大磯高校2年生の小川智也さん(16)が8月8日〜14日にパシフィコ横浜ほかで開催された「ポケモンワールドチャンピオンシップス2023」のゲーム部門シニアカテゴリでオランダの選手を破り優勝した。小川さんは「優勝できてうれしい。真の『ポケモンマスター』であるマスターカテゴリ優勝を目指したい」と話す。
小川さんが出場したのは、ニンテンドースイッチのソフト『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』の対戦で世界一を決めるゲーム部門。ジュニア、シニア、マスターと年齢別にカテゴリが分かれており、小川さんは07年以降 10年以前生まれが対象のシニアカテゴリで国内の予選を勝ち上がった。
対戦は6匹の手持ちポケモンから2匹を連携させながら戦うダブルバトル。小川さんは、「今どんなポケモンの組み合わせが流行っているか、何が強いのかをSNSを使って情報収集するのが大切」と話し、大会には「ウーラオス(いちげきのかた)」「ウインディ(ヒスイのすがた)」「トリトドン(ひがしのうみ)」「ゴリランダー」「サンダー」「ニンフィア」の布陣で挑戦。「耐久が高いポケモンを揃え、守りも攻撃もできるチームにした」と振り返る。
ポケモンゲームとの出会いは小学校1年生の時。クリスマスプレゼントでもらった『エックス・ワイ』が始まりだった。19年に発売された『ソード・シールド』でネット大会に参加したところ思わぬ手応えを感じ、対戦の魅力を実感。大会に挑戦する中で実力をつけていった。
「実は昨年ロンドンで開催された世界大会の出場権も持っていたんです」と小川さん。渡航費が障壁となり、出場を断念したという高校生プレーヤーならではの葛藤も。来年の世界大会はハワイ開催。「受験もあるのでどこまでやれるかは未定」と前置きしつつ「長く続ける中で、もっといい成績を残していきたい」とはにかんだ。
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