒から手を出せない理屈は図3と同じですが・・・


図6
20200307012800346.gif



白から手を出すと・・・

図7
20200307012853c63.gif


この形は図2と同じで「隅の曲がり四目」です。
しかも次は白番です。

と言うことは、コウになります。


白から手を出した場合、中央では黒を活かしてしまい黒の利益に直結しましたが、隅ではコウに出来ますからただちに黒の利益につながるわけではありません。

 つまり、図5の形は黒からは手を出せないが白からはいつでも隅の曲がり四目からコウに持ち込める権利が残った状態だということです。

 さて、図5の形では黒から手を着けないのは当然ですが、白も通常手を着けることはありません。なぜなら黒から何の手段も無い所をわざわざ慌ててコウにして事件を起こす必要もないからです。

で、結局双方とも手を出さず、図5の形が終局までそのまま残るのが普通です。この終局まで残ってしまった図5の形をどのように扱うか、というのがいわゆる「隅の曲がり四目問題」なのです。

図5(再掲)
20200307012617b2f.gif


 このコーナーでは結論のみ書いて終わりにします。


 左図の形が終局まで残った場合、日本囲碁規約に従った死活判定によると、「黒石は死」です。


 例えどんな強力なコウ立てを黒が持っていようとも、黒石は死と判定されます。


http://www.vimage.co.jp/~iehiro/cgi-bin/gocaffe/katte017u8.htm
https://archive.vn/UHsfd









隅の曲がり四目


白からは全く手が出ないのに、黒からはダメが詰まった後、いつでも①と打ってコウにする手段がある。

このような特殊な形を「隅の曲がり四目」(すみのまがりしもく すみのまがりよんもく)といいます。

隅の曲がり四目は、平成元年に定められた『日本囲碁規約』第七条の2項により、死と定められています。


 つまり、この形はこのままで白、死にです。黒はコウにする必要もありません。

終局の仕方は。。

黒 (コウにする必要もないので)「パス」
白 (白からは手がでませんから)「パス」

終局
 
生き死にの判定  「隅の曲がり四目」で死にが確定 

ということになります。

もし、相手の方が納得いかないようでしたら、静かに、

「平成元年に定められた『日本囲碁規約』第七条の2項により、この形は死と定められています。」







黒からは手出しできない形ですが白からはコウにする事が出来る、白有利な形と云えます。
黒からは手出しができず白からはコウにする事が出来る形を「隅の曲がり四目」といいます。
日本囲碁規約では隅の曲がり四目は死にと規定されています。
では死に形と判断するその根拠はどの様な理由からでしょうか?

 日本囲碁規約
1図の状態から白は何時でもコウに仕掛ける事が出来る。 即ち白は黒からのコウ材が無くなった時点で仕掛ければ良い訳です。
黒からは手出しは出来ず、白からはコウに仕掛ける手段がある事から日本囲碁規約では「隅の曲がり四目は死」と取り決められています。
ただし、隅のマガリ四目を取り囲んだ外部の石に眼がない場合は、コウを仕掛けたりすることによって実戦的に解決することになります。

しかし、白が有利とはいえ無条件死とは何かシックリしないものが残ります。
コウ材をすべてなくすることはできないからです。
中国ルールでは、隅の曲がり四目は実践的に解決するとなっています。
中国ルールでは自陣に手を入れても損はしないのでコウ材を潰すことができます。
また、両コウに対しては超コウルールにより対処できるようです。
しかし、3図のような場合は、隅の曲がり四目は死ではなくなります。

3図
WS000010.jpg
 左上の白は日本ルールではもちろん死です。
 中国ルールでは、白がそれに同意しなければ黒は実際に取りに行かねばならない。
 しかし、右下に白から一劫あり黒は劫に勝てません。
 ということはこの白はセキ生きということになります。
 これで黒が具合が悪ければ、この局面になる前にコウをしかける必要があるでしょう。


隅の曲がり四目に関しては、日本ルールより中国ルールのほうが合理的な気がします。







隅の曲がり四目(ルール解説) goo.gl/DUHHEj
2016-12-24 23:50:20
芝野龍之介 @igospicyspy
@Shiraishi_igo 中国ルールでも曲がり四目は死にのはずですよ。ダメを詰め終わった後に自陣に手を入れるのは損しないので取らなきゃいけないとしても何も変わらないですが、ルール的にも死にだっだと思います。、
2016-12-25 00:06:11
白石勇一 @Shiraishi_igo
@Shiraishi_igo 情報ありがとうございます。中国ルールについては、正確な知識を得る方法が無いもので。消せないコウ立てもありますが、関係なく死にという事でしょうか。
2016-12-25 00:19:06
芝野龍之介 @igospicyspy
@Shiraishi_igo 関係なく死にのはずです。チトウ先生が中国で曲がり四目出てきたときにルール分からなくて取らず、検討で死にかどうか聞いたら、何言ってんのっていう目で見られたと言ってました。






<追記>
中国ルールでも、隅の曲がり四目はそのまま死にであるという情報を頂きました。
長年勘違いしていたようです。
詳しい事情をご存知の方がいらっしゃったら、お知らせ頂きたいと思います。
gotanda@igosiraishi.com

<さらに追記>
場合によっては、中国ルールでは生き返るケースもあるという説が出て来ました。
あまり不確かな事は言えないので、私には分からない、としておきます。







隅のマガリ4目がなぜ死型なのかわかりません。
コウにしたり、2手かけてとっちゃえば死なないですよね。

補足
では、もしコウにして生き型になっても、ルール違反ですか?

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mk4********さん 編集あり2011/10/2807:54:41
私も初級者ですがその程度ならわかります。
一方からはコウにする手段があって、他方からは手出しができない。
そのときコウにする手段がある方を優位とみて、ルール上無条件死と定められています。

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ID非公開さん 2011/11/501:31:43
つまり隅の曲り四目は片方がいつでも自分がとり番のコウにできる状態で、極端な話、コウ材をすべて潰していけば無条件で取れるからこれは死んでいると日本のルールでは決まっているのです。

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てぃすけさん 編集あり2011/10/3001:46:22
中国ルールでは、無条件死ではないです。わしもこのルールだけは欠陥だと思います。一方的にコウにできるから死と認定なんて、虫がよすぎます。コウは勝ってこそなんで、勝ってもないのに、全部取れるなんてどう考えたっておかしい。よく一方的に権利があるからという理論がありますが、その権利はしかけない以上放棄と考えるべきです。したがってセキと主張されても当然だと思います。

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sae********さん 編集あり2011/10/2821:38:45
日本囲碁規約に以下のような条文があります
第七条-2 第九条の「対局の停止」後での、死活確認の際における同一の劫での取り返しは、行うことができない。ただし劫を取られた方が取り返す劫のそれぞれにつき着手放棄を行った後は、新たにその劫を取ることができる。

つまり死活確認の際のコウダテはパス以外に認められていないのです

白から黒を取りに行くと

○○○弍●○┬┬
壱●●●●○┼┼
●●○○○○┼┼
○○○┼┼┼┼┼
├┼┼┼┼┼┼┼
├┼┼┼┼┼┼┼

四参┬●●○┬┬
五●●●●○┼┼
●●○○○○┼┼
○○○┼┼┼┼┼
├┼┼┼┼┼┼┼
├┼┼┼┼┼┼┼

┬○七●●○┬┬ ⑥
○●●●●○┼┼ パ
●●○○○○┼┼ ス
○○○┼┼┼┼┼
├┼┼┼┼┼┼┼
├┼┼┼┼┼┼┼

以上のように白から打つと黒を取り上げることができます
又黒から白を取りに行っても逆に取られるだけなので
黒死にが証明されます

追記
あくまで隅の曲がり四目を放置しそのまま終局を迎えたときの判断基準であり
対局中に打った手によって生き形を得られた場合には生きと判断されます

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mic********さん 2011/10/2810:58:21
そのへんが、初心者に言葉で「隅の曲がり4目は、ルール上、死に」と説明したときに生じる勘違いですかね。

実戦の中で、対局の途中、「あれ?ここに打てばコウになるんじゃないの?」という手段に気がついたら、どうぞ、打って構いません。コウに勝って活きる手があれば、そうしていいんです。
手段が生じる以上は、「これはルールで死にって決まっているから、ここに打ってもだめ」なんていうことはないんです。

このルールは、『終局して、石の死活を確認する段階において』は、「隅の曲がり4目は、ルール上、死に」になる、というものです。

なんで、わざわざルールで決めなければならないのか?と言うと、終局まで放置された隅の曲がり4目については、

『死にだと言うのなら、どうやって取れるのかやってみろ』といわれると、実際にはコウになるので、無条件では取れません。
しかし、ならば自分から打てば活きるのか?というと、自分から打っては3目中手になってしまうので手が出せません。

これをルール上で、石の死活を確認するという作業上では、「コウになってコウダテを打てば」という条件が認められません。
ということで、

終局して、石の死活を確認する段階では、「隅の曲がり4目は、ルール上、死にとする」ということだとでも覚えておいてください








【隅の曲がり4目】

隅の曲がり4目はツブレですが初級者には難しいので、そのルールがあることだけを覚えておいてください。 隅の曲がり4目とは 次のような形で 黒ツブレです。 白と黒が逆であれば当然に白ツブレです。

┌┬┬┬○●┬○① M11
├┼┼┼○●●●○
├┼┼┼○○○●┤ ①は有っても無くても同じ
├┼┼┼┼┼○●●
├┼┼┼┼┼○○○
├┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┤
└┴┴┴┴┴┴┴┘

┌┬┬○●┬○○○ M12
├┼┼○●●●●┤
├┼┼○○○○●●
├┼┼┼┼┼○○○
├┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┤
└┴┴┴┴┴┴┴┘


ただし、上記のM1図とM2図で外側の白が破れた場合において内側の黒が完全な生き石となった場合は 内側の3子はトラレになります。

┌┬┬○●┬○○○ M13
├┼┼○●●●●┤
├┼┼○●○○●● たとえば、このような図の場合・・・
├┼┼┼○┼┼○○
├┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┤
└┴┴┴┴┴┴┴┘

┌┬┬○●┬○○○ M14
├┼┼○●●●●┤
├┼┼○●○○●● 次の1から3のようになって
├┼┼┼○②❶△△ △がトラレでしまい 黒は完全な生き石です。
├┼┼┼┼┼➌┼┤ こうなると 隅の曲がり4目ではありません。
├┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┤
└┴┴┴┴┴┴┴┘


攻め合いになる場合

┌┬┬○◆┬◇◇◇ M15
├┼┼○◆◆◆◆┤
├┼●○○○○◆◆ このような図の場合・・・
├┼○┼┼┼●□□ 白は黒に□を獲られてしまうと
├┼┼┼┼┼●□┤ ◆が復活して◇が黒に捕獲されてしまいます。
├┼┼┼┼┼●□┤
├┼●┼●┼●□┤
├┼┼┼┼┼●□┤
└┴┴┴┴┴┴●┘

┌┬┬○◆❺◇◇◇ M16
├┼┼○◆◆◆◆④ 黒から打っていくと・・・
├┼●○○○○◆◆ 
├┼○┼┼┼●□□ 
├┼┼┼┼┼●□┤
├┼┼┼┼┼●□②
├┼●┼●┼●□┤
├┼┼┼┼┼●□❶
└┴┴┴┴┴┴●➌

┌┬┬○●●┬┬┐ M17
├┼┼○●●●●┤
├┼●○○○○●● 途中経過
├┼○┼┼┼●○○ 
├┼┼┼┼┼●○┤
├┼┼┼┼┼●○○
├┼●┼●┼●○┤
├┼┼┼┼┼●○●
└┴┴┴┴┴┴●●


┌┬┬○●●┬⑥➒ M18
├┼┼○●●●●⑧
├┼●○○○○●● 黒9と⑧を取ってコウになりました。
├┼○┼┼┼●○○ これは黒からの1手ヨセコウです。
├┼┼┼┼┼●○┤
├┼┼┼┼┼●○○
├┼●┼●┼●○┤
├┼┼┼┼┼●○●
└┴┴┴┴┴➐●●


┌┬┬┬┬┬┬┬┐
├┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┤
└┴┴┴┴┴┴┴┘








囲碁で、隅の曲がり4目は死ですよね。 詳しく理由を教えてください。
質問者:カンマエサイコーさん回答数:4 閲覧数:104

囲碁で、隅の曲がり4目は死ですよね。
詳しく理由を教えてください。
質問日時:2016/11/11 21:38:08

解決日時:2016/11/15 19:10:03

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ベストアンサーベストアンサーに選ばれた回答
回答者:sae********さん回答日時:2016/11/14 22:10:07

まず 日本の囲碁のルールを確認してみましょう

第七条(死活)
1 相手方の着手により取られない石、又は取られても新たに相手方に取られない石を生じうる石は「活き石」という。活き石以外の石は「死に石」という。

活き石・死に石の定義についての規定です
相手方から着手されても取られない石は「活き石」
相手方から着手されて取られたとしても新たに相手方に取られない石を生じ得る石は「活き石」
(例えばウッテガエシで相手の石を取っている場合)
それ以外は全て「死に石」となります


第七条-2
第九条の「対局の停止」後での、死活確認の際における同一の劫での取り返しは、行うことができない。ただし劫を取られた方が取り返す劫のそれぞれにつき着手放棄を行った後は、新たにその劫を取ることができる。

死活確認時でのコウの扱いについての規定です
死活確認時 コウダテはパス以外認めない と定められています
取り返したいコウを指定してパスをすることで 次に指定したコウを取り返すことができるようになります


それでは実際に隅の曲がり四目で死活確認をしてみましょう

隅の曲がり四目の状態です 曲がり四目になっている白石が「死に石」かどうか確認を始めます
黒から着手をして白石を取りきってしまうことができれば白石は「死に石」だということになります

├┼┼┼┼┼┼
●●●┼┼┼┼
○○●+┼┼┼
├○●●●┼┼
●○○○●┼┼
●●┴○●┴┴


まず黒は壱と白石をアタリにします 白は弐と黒4子を取ります

├┼┼┼┼┼┼
●●●┼┼┼┼
○○●+┼┼┼
弐○●●●┼┼
●○○○●┼┼
●●壱○●┴┴


次に黒は参とオキます 白の抵抗は四とホウリコムくらいです
黒は五と抜いてきます

├┼┼┼┼┼┼
●●●┼┼┼┼
○○●+┼┼┼
○○●●●┼┼
五○○○●┼┼
四参┴○●┴┴


白は第七条ー2の規定により すぐに伊と取り返すことはできません
白はコウダテとして伊のコウを指定してパスすることになります

├┼┼┼┼┼┼
●●●┼┼┼┼
○○●+┼┼┼
○○●●●┼┼
●○○○●┼┼
伊●┴○●┴┴
六 パス


黒は七と打ち白を打ち上げることができます
死活確認の結果 白石は黒に着手されると取り切られてしまうので
「死に石」ということになります

├┼┼┼┼┼┼
●●●┼┼┼┼
○○●+┼┼┼
○○●●●┼┼
●○○○●┼┼
└●七○●┴┴
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質問した人からのコメント
回答ありがとうございます!
勉強になりました。
コメント日時:2016/11/15 19:10:03

ベストアンサー以外の回答
3件中1~3件を表示しています。

回答者:yul********さん回答日時:2016/11/14 22:08:18

取りに行く手段があって(実際にはコウになる),生きる手段はない,

そういう場合は死,というルールにした.
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回答者:本因坊に(星の)なな子はん(さんきゅう)さん回答日時:2016/11/12 00:14:14

死であり死でないと言うべきです。
正確には、劫を争うために自陣に手入れをする必要があります。
ただ、石数の総和は劫材を減らしても損をしないため便宜上死として考えているだけです。
ただし、その劫を争わないと盤面全体が死ぬ場合は実戦解決です。
よく言うのは、駄目の占有権問題程度という言葉で盤面3目手残りという言葉です。
日本では、死で通用として扱います。あえて劫を仕掛ける責務はありません。
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回答者:sai********さん回答日時:2016/11/11 21:40:53

死んでいることにしているのです。本当はコウなんです。ただ、コウ材がなくなってから仕掛けられると、結局は死と同じことになるから、死と定義つけているのです。
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「隅の曲がり四目」についてですが、「隅の曲がり四目」は隅の曲がり四目になった段階では「隅の曲がり四目」ではないわけですから、「隅の曲がり五目」と呼ぶべきだと思うのですが、間違ってますか?

どうして「隅の曲がり四目」と呼ぶのでしょうか?
囲碁に詳しい方、プロ並びにプロ団体関係者の方、その他わかる方お願いします。

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ぴろさん 2016/5/319:04:00
中ダメを詰めて相手に取らせる石の形が「隅の曲がり四目」という事ですね。

「隅の曲がり四目」に限らず、中手も相手に取らせる石数で、四目中手とか五目中手と表現するので、「隅の曲がり四目」も、通常の「四目中手」とは区別して、この呼び方になってます。

「隅の曲がり五目」だと、生き、もしくはセキになってしまいます。






囲碁で黒が「曲がり4目」になりました。これは黒の無条件に「死」ですか。「セキ」ですか。セキにしないなら白の方から「コウ」にもっていくことができるのですが。

セキ,コウ,コウダテ,死に石,マガリ,囲碁,曲がり4目
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min********さん 2011/3/2908:53:44
これは典型的な「隅の曲がり四目」です。
「日本のルール」だと、周囲の黒が生きている場合には、白は「無条件の死」となります。

白から仕掛けることができず、黒からはすべての「コウ材」を解消して、「コウ」にもっていける状態なので、「ルール」として前述のように取り決めしたものです。

「中国ルール」だと、黒から曲がり四目のところに打って、白は中手を避けて「コウ」に仕掛けることになります。

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質問した人からのコメント2011/3/29 09:27:59
皆さん 丁寧な説明有り難うございました。これからも囲碁上達のために頑張ります。

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烏鷺生さん 2011/3/2907:54:21
この白は『無条件死』黒三子は「活き石」であり、白七子は「死に石」である。
1図、2図は白七子が「死に石」である理由。
死活例7-1 -----1図------ 2図 ⑥パス
●●●┬○●┬┬ ●●●②○●┬┬ ④37○○●┬┬
├○○○○●┼┼ 1○○○○●┼┼ 5○○○○●┼┼
○○●●●●┼┼ ○○●●●●┼┼ ○○●●●●┼┼
●●●┼┼┼┼┼ ●●●┼┼┼┼┼ ●●●┼┼┼┼┼
├┼┼┼┼┼┼┼ ├┼┼┼┼┼┼┼ ├┼┼┼┼┼┼┼
├┼┼┼┼┼┼┼ ├┼┼┼┼┼┼┼ ├┼┼┼┼┼┼┼

日本囲碁規約逐条解説に、上記の解説と図が載っています。第2図、第3図は『黒がコウダテを無くしてから劫を仕掛ければこの白を取ることができるが、白は手出しできないので白無条件死とする。』という意味です。
終局時、黒は手入れなしでこの白石を取ることができます。上に書いた『コウダテを無くす』手も打つ必要はありません。
但し、外側の黒石が白に包囲されて活き形(2眼またはセキ)を得られない場合、黒は劫を仕掛けて白を取らねばなりません。
中国ルールでは、『隅の曲がり四目無条件死』の規定がないので、黒が劫を仕掛けず、このまま終局すれば、セキとなります。

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hos********さん 編集あり2011/3/2906:29:19
これは無条件でマガリ四目の白死ですね^^
図1の形は白先コウか黒先中手、もしくはマガリ四目です。
とは言え、図1の上の図だけでも出入り16目あるから
大抵の場合大ヨセ段階でどちらか解消すると思います。
図2は無条件でマガリ四目ですね。

図1
┬┬┬┬●○┬●┐
┼┼┼┼●○○○┤
┼┼┼┼●●●○○
┼┼┼┼┼┼●●●
┼┼┼┼┼┼┼┼┤

┬┬┬●○┬●●┐
┼┼┼●○○○○┤
┼┼┼●●●●○○
┼┼┼┼┼┼●●●
┼┼┼┼┼┼┼┼┤

図2
┬┬┬┬●○┬●┐
┼┼┼┼●○○○●
┼┼┼┼●●●○┤
┼┼┼┼┼┼●○○
┼┼┼┼┼┼●●●

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ID非公開さん 2011/3/2903:57:24
プロを目指していたものです。これは白が死です。白からは手を入れられなく黒から打てばコウになります。しかしこれはセキではなく白が死なのです。正直理由は私にもよくわかりませんw しかし理由は要りません。すみの曲がり4目は死と覚えておけば良いのです。おそらく白からは手がいれられなくて黒から打つとコウという特殊な形だからそのようなルールを人間がつけただけでしょう。

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mms********さん 2011/3/2900:06:07
白の無条件死です 白からはダメをうめることはできませんが 黒からはこうに持ち込むことができるので日本棋院のルールで無条件死にということになっています 中国ルールだとちょっと 違うみたいですが

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道肖さん 2011/3/2823:15:54
このままではセキですね。白からの手段はありません。黒が地にしたければ
曲4に当ててのコウですがコウ材が無くなってから打てるので結局、黒地。






jag********さん2012/3/2213:15:19
中国ルールで曲がり四目はセキになると知りました。
他にも、中国ルールはありますか?
よろしくお願いします。

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yut********さん 編集あり2012/3/2317:28:02
ありますよ。特に整地の仕方がだいぶ日本とは違います。
日本は(地-(マイナス)取られた石)を数えるのに対し、中国ルールでは(地+盤上の生きている石)を数えます。
いいかえると、日本ではいかに大きな地を囲うかを競い、中国では盤上にいかに自分の石を多く置くかを競う、ということです。つまり、自分の地に手を入れても損にはなりません。ダメも価値のある手になります。
また、互先の場合、日本ではコミが6目半ですが、中国では7目半です。

このほかにも書ききれないほどたくさんあります。

http://www.google.co.jp/url?q=http://sowhat.ifdef.jp/igo/chinese/&s...

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質問した人からのコメント2012/3/25 13:31:31
降参 ありがとうございました。
日本ルールに慣れてるからか、日本の方が分かりやすいです。
曲がり四目は中国が分かりやすいです。





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ab_********さん 2012/3/2310:25:15
打ち上げてしまえば、曲がり四目も死となると思います。

その他には、置き碁の際に、最初の置き石を自分の好きな場所に設定できるというユニークな特徴があります。

また、盤上に存在している自分の石の数が得点になるため、ダメを詰める手も点になります。
同じ理由から、自分の陣地を埋めるような手(手入れ)も、マイナスポイントにはならないことになります。

大きな相違点は、この2点だと思います。








隅の曲り四目について中国ルールと日本ルールの違いについてpurestintheworldさんから解答していただき疑問がとけました。ありがとうございました。中国ルールでは駄目という言葉がないんですね。

中国ルールでは終局後(日本ルールの駄目詰め完了後)、手入れの必要のない地に用心のため一手いれても勝敗に関係ないんですよね?
手入れが必要か必要でないかを見極め判断することも棋力のうちですから、やはり日本ルールの方がいいと思いますが、間違っていますか?
また、隅の曲り四目ができて実践的に解決することになったり、日本ルールの駄目詰め完了をもって終局とすると対局時間が長くなり、アマチュアの長考派は時間切れ負けになっちゃうことが起こりますので、やはり日本ルールがいいとおもうのですがいかがでしょうか?

補足
YAHOOのネット対局していたとき、隅の曲り四目ができて、手入れを要求されました。日本ルールは部分的に死であり、他の部分の劫材を消すための手入れは不要と答えました。
中国ルールの方が実践的で分かりやすいようですが、自分の地に必要のない手入れしたとき、日本ルールなら負けとなり、中国ルールなら勝ちとなることが起るのですよね。
国際棋戦ではルールはどうなっているのでしょうか?

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ピュアレストさん 2008/3/520:14:37
>中国ルールでは終局後(日本ルールの駄目詰め完了後)、
>手入れの必要のない地に用心のため
>一手いれても勝敗に関係ないんですよね?
ダメ詰め後であれば関係ありません。

>手入れが必要か必要でないかを見極め判断することも棋力のうちですから、
>やはり日本ルールの方がいいと思いますが、間違っていますか?
私の書き方が不十分なために誤解されてしまったようで、申し訳ありません。
実際には手入れが必要な場合、ダメを詰める前に手入れをするので、
日本ルールと同じことになります。
「手入れが損にならない」というのは書き過ぎでした。
中国ルールではダメ詰めも一目のヨセになりますから、
終局後のコウダテ消しの手入れ以外は日本ルールと同じですね。
コウが絡んだ場合に全局的に実戦解決できるので、
局所的な生き死にの判定(珍形ができた場合)を必要としないと書くべきでした。

>アマチュアの長考派は時間切れ負けになっちゃうことが起こりますので、
>やはり日本ルールがいいとおもうのですがいかがでしょうか?
その点に関して言えば、日本ルールの方が問題が起きにくいと思います。
一長一短あるということですね。

>国際棋戦ではルールはどうなっているのでしょうか?
国際棋戦の場合は開催国のルールで戦うことになっています。
ですから、日本や韓国の棋士が中国で打つ場合には、
細かいところに気を遣う必要がありますね。
(隅の曲がり四目はめったにできないでしょうけれど、
例えば、目のできないところの半コウに放り込むと日本では半目損ですが、
コウが強ければ中国ルールでは得になるとか…。)

呉清源氏は中国ルールを提案していました。
一手コウ手入れ問題の当事者だったからでしょうか。
日本ルールではあらゆる珍形・奇形の生き死にを
あらかじめ判定しておく必要があります。
その判定結果が妥当かどうかという問題とか、
初めて出現した場合はどうするのかとか、
そういう問題をどれだけ重く見るかで考え方は変わるでしょうね。

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質問した人からのコメント2008/3/12 09:40:53
purestintheworldさんご丁寧な解答をいただきありがとうございました。アマチュアの大会で予選では持ち時間45分が多いと思います。中国ルールでは駄目詰めまでが1手の価値があるため長考派には非常に不利になります。日本では日本ルールが継続されることを希望します。







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