「旧統一教会の問題、安倍派が標的に」 安倍派会長代理の塩谷氏
■自民党・塩谷立元文部科学相(発言録)
改めて安倍(晋三)会長に対して心からお悔やみ申し上げる。失意の中で約2カ月半が経ったわけだが、その偉大さを感じる。一方で残念ながら、国葬へのいろんな意見がある。
旧統一教会(世界平和統一家庭連合)の問題では、本当に我々が標的にされるような状況の中で、悲しみと、つらさ、不愉快さも含めて皆さん方が結束を乱さず、耐え忍んでいただいている。何が問題なのか、あるいは反社会的とはどういうことかをはっきり議論し、明らかにして、そういったことに対しては、(関係を)断絶しなきゃならん。被害者に対しても、救済はどうできるかを議論していくことが必要だ。
国葬は、在位最長の中で、大変なご功績を残した偉大な政治家の死を悼むということで、粛々と行っていただくことを切に望んでまいりたい。(会長代理を務める安倍派の研修会のあいさつで)
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- 【視点】
「標的」という言葉に考えさせられました。派閥の領袖である安倍氏が凶弾に倒れたこと。その安倍氏や父、祖父が旧統一教会の自民党への浸透を許したこと。そしていま安倍派が批判にさらされていること。支柱を失って結束を図りつつ、けじめを語らねばならない
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