【詳報】立憲・大西氏が山際氏を追及「忘れていたのか、欺いたのか」

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 衆院予算委員会が17日開かれました。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と山際大志郎・経済再生相の関係、物価高対策など、積み重なる課題や疑問について岸田文雄首相がどのように答弁したのか。論戦をタイムラインでお伝えします。

16:20

「忘れていたのか、ばれないだろうと欺いたのか」

 立憲民主党大西健介氏は、山際大志郎経済再生相が外部からの指摘を受け、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との接点を「後出し」で認めるケースが続いているとし、「指摘を受けるまで忘れていたのか、それとも黙っていれば、ばれないだろうと我々を欺いたのか」と追及した。

 大西氏は山際氏と教団側との接点を複数挙げたが、山際氏は「2018年の会合で代表(韓鶴子(ハンハクチャ)総裁)をお見かけしたこと以外は記憶にない」と答弁した。大西氏は「そんな状態で、物価高対策や新型コロナ対策を担当する大臣が務まるのか。税金を使って会議に行っても、全部忘れるのではないか」と批判した。

16:05

首相、旧統一教会への解散命令請求「冷静に整理を」

 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)への宗教法人法に基づく「質問権」の行使について、立憲民主党の大西健介氏は「解散命令請求を前提にして行使するのか」と質問した。岸田文雄首相は「(解散命令請求を)今の段階で判断することは難しい。違法性と組織性がしっかりと確認されることが重要だ」と答えた。

 大西氏は「社会的問題がある団体だと考えるなら、解散命令を請求すればいい。最終的な判断は裁判所がする」と迫ると、首相は「社会的に問題がある団体だと政治の立場から判断をし、政治が主体的に関係を絶つ。しかし、政治責任と法的な判断は冷静に整理をしなければならない」と述べた。

15:00

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