中国の国営企業が今年に入り次々と人民武装部(人民解放軍が直接管理する武装した治安維持部門)を立ち上げており、今年だけで23の国有企業に人民武装部が設置されたと報道されています。
上海都市投資集団等の会社に設置されましたが、人民武装部の職員は勤務中に銃やその他の軽火器を装備できるので、一部の
ネットユーザー達は「連中は誰に銃を向けているのか⁉︎」と疑っている様子。
それも無理はなくて、今回人民武装部を設置したのは都市開発を行っている国営企業で、不動産バブルが弾け莫大な借金を抱えている企業ばかり。
人民は彼等に不満を抱え爆発寸前なので、先手を打って会社に軍事部門を立ち上げたのではないかと疑われています。
人民武装部を立ち上げた企業には、上海城投集团(上海都市投資集団)、武汉农业集团(武漢農業集団)、広東恵州水集団(広東の水道会社)、恵州交通投資集団(広東のインフラ整備企業)、蒙牛集团(内モンゴルフフホト市に本社を置く、世界シェア7位の乳業会社)等です。
rfa.org/mandarin/yatai
なんかもう会社に逆らったら銃で撃たれそうな雰囲気...これが最近の
国営企業の様子です。軍事部門まで持ち始めてますのでお付き合いの際はご注意を。
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