豊中市、旧統一教会の関連団体をSDGs連携パートナーに 昨年9月

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 大阪府豊中市が、SDGs(持続可能な開発目標)に連携して取り組むパートナーとして、「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」の関連団体を登録していることがわかった。市は「昨年9月の登録時に関連団体と知らなかった。旧統一教会の問題が取り上げられる中、市民から不安の声もある」として、パートナーとしての活動を当面自粛するよう求めたという。

 市は昨年4月、「豊中SDGsパートナー登録制度」を創設。登録されるとSDGsの活動を市のホームページに掲載したり、専用のロゴを使ったりできる。8月12日現在、計102の団体が登録している。

 市は24日、登録されている「世界平和青年学生連合」の支部に聞き取りをして、教団の関連団体であることを確認。禁止事項に「宗教的目的を有する活動」と定めていることから、活動内容を尋ねると、「子ども向けのイベントをしたり、若者向けのフォーラムをしたりしたが、宗教活動はしていない」との説明を受けたという。

 世界平和統一家庭連合の広報部は、世界平和青年学生連合について「友好団体の一つ」としている。

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