ずさんだった「説明」、安倍派と教団の関係も触れず 「疑念晴れぬ」
榧場勇太
細田博之衆院議長は7日、「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」との接点について、9月29日に公表した内容も含めて再調査したとする結果を、衆院議院運営委員会を通じて明らかにした。新たに教団関連団体の会合への出席が4件増えて計8件になった。ほかに会合への祝電などの送付3件を認めるなど、追加・訂正が複数あった。今回も細田氏は記者会見をせずに文書を出しただけで、野党側は反発し、引き続き説明を求める。
7日午前、議長公邸に衆院議運委の山口俊一委員長(自民)、筆頭理事の盛山正仁氏(同)、笠浩史氏(立憲民主)の計3人が行き、非公開で約15分間、細田氏から説明を受け、山口氏が報道機関に説明した。
改めて公表した文書で明らかになったのは、前回の説明文書のずさんさだ。
教団関連団体の会合への出席…
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